フライトの機内サービスで最初に頼むのがスパークリングワイン。
ミールにはオレンジジュースかトマトジュースをリクエストする。
あるときトマトジュースを注文したら
ウォッカとレモンと塩・コショウをつけてくれた。
「あなたはブラディマリーを飲むのね」といわんばかりに。
(そんなことひとことも言わないのに)
ブラディマリーというカクテルは
即位後300人ものプロテスタントを処刑したイングランド女王メアリー1世に由来するという。
「血まみれのメアリー」(Bloody Mary)という意味。
トマトは血を表す。
ネーミングは恐ろしいが、
ブラディマリーは身体によく、
イギリスでは二日酔いの迎え酒として重宝されるらしい。