中2の密航者、午後4時にきて午後7時過ぎに帰る。
他の生徒たちは午後6時過ぎからちらほらと集まり始める。中3の和(のどか)、「先生、試験範囲が出ました」 ・・・早いやん。「いつからや」 「19日からです」 「あと10日か」
同じ19日から試験が始まるはずの松阪西ではまだ発表はない・・・中3には十分な配慮してやってよ。
これで白山中学が期末体制に入り遊軍・・・塾内用語で一人旅。それ以外の中3はギリギリまで実力を磨く試験・・・私立高校の試験である。
この中3のリズムはセンター試験によく似ている。ギリギリのところまで二次対策に費やす。そして12月のある時期から一挙にセンター対策に入る。現役の陥りやすい罠・・・センター対策ばかりをやっているとセンターで目標点をクリアしても二次試験で浪人組にやられる。かといって二次試験にシフトしすぎると、センターでやられて二次試験への望みが絶たれる。この見切りの勝負が国公立合格の趨勢を分けることとなる。
中3もまた同様、内申を上げる必要がある生徒は期末や中間にかかりっきりになる。しかし、たとえ内申は上がっても実力が伴わなければ肝心要の入試で一敗地にまみれることになる。さりとて内申がないならば、志望高校合格は叶わぬ夢と散る。
見切りだ・・・その采配を振るのは俺、今年もまたG線上のアリアたちで一杯・・・正直、震える。
午後9時半から岡山の大輔(岡山一宮3年)にスカイプ発信。そして来週のどこかで岡山サーキット。これから岡山まで月一で走ることになる。燃費のいい車を、と奥さんから言われて陥落・・・普通車やね。臼井(4期生・臼井自動車)に電話する。
昨夜の三重高校の数学、潤奈が今日ミス2だ・・・こりゃトップかもしれない。でも社会は逆の意味でトップなのだが・・・。
そろそろ9時半・・・真ん中の部屋に入る。