Reiko's Travel by Camping Car

2004年4月に退職して以来亭主と二人ヨーロッパの国々をキャンピングカーで旅行している、英国在住40年の主婦です。

再びポルトガルへーファーロ救急病院

2018-02-05 22:19:16 | 旅行

2週間前、亭主の体中に赤い発疹ができて痒くてたまらないと言う。それでタヴィラの病院へ行った。タヴィラの病院はキャンプサイトと正反対の町はずれにあり、歩いていくが、片道30分はかかる。

この日は英語のできない医者が、ろくに発疹を調べもしないでかゆみ止めにものすごく痛い注射をお尻にして、2週間分の薬をくれた。

そして2週間後発疹は盛り上がって痒く、また薬をもらいにタヴィラの病院へ行った。診療は午後3時過ぎから始まるから、病院へ着いたのが1時半。3時10分まで待ってやっと亭主はドクターに会えた。

この医者もほとんど英語ができなかったが、丁寧に調べてくれ、Urgent (緊急)と表書きした封筒をくれてすぐファーロの救急病院へ行きなさいと言う。もう3時半今からでは遅いから明日ではだめかと聞くと今日の日付にしたからすぐに行きなさいと言われた。

たかが発疹、どうしてUrgent なのだろう、仕方がないからタクシーを頼んでファーローまで飛ばして着いたのが4時20分。救急病院は50人くらいの人たちがわさわさしている。激しい咳をしている人たちや、太ったジプシー女達が10人近く声高におしゃべりし我が物顔にあるきまわる。待合室に入るドアは出入りする人たちがあまりに多くて毎分激しい音をたてる。患者を呼ぶスピーカーの音はキーンと悲鳴を上げてから聞き取れないポルトガル語で呼ぶ。

待合室に入って10分ぐらいしてから名前を呼ばれてまずはナースからの問診。ここで患者の緊急度を図られる。亭主はUrgent の手紙をもらったにもかかわらず、緊急度は5段階の4段目。グリーンの名札を腕に巻き付けられて,待ちに待った。

6時過ぎると暗くなってきても待合室の患者数は減らない。5分おきに救急車が入ってきて患者の搬入が頻繁になっている。

8時過ぎても呼ばれないから、もうあきらめて帰りの電車の時間を聞くが受付の人たちは誰も知らない。最終電車に乗り遅れたらまたタクシーで帰らねばならぬ。

近くでじっと待っている若い女性に ”何時からここで待っているのか” と聞いたら3時だという。5時間も待ってまだ医者に診てもらえないなら、私たちも何時になるか判らない、また明日来よう。と8時20分4時間で諦めて駅まで歩いた。

幸い9時過ぎの電車があっておなかをすかせて帰ってきた。

翌朝サンドイッチに飲み物も準備して、サイトの体操仲間が載せてくれた車で病院へ向かった。

10時半から待合室で待っていたがこの朝は患者数が少なく15人ほどしか待っていなかった。これでは午前中に医者に会えるかと思っていたが、12時ごろから徐々に待合室がいっぱいになってきた。おまけに昨日のジプシー女がまた数人出入りしている。

とうとう2時10分に亭主の名前が呼ばれて診療室へ入っていった。私は待合室で待つこと4時半までの6時間。ほとほと疲れてもう2度とここへは来たくないとおもった。あんなに激しい咳をしている患者など、お家で寝ている方がどんなにか早く良くなるだろうに。

4時半に薬2剤をもらって出てきた亭主は、医者4人が徹底的に見てくれて、話し合い、この薬が効かなければまた来いと言われた。診療室までの廊下一面にストレッチャーに乗って寝ている患者がズラーと並んでいて、2時間以上も時間をかけてみてくれたこの病院に申し訳ないと思った・・・・という。

かゆみが取れてきて発赤も収まってきているから、なんとしても早く治って、もう2度とあの地獄のような待合室に行きたくない。

先週金曜日発行の英語新聞にはヨーロッパ各国のナショナルヘルス(国民医療組織)の番付が載っていてポルトガルは14番目英国は15番目。ポルトガルの方が上とのことで本当に?と疑ってしまった。

ちなみに一番はオランダ、2番がオーストリア、3番がデンマークだという。

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再びポルトガルへー言葉の変化

2018-02-05 18:29:16 | 旅行

先日スーパーマーケットでキーウイフルーツの苗を買った。

高さ20センチくらいの苗が3本入っていた。

昨年タヴィラのマーケットで1メートルくらいの木を1本買って温室の外側に植え、木は温室の中に入れて葉が茂っている。キーウイは雄雌があるということを持って帰るまで知らなかったため、買った木がどちらか判らない。

今回の小さな苗は2本が雌で赤のマーカーがついていて、1本が雄、ブルーのマーカーにMale/Machoと書かれていた。

ポルトガル語では男はマッチョなんですねー。私たちの感覚からすると、マッチョな男は筋肉たくましいタフガイのイメージなんだけど(これは英国でも同じ意味らしい。)この痩せて小さなキーウイの木すらマッチョで大いに笑ってしまった。

日本では子供のころから使うボーイフレンド、ガールフレンドも英国では簡単に使えない。10代くらいまでの子供なら、私のボーイフレンド(ガールフレンド)と言っても微笑ましいが20代を過ぎると微妙に違ってくる。

私が英国へ来たときは28歳近くで、当時住みこんだ家庭の老夫婦からボーイフレンドは居るの?と聞かれ 日本にたくさんいるよ。と答えたが、この場合のボーイフレンドは肉体関係のある恋人を指すということを随分後になって知った。

今では同棲している若い人たちはガールフレンド・ボーイフレンドであって、単なる異性の友達はボーイズまたはマンズ フレンドと言われる。

日本で定着したナイーブという言葉も日本人は繊細なと言う意味で使うが、英国ではナイーブは決して繊細なだけでなく物を知らない薄らバカという感じで使われる。

だから私はとってもナイーブなのよなどと使ってはならない。 

私が楽しみに読んでいる日本のブログに ドンマイ という言葉がありいったいこれは何語だろうと不思議に思っていた。そしてこれが I don't Mind の日本語版だと気づいて驚いたのなんの。 日本人の耳には英語の t や d などの吃音が聞こえないんですね。英国へ来てドンマイと言っても通じません。

毎朝のラジオ体操の後に皆でおしゃべりしているときに、マイクが I'll ask her といった言葉が私にはアラスカと聞こえて,え、アラスカってお店どこにあるのと言ってしまった。もう45年も英国に住んでこれなんですから。言葉は難しい。

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