うわぶのうわごと日記

日々の議員活動や出来事

10月30日(金) 都市計画審議会でした。

2009年10月30日 | Weblog
 都市計画審議会でした。①能満ごみ焼却場の都市計画決定の廃止②郡本・藤井・門前・市原地区の地区計画の決定と関連議案③生産緑地の廃止が議案でした。

 それぞれ意見がいくつか出され、全員賛成で採択されました。地区計画はこれまでブログでも書きましたが、市原市では始めての整備手法で、モデル地域としても成功させたいところです。

 狭隘道路を広くするためにセットバックして、その分の土地を市に寄付してもらうという方法をとりますが、審議会ではこのことを条例化してはどうかという意見も委員の方から出されていました。

 条例化は強制力をともないますので、確実な実行には有効ですが、一方、住民にとっても強制力になるわけです。「地区計画」という住民の主体性を基盤にする「まちづくり」なので、話し合いの中で進めていきたい(行政側の意見)という考え方もわかります。

 とにかく「まちづくり」は時間がかかります。一定の方向が出ましたので、住民のみなさんと根気よく、進めていっていただきたいと思います。
 

10月29日(木) 評議員会でした。

2009年10月30日 | Weblog
パソコンの接続不良(?)でちょっと更新が遅くなりました。昨日(29日)は社会福祉法人生活クラブの評議員会があり、佐倉に行きました。

 社会福祉法人生活クラブの事業もかなり多角経営というか、多岐に渡った事業展開をしています。特養施設やディサービス、訪問介護、居宅支援、高齢者専用住宅、地域包括支援センター、中核地域生活支援センター、他に障害者関連や保育園などです。

 これだけの事業を進めていくのは大変なことですが、一方、福祉が経営的に成り立つには多角的な展開をしていくことも必要です。福祉現場で働く人は本当に大変ですが、制度としても労働に見合った報酬が十分に払われるまでにはいたっていません。

 一評議員の立場ですが「よい福祉とは」といった問題を、いつも考えさせられます。
 

10月27日(火) 鶴舞循環器病センター を訪問しました。

2009年10月28日 | Weblog
朝から青空がひろがってさわやかです。午前中は県ネットの運営委員会、午後は鶴舞に車を飛ばしました。鶴舞循環器病センターの地域医療の問題で、小宮県議会議員が鶴舞地域活性化ネットワークの皆さんの話を聞くために、旧鶴舞青年の家にみえ同席しました。

 私は途中から出席したのですが、約1時間、地域の皆さんから現状についていろいろお話がありました。

 その後、循環器病センターを訪問しました。県の病院局副課長、循環器病センター事務局長や看護士長のかたが病院内を案内してくださってその後、小野センター長も同席してくださいました。

 こちらからの率直な質問に対し、センター長さんも「医師不足」という現状の厳しさを正直に話してくださいました。また『循環器病センターの地域医療は自治体の責任にまかせていくという方針は考えていない。』ということも確認しました。

 循環器病センターの素晴らしい建物と「ガンマナイフ」という最新鋭の設備も備えた医療が一方でありながら、内科外来の常勤の先生が一人もいなくなって、地域医療に応えていけないというアンバランスな現実・・・鶴舞というロケーションが原因のひとつという話もありますが、この資源を地域にとっても有効に生かしていかなければ、大きな損失です。

10月26日(月) 冷たい雨

2009年10月27日 | Weblog
台風の影響もあって冷たい秋雨が降り続いて寒い一日でした。きょうは家でたまった書類の整理をしていました。議会ごとに紙の山になりますので、捨てるものは捨てていかないと大変なことになります。

 昨日は千葉市稲毛区の市議・補選の投票日でした。ネットからも若い新人を出しましたが結果は完敗でした。かなりの票差も開いてしまいました。敗因は何かシビアな分析が必要との声も出ています。明日は県ネットの運営委員会なのでその話題も出されるでしょう。

 茨木のり子詩集を買いました。詩集の名前は「落ちこぼれ」

      落ちこぼれ
        
和菓子の名につけたいようなやさしさ

10月24日(土) アジアの隣人のためのバザー

2009年10月25日 | Weblog
光の子幼稚園で恒例のバザーが行われ、手伝いとして参加しました。ここのバザーは他とちょっと違って「アジアの隣人のためのバザー」ということで、収益は全て外部に寄付されます。

 京葉教育文化センター、光の子幼稚園、京葉中部教会が協力して開いています。
何とかお天気も持ちこたえて、リサイクル、手作り手芸、さまざまな食べ物屋さん、子どものコーナーなど盛りだくさんで楽しいバザーになりました。

10月23日(金) 市原市の景気動向調査から

2009年10月25日 | Weblog
夜、イレブン会(議員同期の会)がありました。懇親会の前にお勉強ということで商工会議所の石川さんから、市原市の景気動向調査等のお話をお聞きしました。

 サブプライムローン、リーマンショックによる世界的な金融危機が世界経済に与える影響ということは頭ではわかっていましたが、この市原市の経済にも大きなダメージを与えたのだということが実感としてわかりました。

 「市原市景気動向調査」は市原市と市原商工会議所が共同で毎年行う調査ですが、最新のものは21年度上期がまとめられています。

 製造業と商業の大手企業、中小企業に売上高、資金繰り、経営上の問題点、自由な意見など約20項目からの設問をしています。

 どこの会社も「売り上げの減少・伸び悩み」「販売競争の激化」「値下げ競争の激化」を問題点として上げており、今後の見通しもかなり厳しいとしています。

 国は「景気は持ち直しつつある」と微妙な言い回しをしていますが、現場はまだまだ厳しい状況が続いていることがわかりました。

10月22日(木) 「地区計画」の地域を歩いてみる。

2009年10月23日 | Weblog
秋晴れが続いています。思い立って今度の都市計画審議会にだされる「地区計画」の郡本・藤井・門前・市原地区を歩いてみることにしました。

 297号線を基点にして細い道をたどっていくと道は再び297号に・・・何回かそれを繰り返しながら297号線の西側(海側)はほぼ歩くことができました。

 これまで何回か歩いたことはありましたが、改めていろいろ新しい発見がありました。
 未整備地区ということで、その良さ(?)もいろいろな形で残っています。100年以上もたった大きな木やちょっとした森、家と家の間に作られた畑、細く曲がった道や坂道も素敵です。散歩道としてはなかなか魅力のある風景です。

 今回は「地区計画」によって道路を広げたり下水道の整備などを行っていくのですが、のんびりと歩きながらいろいろ考えさせられました。究極には「都市整備とは何ぞや」ということも。

 とにかく住んでいる人にとってどんな「まち」になったらよいのか・・・総論、各論も含めて丁寧に進めて行くことが必要です。

10月21日(水) 郡本・藤井・門前・市原地区の地区計画

2009年10月22日 | Weblog
今月の30日に開かれる都市計画審議会に先立って議案の説明を受けました。議案に郡本・藤井・門前・市原地区の地区計画の決定というのが出されることになっています。

 この地区は市街化区域になっていますが、下水道や道路といった都市整備がされない、いわゆる未整備地区です。これまでは大規模な区画整理の手法で整備がされてきましたが、経費や時間が膨大にかかることなど問題も多くあります。

 「地区計画」といって自治体(市原市)が計画を決めることができ、また住民参加型で進めるので「まちづくり」を考えることにもなる・・・手法で今回の整備は進められます。

 初めての試みということでどれだけの実効性や、地域住民の参加意識の内実を高めていけるのかなど課題も多いと思いますが成功させたい計画です。