日本史大戦略 Side-B 附 歴史を歩こう協会(旧東国を歩く会) ~日本各地の古代・中世史探訪~

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【東国を歩く会】第18回歩く日 猛将金子十郎家忠の故郷と青梅の三田氏城郭を歩く その1【虎柏神社】

2018-11-13 06:27:56 | 東国を歩く会
 昨日(2018年11月12日)は、クラツーにて講座を2本やらせていただきました。

 1本は「古墳の基礎知識と楽しみ方」で、もう1本は「律令国家の基礎知識と遺跡の楽しみ方」です。



 それぞれ、11名様のご参加をいただき、どうもありがとうございました!

 同じ内容の講座は11月19日(月)にいつもの場所ではなく、近畿日本ツーリストの新宿旅行サロン(東口降りてすぐ)でもやります。

 ⇒11月19日開催分に関してはこちらをご覧ください

 いつもの場所(新宿アイランドウイング)では、12月17日(月)にもやりますよ。

 ⇒12月17日開催分に関してはこちらをご覧ください

 古墳や古墳時代が終わった後の律令国家とは何なのか?というところから始めて、遺跡をどういう風に楽しめばいいかというところをお話ししますので、興味のある方はいらしてくださいね。

 さて、その前日の日曜日には、半年ぶりに東国を歩く会の「歩く日」を開催しました。

 総勢9名で、歴史歩きをするには最高のコンディションの下、青梅市内の主として城跡を歩き、埼玉県入間市にも一瞬侵入して帰ってきました。

 本日はその時の様子の一部を簡単にご報告します。

*     *     *


 前回開催したのは5月13日で、あの日は相模原方面を歩いたのですが、昼過ぎに雨が強く降ってきて途中で中止としました。

 あれ以来、私自身の経済的理由でとにかく仕事をしないと食べていけないため、まったく日にちを確保することができなかったのですが、たまたまクラツーも掃除もない日が発生したので、ここぞとばかりにメンバーに告知をして今回の開催となりました。

 今回の集合場所はJR青梅線の東青梅駅です。

 この辺は掃除の仕事でしょっちゅう来ているのですが、電車に乗って駅を降りたのは初めてです。

 事前情報として、土民(ところのひと)のオーメン長島さんから今回のコースには食事処がないと知らされていたので、まずは集まった方々に兵糧の確保のため駅前のスーパーに行っていただきます。

 出発時間の9時半になりました。

 あれ、ヒラさんが来ない・・・

 誰かが発した「間違って金子駅に行っちゃってたりして」という言葉にドキッとしました。

 今回は当初、JR八高線の金子駅を出発する予定だったのですが、これもオーメンさんからの提案で、メインとなる勝沼城跡は午前中に行った方がいいということで、東青梅駅集合に変更したのです。

 ただ、メーリングリストとこのブログと、さらにFacebookの3つで変更のお知らせを出しているので大丈夫だと思っていたのでしたが・・・

 するとS源寺さんがスマホを見て「ヒラさん、金子駅にいるようです」と教えてくれました。

 しまった・・・

 私も油断していました。

 でも仕方がないので、途中合流できたらしてもらうことにして、まずは出発することにします。

 最初は天寧寺を目指します。

 成木街道へ出るため住宅街を歩いていると神社発見。



 江戸期に建てられた稲荷神社ですね。



 すぐ隣には大塚山公園があり、「大塚」という地名は古墳があった可能性があり興味がありますが、大塚山公園は古墳ではありません。

 成木街道に出て北上。

 霞川を渡ります。



 今日の探訪はこの霞川の流域になります。

 水面を見ると綺麗な水で魚も沢山泳いでいますが、安斉さん曰く、昔はどぶ川のように汚かったということです。

 朝ご飯のパンをもぐもぐと食べつつ歩きますが、クラツーではこういうことはしませんよ。

 あれれ、道間違ったかもしれない・・・

 皆さんと喋りながら歩いていて地図をよく見ていなかったら、途中、街道が分岐しているところを右に行かなければならないところを、そのまま成木街道を進んでしまいました。

 戻ろうかと思ったのですが、オーメンさんが「この道で大丈夫です」と言ったので、そのまま進みます。

 すると、前方右手に虎柏神社の参道が現れました。



 虎柏神社まで来たということは、やはり道を間違っていたようです。

 式内社の虎柏神社は、時間を考えて探訪コースに含めていなかったのですが、図らずも私とオーメンさんが二人して道を間違ったため、来ることができました。



 まあ、結果オーライです。

 せっかくなので参拝しましょう。

 鳥居の写真を撮ろうと思うと、周辺にスズメバチがたくさん飛んでいるのに気づきました。

 逃げろー!

 参道を進むと、左手に「高峯神社旧参道」と刻された石柱があり、ここからその神社の参道に分岐しているようです。



 池上さんが「道があります」と指さしたので見てみると、なるほど、山城の犬走のような道が山の方へ向かっています。

 あれが参道なのでしょう。

 面白そうですが今日は割愛します。

 お、拝殿が見えてきましたよ。



 右下の駐車場には車が何台も停まっているので、七五三にでも来ているのかな?と思ったところ、社殿の中に大勢の人びとがいるのが見えました。



 邪魔にならないように行動しましょう。





 本殿は残念ながら覆われていますね。






 本来最初に訪れるはずだった天寧寺へ行くには社殿の裏山を越えていくとショートカットできそうです。

 社殿の裏山に登ります。



 ここは社殿を造営するために尾根を切土しているようですが、元々の地形ももしかすると土塁のような細尾根だったのではないでしょうか。



 反対側にはオーメンさんが斥候のために降りていきます。



 下から「こっち行けますよー」という声が聞こえてきました。

 オーメンさんはいつもは騎馬(銀輪)なのですが、今日は徒歩で、つまりは今回の我々は歩騎混成部隊ではなく完全な歩兵部隊です。

 まだ境内に3名ほどいるので、彼らを呼びに一旦境内に戻ります。

 あー、これに引っ掛かっていたのね。







 東国を歩く会は、道を間違ってもインプロヴィゼーションでそれを楽しんだり、出現したものをじっくり楽しむのが特徴で、なかなか予定した行程通りに行かないのです。

 クラツーでこれをやったらアウトですが、この会の場合はむしろこれが魅力で、メンバーは楽しんでくれます。

 私自身こういったのんびりとした歴史歩きをすることは普段ないので、歩く会のときはこういう感じを楽しむことにしています。

 メンバーを集めて、さきほどの裏山を越えて反対側に出ました。

 こうやって道の無い場所を強行突破するのも歩く会の醍醐味の一つです。

 先発隊と合流して、天寧寺へ向かいますよ。

 (つづく)



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