弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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7月最終週。

2015年07月27日 06時59分14秒 | 趣味・その他諸々の雑記
おはようございます。
今週は一週間、札幌オフィスを拠点にした業務です。

もちろん色んな方とお会いすることが大きな目的なのですが、
ちょっとまとまった考え事をするのも、今回の出張の目的でもあります。

「まとまった考え事」=中期経営計画、というと大げさですが、
ちょっと近視眼に陥りがちだったここんとこの動き方を反省しつつ、
向こう5年間程度の時間軸で事業を見直していきたい、と思っています。

中期経営計画は、実は開業当初にも立てていて、
毎年微調整を加えてはいるものの概ね当初計画通り実現をしてきたところです。
いや、「でした」という方が正しいかも。
今年は、なかなか期待していたような軌跡を描いていない感覚。

要因分析をする必要がある、状態。
より正確には、心当たりのある要因と向かい合う必要がある。
結構メンタル的には負荷のかかる作業なので、
せめて環境を変えてやってみよう、というのがホンネです。

…そんなことを考えているところに、一冊の本に巡り合いました。
「ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。」

地元の先輩経営者が書かれた、「ビジネス本」というよりは「人生録」といった方がしっくりくる本です。
昨日、ときおり涙腺が緩みつつ一気読みしてしまいました。
別に「感動巨編」とかそういう意味ではなく、
マイナスな感情も吐露しているが故の圧倒的なリアリティ、
湯澤社長の経営する居酒屋さんにも何回もお世話になっていることからくる親近感、
あれだけ立派な方が内面に抱えていたご苦労と苦悩の大きさ、
そして、にもかかわらず前に進んでいく力に。

おこがましいのだけれど、
“負けていられない”
と思いました。

まだまだ、未来を切り拓くことができる。
そんな前向きなテンションにさせてもらいました。
経営計画を立てるのに、とても望ましいテンションです。


さあ、北の大地、行ってきます!



コメント
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