唯才

私どもが好きなものを紹介するブログです。

こんどこそ!片づける技術

2010-06-30 18:18:51 | Aさんの奇愛隊
他の人がサッカーで盛り上がっている間
ひとり平沢ナイトをやっておりました。
最近平沢進が好きすぎる。

父より一つ年上の平沢氏。
実にイイね。。。

いまだに片付けにはまっています。
ちょっと前に買ったのはこれ。

整理術のほうはもう持っていたんです。
特に実践したことはないけど 面白かったんで
こちらも買ってみました。

別に私の部屋は汚部屋ではないですよ?

この人の話って なんか 不快なところがないんです。
絵の雰囲気もあるのか
本人がいい人なのか・・・ 言い訳しててもかわいい・・・?

片付けるにおいて 大量にある紙類の分別をするんですが
「旅行会社のチラシはいらない」
「旅行先で行ったお寺のパンフはとっておく」
細かいけど その気持ち分かる!!

いわゆるノウハウ本ではないけど
もう片付けられないっ と思っている人の気持ちに寄り添う感じがいいです。

冷蔵庫の中を片付ける時に
入っていた中身が紹介されたんですが
「ジャム(白いふわふわ入り)」がちょっとツボだった。
うちも!!あった!!

片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術 池田 暁子 文藝春秋




すいません 作業用BGMで平沢進メドレー流してるんですが
本当に作業妨害される。

仕方ないから「地球ネコ」を載せます。
女性の声は最近よくテレビに出るはいだしょうこおねえさん。


台所を片付ける

2010-06-23 09:24:49 | Aさんの奇愛隊
腸炎になったこともあり
最近掃除にはまっています。

潔癖ではないですが
触った所になにかついているとトリハダ くらいの状態。
アルコールティッシュは一日2枚まで使用可と決めています。
それ以上は病気っぽいから。

掃除片付けはやりだすとはまりますよ~
キタナイ空間をどんどん圧縮していくのが快感。
そのうち消滅してくれるのを切に願う毎日です。

こないだBOOOKに行ったときに母が選んだ本。
クウネルの本って単純に惹かれる。
憧れですね。

大体写真がイイ。空気感というか あまりパキッと写さないのがポイントかも。

どの台所も最新鋭のキッチンではありません。
そんなキッチン、クウネルには載った事がないのでは。
古いものを磨き上げて使ったり
自分が使いやすいようにオーダーメイドしたり。

その空間を愛しているんだなーというのが分かる本。

この本を読んで 腸炎から立ち直ってから
台所を掃除しました。
不要なものをがんがん捨てましたが まだイケル。まだ捨てられる。

油断するとモノが際限なく増え、なおかつ汚れやすい空間であるからこそ
日々の小さな努力が必要ですね。

最近洗うのをサボったままの台所マット。
この際いらなくない?
だって使ったら床拭けばいいじゃない。


雑誌を買うよりお得だと思います。
1,500円でこの内容だったら 買いです。
写真の大きさと 文章の量もベスト。
ずっとカラーなのもいいです。


ずらり 料理上手の台所 マガジンハウス

ポメラと布ケース

2010-06-22 20:27:26 | 日常談義
形から入る派です。

ポメラケースを買う余裕はないので
今家にあるものでなんとか可愛くならんものか。

むかしむかし
オーダーで作ってもらった「大事なもの入れ」の
ボタンを切り取ってむりくり押し込めたら入った。

すっと出し入れできるわけではないけど
可愛いからいい。

このケースの柄
何年も前だと思うけど
今見ても自分の好みだなーと思う。
変わっていないのね…

ポメラ開いたところ

2010-06-22 20:19:25 | 日常談義
開いたところ。

後ろがごく普通のパソコンです。

パソコンと同じ並びのキーボードがとても打ちやすい。

最初にMさんが「ポメラってのがあるんだけどさー」
と言ってきた時は「ふーん…」としか思わなかったけれど
使ってみると便利。

ほー なかなかいいですね!!
でもちと高い。
13,000円くらいはするんですよね。
今はどうかな?

一万越えすると厳しいなー

オークションで中古でもいいや
と思って探したんですが オークションもそれなりに高い。
んんんん…

諦めようか迷っていたところ
時期が良かったのか
ヤフーストアで父の日フェアをやっているお店がありまして。
送料込みで10,000円!!というのがあったので
即決。

欲しかった白があったのも嬉しい。
これでがんがんレポートかくぞー!!

アサヒゴールド 復刻版

2010-06-18 19:55:49 | 日常談義
父が買ってきました。

アサヒゴールド 復刻版。
ビールです。

昭和のおいしさ 日本発の缶ビール。

写真では白っぽくなっていますが
地はもっとレトロなベージュです。
生成りのもっと濃い感じかな?

味は美味しいそうです。
褒めるなんて珍しい。
確かに滑らかそうな泡でした。
病み上がりでなければ…

パッケージかわいい~

15日に発売したばかりのようです。
見つけたらぜひご賞味あれ~

BOOOKへ行きました

2010-06-16 17:06:26 | 日常談義
仙台に行く度お世話になっている方から
「東北大学工学部にブックカフェが出来たらしいっ」
という情報をいただき

ならば行ってみましょう!!
とるーぷるに乗り込みました。

るーぷるというのは 正しくはるーぷる仙台といいます。
仙台市内の観光スポットをまわる バスです。
ちょっとレトロな感じになっています。
青葉の頃は気持ちがいいです。光のペイジェントの時もオススメ。

「青葉山植物園ゲート前」で降り
5分くらい歩道に沿って登ると
工事現場が見えてきます。今東北大学は改築まっさかりらしい。

ここ?と疑うような階段をのぼると お あった。

なんとなく司馬遼太郎記念館っぽい。
奥に生協、手前がうわさのブックカフェ「BOOOK(ぶーく)」。

ほー なんかおしゃれですな・・・
本の選び方 並べ方も独特。
でも意外ときちんとジャンル分けされていて 見やすいかも。

工学部なので建築やら理数っぽい本が多いです。
プラス文庫 ちょっと漫画。
行ったときは食べ物ネタをテーマにしたコーナーがありました。

んー 品揃えと雰囲気はいいけど
ここで買ってもなんのポイントもつかないんだよね・・・
コーヒーでも飲んで次行きますか と思った瞬間

!!!! これ!!! 買う!!!!


写真の一番手前にある青い本。
あえて名前は書きませんが これずっと探してたんだよっ
もうずっとはまってまして いや建築のほうじゃなくて
いやそんなあぶなくないですから 大丈夫ですから
歴史のほうに興味があるだけですから

今夜寝る前に読んでいますが 
かなりきちんと調べているので中身が濃い。ついつい夜更かし。

トーベヤンソン短篇集はMさんが選びました。
いいよねトーベヤンソン。昔から大好きさ。

一番奥の本は母が選びました。
レシートを確認するとなぜかこれだけ10%オフでした。
多分レジの人が間違えたんだと思う。
前から立ち読みしていた本なので ぜひ買え!!とおすすめ。


いやー
侮れないな大学生協。
日曜だったこともあり お客さんはまばらで静かでした。
さすがに建築デザインに凝っただけはあり
おしゃれだし気持ちいいです。
飲み物は安いし美味しい。いいな東北大生。入り浸っちゃう。

るーぷるは1回250円だし
晴れた休みの日に一人でのんびり行くのがいいかも。
お金をかけない休日が過ごせそう。
喧騒とは無縁でした。

平日は工事しているのかな?どうなんでしょう。

 


白青クリップ

2010-06-16 16:57:58 | Aさんの奇愛隊
ブックマークから行ける
仙台のお店デクールで買いました。

ヘアクリップです。
普段はポールスミスのを二種類使い分けているんですが
ちょっと飽きてきたんですよねぇ・・・

前からあって 気にはなっていたんですが
わたくし冬は髪を切るし
夏にならないと使えないのでタイミングがなかなか合わなかったんです。

今回は気になる度がマックスだったので
在庫を色々出していただきながら検討。
いつもすみません。。。

上手く写真には表現できていませんっ
白いところが結構キラキラします。
その分青がぐっと落ち着いています。
またおばちゃん受けがいいんだこれが。

形が変わっているので
一見ただ髪を挟んでいるだけには見えないのもいい。
アレンジが出来るような風に見える かな?

えーと いくらしましたっけ・・・
1,500円くらいだったかな?

このほかにTシャツのようなワンピースのようなお洋服を買って
大満足でした。
お洋服も安いんだよう~
Mさんはデニムを6,000円くらいで買っていました。
なにソレ?!

毎回大勢でかつ長時間お店を占領してすみません。
また伺いますね~♪


パスポート

2010-06-16 16:56:07 | AM同盟
うふふ
念願のパスポートですよ。

実はわたくしAは海外に行ったことがありません。

Mさんはカナダに一人で行きましたけど~

さー 早く使いたいな~

異人論

2010-06-15 17:54:19 | 日常談義
これ 面白いです。
ちょっと前に買ってあって 放置してたんですが
最近合間合間にちょこちょこ読んでいます。

アマゾンのレビューでは絶賛されています。
私はそこまでこの世界に詳しくないので
何もかもが新鮮。

アマゾンの商品説明↓
異人=妖怪=神とは。
「異人殺しのフォークロア」をキー・コンセプトに、
これまでの学問が隠蔽、無視し続けてきた日本文化の「闇」の相貌、
記憶から抹殺されてきた精神の深層を、
鋭利に浮上させる刺激的な論考。ニューウェーヴ民俗学の誕生。

・・・よく分かんないですよね。
そもそもフォークロアってどういう意味?
ウィキによると「古く伝わる風習・伝承など。またはそれを対象とした学問。」
とあります。
なるほど。

じゃ 異人ってなに?

一言で言えないけれど・・・
この本では
「民族社会の外部に住み、さまざまな機会を通じて定住民と接触する人びと」
とされています。

異人殺しについては具体的な事例がいくつも載っていて

比丘尼塚 この辺の九頭竜川堤防は氾濫ごとに切れたので、
村人は占者の言に従って通りかかった尼を捕まえて人柱として生き埋めにした。

年の暮れも近い寒い晩に物部村の某家に一人の見知らぬ老婆(「山姥」だとされている)
が訪れてきて「私の家のじいさんに餅をたらふく食べさせてくれないだろうか、
そうしたら、この家を金持ちにしてやろう」という。
「暮れじまいもろくろくできない貧乏な家に、どうして人にたらふく食わせる餅が搗けようか」と家族一同思案したが、
なんとか餅を用意しようということになった。
老婆は、そのお礼として高きびの穂を一穂、家の者に贈った。
いよいよ暮れも押し迫った約束の二十八日の晩に、一人の老人が訪れてきて、
用意された餅をたらふく食べて、「来年もまた来るぞ」といって満足気にどこかへと帰っていった。
年が明け、播きつけのときに老婆が置いていった高きびの穂をまくと、大豊作であった。
翌年の暮れも、その翌年の暮れも、その老人は訪ねてきては餅をたくさん食べて帰っていった。
こうして年が経つにつれ、老婆の言葉通り、だんだんと暮しが豊かになった。
ところが、ある年のこと、暮れの忙しいときに訪れてくる老人をうるさく思って、
もう二度と来ないように、この老人を殺してしまおう、ということになった。
いつものようにやってきた老人に、餅の形をした焼石を食わせ、お茶だといつわって油を飲ませて、この老人を送り出した。
やがてその老人は体が焼け始め、臼のような骨になってしまった。
今そこをウスノクボという。
それ以来、その家の運が傾き出したので、暮れの二十八日は餅をつかないのを家例とすることになった。


などの事例から
異人についての観念が民族社会のなかでどのような形で機能していたのかを
考察しています。
文章は論文です。ちょっと堅苦しい。
けれど、理路整然としていて分かりやすいんです。
だからぐいぐい読める。

事例はもう少しえげつないものもあります。
載せられそうなものをのせただけ・・・
事例だけ読んでも面白いし~
読みたくなると思うんだけど。

頭の中の映像が「北神伝綺」なのは仕方ない。
民俗学といったら私の中では柳田國男だもの。


異人論―民俗社会の心性  ちくま学芸文庫 ¥945

高!! だってちくまだもんね・・・
でも内容が濃いのでその価値はあります。