身体の調子が今イチ・・・ひたすらに眠る。
治癒力に期待をかけるわけだが、普段から治癒力を逆なでるような生活ゆえに多くを望めず。
里恵(7期生・国語講師)に送った文庫本は佐伯泰英の最新刊。
紆余曲折あれど最後は読者が安心してページを閉じることができる内容。
ひねくれた俺には少し物足りない。
里恵にはその文庫本を昨夜渡したばかり。
それがもう読み終えたとか。
「田沼がさあ・・・」
俺と森下(8期生・環境学研究者)は愛情ある無視でしのぐ。
里恵の高校3年生への最後の授業。
センター現代文、お題は去年のセンター本試。
陵(20期生・名古屋大学工学部航空理工1年)が一発食らった問題である。
そして俺の古典と漢文も最後となる。
古典は長いが読みやすい。
漢文も易しい。
それでも時間配分ではどうなるか分からない。
センター試験まであと3日だ。
今年の反省点としては、私立中学受験に偏ったこと。
つまり、高3への視線が多少なりとも逸れてしまったこと。
しかし、大学受験は大人の受験だ。
いつまでも保護者はいらないはず。
雄々しく歩んでほしい・・・あと3日。