八百長のアレとワクチンのコレ

最近、スポーツ界隈で話題になっている八百
長のアレとワクチンのコレについて。


それが良いところでもあり、悪いところでも
あるのだけれど、映像メディアではまず、見
てもらうことが重要視される。

ペイパービューなどコンテンツへの直接支払
いよりも、スポンサー広告に頼る無料のメデ
ィアの方がそうした傾向は強くなる。

長期的かつ継続性のある戦略があったり、コ
ンテンツ自体に十分な顧客がいれば、本来や
るべき内容で勝負ができる。

対してコンテンツがマイナーであったり、見
てもらうことが主たる目的となれば、時に内
容の一部は妥協されることもある。

ジャンルは関係なく、組織ぐるみのやらせや
八百長ではなく、個人の行動の問題であるな
らば、その個人を出すのが悪い。

八百長であろうが禁止薬物であろうが運営は
いつだってリスクを背負うが、皆が言うよう
に、リスクの高さは明確だったのでは。


新型コロナウイルスワクチンについて、自己
の接種にかかる判断は自由であるし、尊重さ
れるものでもある。

しかし、それぞれの所属する集団における対
応について、すべからく自己の自由を一方的
に主張することに疑問はある。

ワクチンに限らず、個人や集団における共同
では、互いの状況を互いに理解し、それぞれ
が歩み寄り、妥協もしている。

自己の判断、選択により望む対応が得られな
いことは、個人で完結せず、他者と関わりの
ある社会においては珍しいことではない。

それについて、自身の努力の結果であろうと、
影響力や地位等を武器に一方的に威圧をする
ことは、とても品なくみえる。

ワクチンについてではなく、派生する問題へ
の対応について、かのテニスプレイヤーに憧
れを持つ人は少ないのでは。