漁業経済学者のひとりごと in 小浜

東村玲子のWebsiteはこちら → http://www.s.fpu.ac.jp/reiko/

さようなら

2007年08月31日 20時11分47秒 | Weblog
St.Anthonyは,私がまとまった聞き取り調査をして,
カナダ大西洋岸の漁業についての論文に仕上げた
最初の場所です。
それまでも聞き取り調査をしていましたが,
まとまるまでに至りませんでした。
(手法は会得したけど)

そのSt.Anthonyに来て最初に世話になった人が
突然亡くなりました。
私がアポを取っていた2日前になくなったのです。

私が到着した日にJimから知らされました。
翌日にアポがあったのです。

聞き取り調査を頼んだ時に
「ここにいるから何時でもいいよ」という返事を
もらったのに・・・

彼がいなければ,私の論文のうち2本はなかったでしょう。
ご冥福をお祈りします。

St.Anthony

2007年08月31日 03時35分15秒 | Weblog
Newfoundland島の北端のSt.Anthonyにいます。
ここは2003年,2005年の夏に漁業者に
インタビューをした場所です。
ちなみに2005年の調査の際にブログを始めました。

滞在中にたくさんのことがありすぎて,
ブログを書く気力がなかったのですが。

まず,レンタカーを借りて運転しました。
信号が1つかないエリアなので運転しやすかったです。
次の信号まで300マイルだそうです(500Km弱ね)。
ウィンカーとギアの位置が私の車と左右逆なので
よく間違えかけましたが。

次の調査地では片道3時間運転して聞き取り調査,
そしてすぐに帰ってくるという予定があります。
聞き取り調査は1時間程度なんだけど。

そして,漁船に乗りました。
友達のJimが乗りたいか?と聞くのでYesと即答。
タラ刺網でした。

タラがあんなに大きいとは知らなかった。
タラといえばスケトウダラの私だからか?

船酔いは全くしないのですが,
陸ゆれはかなりひどく感じる方です。
昨日の朝に乗って今は翌日の夕方ですが,
まだ,ゆれている気がします。

St.Anthonyは白人ばっかりなので,
今朝,銀行に行ったら子供にじーっと見られました。
彼女が最初にあったアジア人なら記念すべきことですね!