漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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ベトナム人の親切

2013年04月02日 10時13分18秒 | Weblog
昨日の夕方,通訳の人に所用があり,
1人で1時間半,ぷらぷらしていました。

旅先でしか入れない
超高級ブティックを見てみたりしていて,
あと少し時間が残りました。

もう昨日,怒濤の様に買い物をしたので,
特に欲しいものはなかったのですが
暇だったので,私が一番買い物をした店に
もう1回行っておこうかなと思いました。

でも,その店はドンコイ通りという
お土産屋さんがたくさんある通りの一番先で,
途中でやめようかなといったん思ったのですが,
親切なお店だったし,
ちょっと現金も残っていたし
まあ,何か買うかなと思ってとりあえず行きました。

ちなみにその店は,ベトナムの土産物屋では珍しく
日本語不可,英語のみです。

さて,店に着くと,昨日色々走り回って
「これはどう?これはどう?」と勧めてくれた
お姉さんが走って来ました。

実は,昨日彼女の計算間違いで,
おつりが35万ドン足りなかったというのです。
それで,すぐに気が付いて探したけど
私たちはタクシーに乗ってしまったので見つからなかったと。
ちゃんと35万ドンを紙に包んでおいてありました。

私は,計算が苦手なのもあり,
(特にドンは桁数が多いので…)
いっぱい買ったので値段的に納得していたのもあり,
全く気がつきませんでした。
しかも買い物する時に,ちょうどその位の額を
負けてもらっていたのです。

観光客の私が戻って来る可能性は低いし,
黙っていても分からないのに…
ちなみに35万ドンあればレストランで
2人でビールを飲みながら夕飯を食べられます。

それで,折角だから,可愛いポーチを買いました。
最後に2色のうち,どちらが良いか見ていたら,
そのお姉さんが「こっちが良い」というので
それにしました。

お金が返って来たことよりも,その気持ちが嬉しく,
またポーチそのものよりも
そのお姉さんに選んでもらったってことで
スペシャルなお土産になりました。