韓リフの過疎日記

経済学者田中秀臣のサブカルチャー、備忘録のための日記。韓リフとは「韓流好きなリフレ派」の略称。

アメコミ雑感

2008-09-07 22:18:34 | Weblog
『トンデモマンガの世界』への辛口コメント

 boxmanさん経由で知る。

 http://ironjoe.blog7.fc2.com/blog-entry-163.html

 『トンデモマンガの世界』への批判は僕の『m9』の連載も参考にしてください。

 ところで素朴な感想なんだけども、やはりアメコミを「研究」の水準にまで持っていくのは、これは相当な時間とよりストレートにいえば「お金」がかかると思う。なぜならアメコミやその研究を豊富に持っている公共の図書館やまたマンガ喫茶みたいな存在もない。ブックオフで気軽に立ち読み、というわけにもいかないだろう。つまりは身銭をきる必要がどうしてもでてくる。それもかなり。アマゾンでアメコミでもBDでもなんでもいいが平均的な単価(の印象度)を比較すれば一目瞭然。もちろんネットや僕であればboxmanさんのような指針がそばにいれば身銭の節約に大きく貢献はするだろう。でも基本図書はどうしても自分で買うことが必要。その基本図書は例えばここ1年以内に出たものさえうっかりすると、まま絶版・品切れなどがアメコミ関係は非常に多く、その点のコストもかかりまくる。時間だって語学の壁はあるわけでそれの習得(例えば英語だけでなくほかの言語もマスターしようとすれば)にはかなりの時間を要する。つまりはただ単に楽しむだけならば誰でもできるけれども、「研究」の領域までもっていくには相当の覚悟が必要かなあ、という感想をもってますね。で、こういった苦労を『トンデモマンガの世界』の人たちは軽くみているような気がしてならない。
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5 コメント

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ぶっちゃけ (boxman)
2008-09-08 01:08:05
と学会はべつにいーんじゃないかと思うんですよ。実際に大学で「研究」してるひとたちがロクにそういう認識を持ってないのに比べれば。
Unknown (韓リフ)
2008-09-08 04:09:18
でも大学に属する「研究」者はわりとこの認識はもってますよ。だから研究費で何でも購入して自費では買わないとか。ただアメコミやBDなんかの大学内研究者は日本では希少価値でしょうね。「と学会」批判は、日銀批判とは比較はまったくできない別物で、それ自体が僕には「娯楽」なんですよねw
うーん (boxman)
2008-09-08 04:54:34
まあ、オレが想定してんのが「アメリカンコミックスは文化じゃないから読まない」といいつつ学生指導してるひととか、「たまたま手元にあった『Greatest Superman Stories Ever Told』でそうなってた」以外に根拠を提示せず研究書書いてるひととか「極度にダメな例」ばかりなのは確かです。
トラックバック承認ありがとうございます (小笠原功雄)
2008-09-08 16:59:20
外国漫画研究には「お金」がかかるというご指摘、私は研究には程遠い「読む」だけですが、常日頃悩みの種でしたので思わず勝手ながら駄文をつけてしまいました。
Unknown (韓リフ)
2008-09-09 01:51:26
小笠原さんはじめまして。僕も基本的に「読む」だけなんですが、本当に外国物はお金がかかりすぎますよね。国際マンガ館でも作ってほしいぐらいですね。

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