韓リフの過疎日記

経済学者田中秀臣のサブカルチャー、備忘録のための日記。韓リフとは「韓流好きなリフレ派」の略称。

山形浩生&岡田斗司夫『「お金」って、何だろう?』(光文社新書)と岡田評価経済雑感

2015-01-20 20:26:48 | Weblog
 まったく出てるの気が付かずに、例の愛人スキャンダルで気が付いた。山形浩生さんと岡田斗司夫氏の共著『「お金」って、何だろう?』(光文社新書)。う~ん、山形さんにしては駄作といっていいかも。ちなみに岡田流評価経済は、単なるカルト的小規模集団内でお布施と女性を「モノ」としてまわす仕組みでは?

 ただし宗教集団との差異はある。出口がある(期限三年)。ただし(女性については)出口が機能してないというのがいま問題になってるのかも。ちなみに岡田氏が女性をモノとして考えてるという卓見は、(モーニングcrossでの)田中康夫氏の指摘による。
 
 田中氏の『33年後のなんとなく、クリスタル』は女性との性的アバンチュールが人対人のドラマだったことの証かも。

 岡田氏の評価経済は以下の図表でわかる(同書153頁)。貨幣経済からお金が評価経済に流れこんでいることに注意。(貨幣経済とのやりとりを無視すれば)評価経済自体は単なる「メンバー」が岡田氏にお金というかお布施を与えて維持されている。その見返りは「岡田斗司夫」というサービス。このメンバーを「愛人」に、お金を「性愛」に読み替えれば、彼が動画などで繰り返す共同体的な性愛空間にみなすことができるかもしれない。

 一見すると評価経済に所属する人たちはすべてまんべんなく均等に欲望をみたしているようでいて、実際には岡田氏だけが特権的=権力的位置にいるように思えるのだが。



とりあえず、毎日のように吉田豪さんの岡田関連ツイートがまわってくるので、妙に刺激されて、この山形&岡田本の存在に気が付いたことはよかったのかもしれない。ちなみに第二章の「政府と銀行のお仕事」は突っ込みどころが大きなところでいくつかあり、残念きわまりない。
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