漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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歯ブラシラーメン

2011年02月01日 22時11分23秒 | Weblog
大雪のニュースが流れている様で
家族から大丈夫?とメールや電話で聞かれます。
小浜はこの度の大雪は外れましたので
ちょっと雪かきをしただけでした。

で,大丈夫だよ~と返事をすると,
妹から「大雪と言えば歯ブラシラーメンだね!」と
メールが来ました。

あれは昭和56年(1981年)の五六豪雪の時・・
当時,私達は石川県金沢市に住んでいました。
北陸出身ではない父及び家族は
豪雪を甘く見ていて
12月30日11:00頃大阪に向けて車で出発したのでした。

ところが夕方になっても福井までしか届かず。
偶然開いていた(当時は年末は休みが多かった)
スーパーには,その場で食べられる様なものは何もなかった・・

ようやく真っ暗になってから高速に乗り,
サービスエリアのカップラーメンを見つけて
早速購入。
お湯を機械が自動で注いで客はそれを取りだして
3分待つ・・ああ,ご飯が食べられる・・

と思ったら,お箸もフォークも在庫なし。
「店の人」はいないので,
自販機をボーゼンと見つめる私達・・
手にはもうすぐ出来あがるカップラーメン。

「そうだ!歯ブラシがある!あれで食べよう!」
ということになり,
歯ブラシの柄でカップラーメンを食べたのでした。

父は不眠で運転を続け,
大阪の藤井寺についたのは朝6時。
いやあ,大変でしたね。

大雪の時って,ある車が脱輪したりすると
周りの人がやってきて一緒に助け出したりするんですが,
何となくタイミングをつかめなかった父も
一度助けられてからは,走ってかけつけていました。

そういや見知らぬ人にバッテリーを分けてもらったりもしました。