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元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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アジア選手権成田ラウンド最終報告!

2009年07月30日 22時17分58秒 | インドネシア代表ナショナルチーム(国際大会など)
下記、最終戦の試合結果になります。
インドネシア 0 - 13 日本


投手、野手の全員を投入して最終日本代表戦を終えました。
4回終了まで3-0という大健闘をし、特に1回の守備時には三振を2個も奪うことが出来、高い評価を受けました。


5回には1アウト1塁からゲッツーを取りそこねて、その後に、プロ注目、ドラフトの超目玉である、長野選手から満塁ホームラン等を浴び、大量6点を奪われ、6回にも追加の3点を謙譲してしまい、13点を日本代表に奪われた結果です。


しかし、147kmの超高速球の日本代表の投手から、アディー、トミー、デッキーらが各安打を放ち、対日本代表との試合ではタイがヒット1本、フィリピンもヒット1本だったのに対し、インドネシアが3本の安打を奪ったことや、再三に渡って、2ストライクに追い込まれた後、ファールボールで粘りに粘った姿勢にも賛美を頂きました。


また、日本代表首脳陣からは「野球の原点に気づかされた」「野球感が変わった」と言う大変貴重なコメントを頂きました。


選手達には、今日は最終戦ということで、終始、フェスタをしよう!!日本のようなおとなしい野球ではなく、インドネシアらしく、ゲーム終了まで、歌って踊って、歌いまくろう!・・・そして、今日の日本代表戦は、お前たちが全員で、アジアカップで優勝を勝ち取ったがゆえの「ご褒美」なのだから、思い切り楽め!と、通達をし、試合に望みました。

僕自身は、試合開始前の国歌斉唱セレモニーで「君が代」と「インドネシア ヤラ」を聞き、胸がつまったのを、この時間になっても今だに鮮明に覚えています。
思い浮かべる毎に、全身、鳥肌が立ち、涙が出ます。


また、恩人、師匠である江本先輩(エモやん)球場に駆けつけて頂き、誠に感謝致しております。


誰もが経験することが出来ない、大変貴重な体験と歴史を刻まさせて頂きました。
心から、インドネシア国に、そして、バリ島の仲間に、感謝致しております。


ありがとうございました。
以上、今後とも、宜しくご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

インドネシア代表ナショナルチーム
監督  野中 寿人

ーーーーー(↑野中総監督のコメントに涙します)ーーーーーーーー

Comment (1)
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