Four Season Colors

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これからの制限

2022-01-16 | 雑文
「Jリーグ7クラブが連名でJFAに上申書
提出 W杯予選時のコロナ対策で」(サンス
ポ)

海外で代表活動をした選手が、帰国後14日
隔離対象となることについて、国内リーグ戦
への影響を懸念するというもの。

日本サッカー協会は、隔離措置の緩和を政府
に求める方針のよう。

新型コロナによる、一般社会への影響は早期
の収束が見込めず、それぞれが制限をどのよ
うにかけるかが問題となってきている。

ダメージやリスクの概要が多少なり判明し、
個々における生命の死という最悪への対処が
物理的に可能となりつつはある。

結果、無制限、無期限のとりあえずではなく、
ある程度の根拠の元、ルールを定める。

この先は、ここまでなら緩和できる、ここま
までは制限をするという線引きを個別に社会
集団で決めていくことになりそうか。

国家などの公的な集団は最悪を想定し、きび
しめの制限をかけるが、経済活動を前提とし
た集団は最低限を求める。

すれば、なんでもかんでも禁止するなら別だ
が、社会活動を認めていくのであれば、どう
してもリスクの残る制限にはなる。

かといって、現状は、経済活動のために無制
限と同じような、あってないような制限で進
めるというわけにもいかない。

とはいえ、感染者が一定の範囲における集団
の中にいれば、マスクなどの対策をしていて
も、恐らく感染は広がる。

元々ワクチンは感染防止を目的とし、そこか
ら検査パッケージも想定されたが、現状は感
染防止が達成されているとは言い難い。

人類全体に対して大きな影響のある、ここま
での「未知」は、相当に久しぶりなのだろう。

自分たちは、コントロールされた社会に長く
いる間に、本来どこにでもある「未知」を忘
れすぎている。

どうすればいいかということではなく、話し
合いながら一定、決めていかないといけない
し、難しいよね、という話。


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