弁理士『三色眼鏡』の 業務日誌     ~大海原編~

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【意匠(デザイン)】「「産業競争力とデザインを考える研究会」の報告書」を読む①

2018年05月28日 09時36分59秒 | 実務関係(特・実・意)
おはようございます!
やや湿り気の多い空気で髪がカールしがちな今朝の湘南地方です。

さて。
週末にじっくり読んでブログ書く!と宣言していた標記の件。
ひとまず読んでみた。

語弊を承知で言えば、知財四法の位置づけって、昔はざっくりこんな感じだった。

   (上流)  →  →    (下流)
開発 技術    製品デザイン   商品名
知財 特許/実案   意匠      商標


ところが、「ブランド」なり「デザイン」なりが“再定義”された昨今では、
上で示したような「上流-下流」モデルでは把握できなくなっている。

報告書には、以下のようにある。

デザインは、企業が⼤切にしている価値、それを実現しようとする意志を表現する営みである。それは、個々の製品の外⾒を好感度の⾼いものにするだけではない。


「企業価値向上のための重要な経営資源としてデザインを活用する。」
…うん、聞こえは良いのだけれど。
上記の定義による限り、「デザイン」はすなわち“思考”なわけで、
その“思考”を表現する典型的な媒体は製品の形状や仕様だったために矮小化して認識されてきたきらいがある。

そんな下地を、どうやって変えていくのか、のそれこそ「デザイン」が、報告書の「8.政策提言」を見ても、もう一つ見えないというのがホンネだなぁ。
というより、足りないのは「『表現』のマインドやテクニック」或いは「制度の整備」ではなく、「企業が大切にしている価値」の掘り下げの方じゃないかなぁ。
自分たちが大事にしている「価値」を把握できれば、その表現方法は自ずと決まってくる、ような気がする。
思考法ではなく、思考の対象の問題。

それが固まって初めて、次のステップ=「じゃあどうやって自分たちの価値認識を伝えるか」に行けるんじゃないか?

うーん、いまいちまとまらない。続きは明日。

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