新川地域リハビリテーション支援センター事務局だより

新川地域におけるリハビリテーション関連の情報交換とニュースの発信

脳卒中新川地域連携パス症例検討会のご案内

2011年11月18日 09時54分13秒 | 事務局ニュース
関係各位

脳卒中新川地域連携パス症例検討会を下記のとおり開催いたします。
みなさまご多忙のところ申し訳ありませんがお集まりください。

        記

平成23年12月5日(月)19時~20時
黒部市民病院3階講堂
※当日は救急室入口よりお入りください。

症例検討会のご案内

2011年10月20日 09時20分25秒 | 事務局ニュース
新川地域連携パス大腿骨頚部骨折の症例検討会のご案内


 皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は大変お世話になっております。
 さて、今回の症例検討会では「退院後の連携につながる取り組み ~連携シートを通して~」をテーマに、患者さん・ご家族によりよいケアを提供できるよう話し合い
をしていきたいと思っております。

 ご多忙とは存じますが、多くの方がご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。



日時:平成23年11月17日(木) 19時~20時
場所:あさひ総合病院 2階 ひすいホール

※別紙の参加申込書にてお申込みください。
※来院時には、西側の救急入口からお入りください。

症例検討会の開催案内

2011年04月26日 16時03分48秒 | 事務局ニュース
大腿骨頚部骨折新川地域連携パス症例検討会

日時 平成23年5月19日(木) 19時~20時

場所 富山労災病院 1階 講堂


多数のご参加をお待ちしております。

脳卒中連携パス症例検討会のお知らせ

2011年02月10日 10時34分44秒 | 事務局ニュース


2011年2月24日(木)18:30~19:30
黒部市民病院 3階講堂 におきまして脳卒中連携パスの症例検討会を開催いたします。
多数のご参加をお待ちしております。

なお出入りは救急玄関よりお願いします。

症例検討会のお知らせ

2009年09月24日 11時39分57秒 | 事務局ニュース


2009年9月30日(水)
黒部市民病院 3階講堂 におきまして地域連携パス大腿骨頚部骨折の症例検討会を開催いたします。
多数のご参加をお待ちしております。

なお出入りは救急玄関よりお願いします。



脳卒中連携パス本稼働!

2008年09月18日 11時15分51秒 | 事務局ニュース

昨年から試行錯誤してきた、脳卒中地域連携パスもどうにか本稼働にこぎつけました。
まだまだこれから改訂、調整などが必要になってくると思われます。
症例検討会も開催しなければならないし・・・

皆さんご協力ください。


東京出張・・・

2008年07月24日 09時35分56秒 | 事務局ニュース
週末の7月26日、東京出張。
クリニカルパス教育セミナーで講演です。
講演タイトルは「新川地域における大腿骨頚部骨折地域連携パス」
前厚生センター所長と共同講演になります。
久しぶりに会う先生方もおられるので楽しみです。




視察に来られました

2008年03月14日 12時22分24秒 | 事務局ニュース
久しぶりの書き込みで、パスワードも忘れていました。

さて、昨日滋賀県から連携パス関連で視察に来られました。
今年度は、兵庫、岡山、広島そして滋賀と西日本方面からの視察が続いています。
明後日は、福井で講演、3月21日は地域リハビリ研修会で少しですがお話します。
まだまだ忙しいのが続きそうです。

雑誌の紹介

2007年03月07日 09時06分39秒 | 事務局ニュース
連携パスについて、雑誌に掲載されました。

特集記事:みんなが知りたい地域連携クリティカルパスの実際

「富山県東部(新川地域)医療圏の取り組み」

整形外科看護第12巻3号2007年3月25日発行(メディカ出版)



興味のある方は読んでください。





地域連携クリティカルパスができるまで

2007年02月02日 09時52分23秒 | 事務局ニュース
地域連携クリティカルパスができるまで

1.きっかけ
 それぞれの立場によって、考え方はそれぞれであり、きっかけもこれがあったら「できる!」というものではない。むしろ、それは、それぞれの地域でどうしたいかを考えるしかないと思われるが、新川圏域では、どうだったのかを振り返るためにいくつかの声を載せてみる。
ちなみに、新川地域リハビリテーション連絡協議会の取り組みの中で地域連携クリティカルパスについて活用していこうということになったわけだが、そのメンバーが、医療機関としては、急性期病院の整形外科医や、地域の医師会長であったので、「大腿骨頚部骨折」から取り組んだというのは自然なことであったように思う。
 
<急性期病院の医師の立場として>
 大腿骨頚部骨折の患者が退院したあと、どうなっているかわからない。しばらくしたら、再骨折して再入院ということもある。よく聞いたら、退院時に処方していた骨粗しょう症の薬を飲んでいなかった。継続した医療がなされていない。在宅まで患者をつなぐどこかに問題があり、何とかしなくてはならない。その際に、地域連携クリティカルパスは使えないだろうか。

 医療機関が少ない地域では、退院以後、開業医へのつなぎは、内科医へということも多い。そういった中で、主治医連絡票のみで、どこまで伝わるかという不安があったが、パスを用いることで、一連の流れがスムーズになることを期待して。

<回復期病院の立場として>
 病院の中で仕事をしていればいい時代と違い、急性期病院との連携をしていくなかで、その重要性に気づいた。「パスやろうよ」という声がけがあったので、それはぜひ協力したいと思った。

<急性期病院医療連携室の立場として>
 地域連携クリティカルパスが注目される中、活用してみたいとも思いながらも、医師との連携という部分では1病院ではなかなか実現困難であると思っていた。厚生センターが地域の中で調整役を果たしてくれるのであれば、協力したいと考えた。

<厚生センターの所長として>
 診療報酬の改定、医療制度改革のなかで地域連携クリティカルパスの必要性や、実現性について考えたときに、実施可能と判断した。
それぞれの熱い思いがあるが、

担当者としてのきっかけは、下記のとおりである。
①地域の人とチームを組んで、連携指針を作り上げたこと、医療・保健・福祉関係者と作っていく過程の中で、在宅で支援する人は、医療との連携をどうやってとっていくか悩んでいる、大きな自分たちの課題であると話し合ったこと。 
②急性期病院の医師より医療と介護の連携って大事だよね。地域連携パスっていうものをやってみない?とメッセージを送られたこと。
③新川圏域の医師会の先生方は協力的であること。
④在宅で大きな力を発揮するケアマネジャーは熱心で勉強家であること。
⑤地域連携室の担当者の協力が得られた。

そういういい話ばかりでなく、「こんなめんどくさいことして」「仕事増やして!!「絵に描いたもちだ!」と思う人もいるだろうがそれらを地域のニーズとして取り上げた以上は、マネージメントをするのが役割であろう。

2.経緯
<新川地域リハビリテーション連携指針の策定 平成16年3月
 新川厚生センターの新川地域リハビリテーション支援体制整備事業の一環として、地域の保健・医療・福祉関係者とともに「切れ目のないリハビリテーション」を推進するための方向性について標記指針を作成した。
 その中では、在宅におけるリハビリテーションの考え方等はもちろん、関係者間での連携の課題について話し合った。在宅を支援する関係者からは、事例を元に、医療機関との連携が難しいという意見があった。

<ことばのリハビリ教室>
 新川圏域では、例年、失語症の講演会(失語症ライブ)を行ってきた。しかしながら、年1回の講演から、より身近で接する施設関係者がどのように関わればいいのかを学べるよう平成16年度より施設へ出向いて研修会を行った
 
<テクノエイドフェア(福祉用具機器展)>
 これも新川厚生センター事業と支援センターがタイアップして行った事業で平成17年10月に開催された。
 様々な職種が事前にワーキングを重ねながら、研修、準備を重ねながら開催した。
当日参加者は750名であったが、それを支えた(協力いただいた)地域のスタッフは60名を超えた。

<メーリングリスト>
 指針を作成する中で、最初はワーキンググループのメーリングリストとして出発した。
それを2005年4月15日に関係機関への連絡発信として再構築する。現在87施設86アドレスにて稼動する。
 利用方法としては、医療保健福祉に関する最新情報の発信、研修会の案内、地域連携クリティカルパスの情報提供、試案の検討についてなどである。

3.特徴
 新川圏域における地域連携クリティカルパスの特徴としては、取り組み当初から、在宅を意識して出発した点にある。その原点は経緯からもわかるように日頃の活動の連携の中から自然発生してきたものである。
①単なる病病パスではなく、維持期(在宅)までのパスとしたこと。
②1医療圏として取り組んだこと。3つの公的病院2つの医師会の協力を得ながら実施。
③ケアマネジャーがみてもわかるような様式を心がけたこと。
 クリニカルパスにありがちな、チェックリストというよりも、患者の全体像が把握しやすいよう、連絡票的な要素を取り入れてある。そのかわり、バリアンスをとりにくい、評価の視点から行くと、弱い側面があると思われる。それについては今後の課題だと思われる。

<今後の方向性>
 平成19年度においては、大腿骨頚部骨折パスについて評価の実施、在宅支援者を含めた症例検討会の開催。
 また、脳卒中パスの作成に取り組んでいる。