やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

弥生、あま雪

2006-03-01 | 雑記

三月一日。
昨日までの春迎への暖かさとはうって変はって、生憎の、みぞれ雪になりました。

我が家の愚女も、県立高校を卒業することになりました。
忙しさにかまけて、たいしたこともしてあげられなかったので、せめてーと、
卒業式に出向きました。

とてもつまらない卒業式で、寒い体育館で二時間近くを我慢した、といふ想ひでした。
まるで絵に描いたやうな、ひと昔前の結婚式のやうに、「誰のための式?」といふものでした。

今日で別れ、離れる子供達への”たむけ”の言葉ではなく、まさに壇上の演説のやうな祝辞が延々と続いてゐました。

紆余曲折があった小生の愚女ですが、あるひは、小生に似て、そんな雰囲気に何かしらの反骨をもってゐたのかもしれません。
小生にしてからも、高校生時代は、時代背景はありましたが、毎週のやうにデモへ参加し、ストライキやボイコットを試行錯誤し、制服の廃止やカリキュラムの変更を要求したりー、と意気盛んな時でした。

そんな、遙かに昔のことを想ひだしながら、ルーティンワーク化してゐる”教育”の一面を見た思ひがしてゐました。

とまれ、桜の季節までは、あとひと月半余ー。




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