『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

1年後への余震

2016年02月26日 23時41分53秒 | 塾の風景

樹(津高2年)がさりげなく行き来する。たまたま中1の密航者との面談中・・・ちらちらと目障りな、でも気になるよな。

さて密航者、受け答えがはっきりしている。それに真ん中の壁の猥雑な落書きを素で驚きながら眺めていた・・・好感の持てる女の子だった。3月から来るらしい。

密航者退散後に再び樹、「先生、東工大の先輩って・・・」 「岡南(18期生・三菱電器)か」 「話できますかね」 「1年に1度か2度来るかな・・・」 「何学部でした」 ・・・風向きが怪しくなってきた。

樹は名古屋でいいと思ってた。ところが先日、ひょいっと神戸大学の話になった。聞けば、樹が行きたい会社・・・大手ゼネコンだと思うが、その会社には名古屋大学からは少なくて神戸大学が多いという・・・最近の高校生、スマートフォンをいじりながらなんでも調べよる。

・・・ところが今回は東京工業大学ときた。「岡南なら俺から頼んでやる」

嬌声が廊下から聞こえてくる・・・麻友子(26期生・大阪府立大学地域衛生領域1年)だ。

大貴(26期生・立命館大学工学部1年)がいじられながらも笑顔・・・そりゃ女王様の未流来(25期生・北海道大学医学部2年)の迫力の前では僕(しもべ)同然。それと比べればいじられるほうがマシだ。そして里奈(26期生・鈴鹿医療科学大学1年)もやって来て、26期生の同窓会のようなノリだ。

大貴が言う、「最近の樹は凄いですよ」 「今度は魚だけじゃなく、河豚もさばけるようになったか」 「・・・ここ最近、夜には質問ばっかで・・・」 「そういやさっき、ホワイトボードで教えていたよな」 「ええ、それもかなりの問題・・・数Ⅲの難しい問題も解けるようになってきましたよ」 「河豚より難しいか」 「・・・さあ」

大貴の感じる気配、十分に共有できるよ。センター試験のへの密航以来、樹は脱皮しつつある。

1年後の樹の「約束の地」・・・まだまだ動きそうだ。

コメント (6)
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この6年間、楽しかったよ

2016年02月26日 21時22分22秒 | 塾長の友人

中3には理科と数学を渡す。理科は奈良県から鳥取県まで、そして数学は宮崎から沖縄県まで。

昨夜させたのが鈴鹿英数さんが出している今から3年前の予想問題。去年もこの時期にさせた。そして智照(津高1年)が理科で28点、5教科総合で159点。これで津高勝負、激昂した俺、「明日から学校を休め! このまま学校へ行ってて落ちるのと、二三日休んで受かるのとどっちがいい!」

それから智照の朝からの授業が始まる。学校を休ませて塾で勉強をさせる・・・やり過ぎだとのコメントは甘んじて受けるつもり。しかし、このまま手をこまねいていては確実に落ちる・・・30年間、生徒のツキの浮遊を眺めてきた俺の直感。俺の商売は生徒を高校に合格させることだ。高邁なる教育の目標なんぞは持ち合わせていない。ただ合格させること、これしかない。そのために報酬を頂いていると思っている。

学校を休んで智照にさせたメニューが、中3に今日渡した理科・・・奈良県から延々と岡山まで。これを1日で仕上げろと言った。翌日は広島・山口から四国地区へ、そして3日目には九州から沖縄、・・・西日本を終えた。

ウチの塾では過去4年間の先輩たちの点数表を中3に見せて、今の自分の実力を認識させる。今日、あまりこの類に心動かすことがない廉が珍しくうなった、「この成績で津高に受かるって・・・智照先輩、すごいですね」 「まあな、火事場の馬鹿力やな」 ・・・誰も俺のことを褒めてはくれない。ただ、俺は言いたい。確かに反社会的な行動だったのかもしれないが、あの4日間が智照の入試の趨勢を分けたのだ。

落ちて自分に対して自信を持てないままの高校3年間を送るのか、合格して図に乗る危険はあるものの自分の実力に自信を抱いて3年間を送るのか・・・俺にとって選択肢は一つしかない。

ちなみに・・・今年は智照ほどに警戒警報発令の生徒はいない。

こんな喧騒のなか、。勇太(三重大学院2年)がやって来る。

「6年間お世話になりました。週明けに下宿を引き払います」

就職先は東海地区の大企業。・・・最近、社長が代わったとこね。

塾としては勇太に本当に助けてもらった。「塾で教え始めて一番手を焼きましたね」 ・・・今年の高1のこと。あの学年をそこそこにまとめてくれた。あげく、文系の生徒もなぜか物理基礎が一番点数がいいのだ。勇太が塾にしてくれたこと、それと同時に俺にできること、勇太の性格をできるだけ就職に向くように磨いたつもりだ。

「近い将来、理系の生徒がオマエの会社を受けたいって奴が必ず出てくる。その時は頼む」 「分かりました」

本来ならじっくりと酒でも飲みながら6年間の思い出を反芻したかったが・・・

・・・こんな時期だ。高2から模試の返却が続く。そして中学生は学年末試験直前。中3は2週間を切った、高3も延長戦が始まっている。3月に実家近くで飲む約束をして別れる。

 

3月のいつの日か、塾を一日休みます。勇太の実家のある豊川で、勇太の親父さんともども酒に溺れます。

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延長戦が始まる

2016年02月26日 17時54分14秒 | Weblog

突然・・・毎日のごとく未流来(25期生・北海道大学医学部2年)がやって来て、今日は潤奈(津東3年)に数学を教え始める。「先生、潤奈ダメですよ。このひと月英語ばっかりやってきたから数学が腐ってますよ」

その横では未流来から過去問の答えを作れと厳命された大貴(26期生・立命館大学工学部1年)・・・いつまでたっても後輩は先輩を抜けへんからな・・・必至こいて答案を作り始める。

延長戦が始まる・・・想定してなかったけどな。

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2016-02-26 09:01:26

2016年02月26日 09時01分26秒 | Weblog
今日は俺がデイサービスに行きたい気分や。
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決して丸腰ではない

2016年02月26日 02時49分00秒 | 塾の風景

未流来(25期生・北海道大学医学部2年)がやって来て、潤奈(津東3年)の明日の面接対策。

真ん中の部屋ではあい(23期生・三重大学教育学部4年)の北海道土産を前に沸き立っている。

俺のほうは・・・何十年ぶりやとうめきつつ・・・頭痛。それを堪えながらの諮問試験、茜音(高田文理2年)。

こんな時に、なぜか陸人登場・・・大きな身体が頭痛の俺を苛立たせる。「書いていなかった受験前夜の壁への落書き、あれをマジック買って書きに来たんだって・・・」と奥さん。

俺のほうは相変わらず諮問試験の螺旋・・・

崚馬(松阪高校2年)の諮問・・・このあたりで限界。

 

そして俺・・・

 

朝まで寝てろよ・・・そう愚痴りながら今しがた起きる・・・午前3時前。

陸人の書いた落書きを眺めながらつぶやく・・・「丸腰じゃなかったさ、内申は27だったが、当日の試験は30点中27点・・・9割だ。少なくとも、俺が培ってやった実力はあったさ」

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