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華やぐ時間

時の豊潤なイメージに惹かれて 。。。。

映画  ” 王妃の紋章 ”

2008-04-23 23:14:05 | ★映画  

 

            
最近は アジアの映画や魔法の映画  ファンタジーの冒険物語映画が 大流行り
タイトルも似通っているので  この映画も そういう類のものかと ぼんやりしていたけれど
チラシのヒロインの顔を見て 女優の名前を見たら  大好きなコン・リーじゃありませんか
あわてて ウキウキ  観に行きました♪

 あらすじ
中国、五代十国、後唐の時代。 重陽節を前に王家の人々は王宮に帰って来ていた。 
王と王妃の間は冷え切り、王妃は継子の皇太子と不義の関係を続けていた。
しかし、皇太子には、付き合っている娘がおり、王妃は二人を裂こうとしていた。
王妃は、密偵を放ち、王が王妃の健康のために毎日運んでくる“薬”の中身を突き止める。
密偵を務めた侍医の妻もまた、悲しい過去があり、王に恨みを抱いていたのだった。


本当の黄金時代の王家は このようだったのだろうかと思わせる 映画ならではの絢爛豪華さである
しきたりのゆかしさ   宮廷内の贅沢   女官や使用人の多さ  兵隊の多さ 
ある王家の家族の物語が  金を使った衣装 贅を極めた王宮の映像のまばゆさの中で語られる
王妃であろうとも 愛に恵まれない人の虚しさ 孤独が  コン・リーの寡黙な表情から伝わってくる
夫に毒を盛られる王妃  王位転覆を謀る王妃  最愛の息子を亡くす王妃  美しく憂うる王妃
コン・リーは きらびやかな黄金の衣装を着て なお その立ち居ふるまいからは 哀しさがあふれる

人の幸い  楽しさ  愉快とは  何を言うのだったろうか
この頃  久しぶりの友人の近況を聞くにつけ  して わたしの気持ちも塞いでしまう
血の繋がりある家族とさえ 気持ちが通いきれず  独り暮らしをしたいと言う友人がいる
健康な心身を持って 意欲的に働いてきた友人が  来週 検査入院するという
映画の中の中国の古い時代の家族も  日本の現代の家族も  憂うる
快活で朗らかで 楽しいことを たくさん持ってる人から  おすそ分けをもらいたいョ~  




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