12月の入ってスペイン中央部は冬に入った。古都のトレドは2日間にわたって歩き回ったが、ここ首都マドリッドにはかなわない。たぶん一週間居てもすべてを見ることはできないけれど、今回は3回に分けて町の散策と、プラド美術館、そして王宮へ行ったことを書いてみたい。
今日は12月のマドリッドの町とクリスマスのデコレーションを書いてみよう。町のメイン道路は真ん中に細長くグリーン地帯がありその両側に上下2-3車線の車道、それから幅広い歩道がある。だからマドリッドの町は歩いても狭い感じがしないし、これで晴天なら言うことなし。あいにく初日は雨にたたられた。グリーンには銀杏並木が黄色のじゅうたんを広げたようでまだ落葉は終わってなかった。もう何処を見てもクリスマスの飾りでいっぱい。
Plaza Mayor(メーヨー広場)へ紛れ込んだところ、広場全体がクリスマスの飾りや食べ物を売る屋台でいっぱい、周囲のお店もちょっと英国では見られないおいしそうな食べ物が並んでいる。これらはタパスの材料で実際お昼にトラトリアへ入ってみたら廉くておいしいハムやソーセージの盛り合わせそれに大きな鱒の塩焼き、パエヤなどまったく笑いが止まらない。
街路樹にかかっているクリスマスの飾りに多国語でPeace 平和と書いてあるが、漢字を知らないこの国のこと和が完全にのぎ偏と口にわかれてしまっている。
ヨーロッパのどんな国でも銅像と噴水はつき物、ここマドリッドも例外なく行くところあちこちに凝った噴水が見られる。
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