弁理士『三色眼鏡』の 業務日誌     ~大海原編~

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【商標】類似商品・役務審査基準[国際分類第11-2019対応]

2019年01月08日 07時37分02秒 | 実務関係(特・実・意)
おはようございます!
冬らしいカラっと乾燥した冷たい空気の@湘南地方です。

…昨夜は、窓が開いていることに気が付かず寝てしまいました。。。
どうりで寒かったわけだ。でも大丈夫です、元気です。

さて、たまには知財ネタ。
指定商品/指定役務の類否関係、或いはどういった指定商品表記が認められるか、について、
通常の審査基準とは別個の審査基準として定められています。それが標記の「類似商品・役務審査基準」(「類否基準」ということにします)。

で、[ ]の記載からも判るように、この類否基準は国際的な議論(=ニース国際分類専門家委員会)を踏まえて、毎年“アップデート”されています。
その切り替わりが、毎年1月1日(出願日ベース)。

なので、去年までOKだった表記がNGになったり、その逆だったり、
或いは区分が変更になっていたり、
更にはこれまで類似商品とされていなかったものが類似になったり
といったことが起こり得ます。

そのあたりが、特許庁のこのページの「変更点一覧」に列挙されています。
まあ、代理人に依頼する場合は通常代理人としてはバッチリ把握しているので、心配は要らないです。
主に自社出願の場合ですかね、気を付けるべきなのは。

とはいっても、今回の変更点でそんなにドラスティックなものは無い印象。
(過去の32F06の一部商品が30A01になったりした年と比べたら、ですが)

実務的に気を付けたいポイントとしては、
・「愛玩動物」の表現は全て「ペット」に
・「靴下止め」などの「○○止め」の表現は全て「○○留め」に
・「整体」の表現が正式に認められるようになった(第44類)
・「レザークロス」の類似群追加、区分変更
・「日本酒」「泡盛」の位置づけの変化(※この点は以前取り上げましたね)
あたりでしょうか。
今回は「版の見直し」ではない(5年に1回あると言われています)ので、大きな変更はないですが、
過去の出願を参考に願書を作ってしまうとワナにハマるので注意したいところです。

とまあ、今日は細かいお話でした。




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