Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

東ヨーロッパの旅 60 帰国まで

2011-07-01 00:04:02 | 東ヨーロッパの旅 2011








8月29日ベルギーのゲンツへ向かった。ロッテルダムの町の広場で面白い像を見かけた。
今までいろいろな町でたくさんの像を見てきたがこんな変わった像は初めて。市民はこのような像を見て何と思うのだろうか?





オランダはどこまでも平らだったが、ベルギーの国境近くで初めて岡らしいものを見かけた。




遠くから黒い煙のようなものが見え、近づいてみるとクーリングタワーの水蒸気らしい。でも空には黒雲があちこち浮かんでいるからあの水蒸気も雲になるのかもしれない。
あのクーリングタワーが原子力発電所でないとは言い切れない。亭主はたぶんどこかの工場のだろうという。





ベルギーに入ってゲンツの手前の高速道路の休憩所でコーヒーブレイク。駐車場の空き地を鶏の親子が餌を漁っている。休憩所の誰かが飼っているのかとも思うがこれほど自由に歩き回っているのも珍しい。そのうちにひよこのお父さんまで現れてトキの声をあげていた。ゲンツは今回の旅で初日に泊まったところで、キャンプサイトに関する限り大して面白いところではなかった。
それで急に気が変わって、フランスのダンカークのフェリーポートへ行ってみよう。もしうまくいったら今夜のフェリーで帰れるかも知れないと思い、ベルギーを数時間で縦断してしまった。

オランダを北から南まで1週間でドライブしてきたが、不思議なことに一度もスーパーマーケットを見かけなかった。今まで旅したいろいろな国のどんな都市にも、町のはずれやかかりに必ずと言っていいほど巨大なスーパーマーケットが在る。高速道路を走っていても町の近くへ来ればスーパーの看板が見えてくる。ところがオランダにはそれが無い。

たまにバスやトラムで街中へ入ったときに、必要なパンとミルクを買っていたが、キャンパーで行ったときのように大量に食料が買えない。



ダンカークの町へ入ったときにはまず第一にスーパーへ行くことを目的にし、カーナヴィをセットしてうまく着いた。
もし今夜フェリーに乗れなければ後二日分の食料が欲しいとスーパーでいろいろ見て歩くも、英国とほとんど同じか高い気がする。そしてフランスでは不思議なことに生牛乳が見つからない。仕方ないからロングライフのパック乳を買う羽目になった。

夕方4時過ぎダンカークのフェリー乗り場の切符変更所に着いた。意気込んで変更願いを出し、今夜10時のフェリーに空きがあると聞き、喜んだのもつかの間、切符変更には105ポンドかかると言う。ウウップス・・・今回の往復料金が95ポンドだったのに片道にそれ以上? やーめた。別に急ぎで帰らなければいけない理由もないし。





それで又フランスに一番近いベルギーのキャンプサイトDe Panneへ戻った。このサイトは以前に2度も来て泊まったところで、かって知ったるの感じ。この夜衛星放送で英国のすべてのテレビが見られた。3ヶ月ぶりのイーストエンダー(長期ドラマ)で亭主は大喜びで見ていた。
De Panneの道のデコレーションがなかなかいい。町の行き止まりは砂浜の海水浴場でもう秋の感じのこの町では、ホリデーシーズンも終わりだろう。町のあちこちにフランスの自家用車が多いのに気が付いた。ベルギーのほうがショッピングは安いのかもしれない。



フェリーは31日の朝6時発だから、30日の夜はフェリー乗り場の駐車場泊まり。
お昼近くまでキャンプサイトでテレビを見ていて、午後はフランスのハイパーマーケットでゆっくりショッピング、あせりの亭主とショッピングに行くとゆっくりして居れないが、こんなに心行くまでゆっくりショッピングしたことはない。

31日フェリーに2時間、ドーバーから家まで2時間それで家には朝9時過ぎ着いた。
フランス・イギリス間には1時間の時差があるから。

今回も3ヶ月近く全行程5911マイル(約9500Km)を無事帰ってこれた亭主に感謝。

次は11月に又ポルトガル・スペインそしてうまく行けば、モロッコへ行く計画を立てている。それまで英国の秋を楽しみたい。

コメント
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