ゆうわファミリーカウンセリング新潟 臨床心理士・赤坂正人     

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ステン・ベルクマン(加納一郎訳)『千島紀行』(1992、朝日文庫)-今から90年前の千島列島紀行(再録)

2019年12月10日 | エッセイを読む

 2019年1月のブログです。

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 スェーデンの生物学者ステン・ベルクマンさんの『千島紀行』(加納一郎訳、1992、朝日文庫)を再読しました。
 原典は1932年の本で、1929年から30年にかけての千島列島の調査紀行です。
 今から90年前の千島列島、自然が豊かです。動物が自由自在に駆け回っています。 
 なぜ、今、千島列島か?
 千島列島の返還交渉が話題になっていますが、政治オンチ(?)のわたしにはあまり関係ありません。
 わたしは北海道生まれのどさんこですので、やはり北海道もそうですが、その近くの樺太や千島列島の自然に興味があります。
 北海道北部からは樺太が見えますし、東部からはクナシリ島が見えて、昔、北海道東部の斜里岳の頂上から見たクナシリ島の美しさは目に焼きついています。
 いつか行ってみたいな、と思っているのですが、生きているうちに行けるでしょうか、無理かな?
 そんなわけで、わたしの本棚には、樺太や千島列島についての本が何冊かあって、時々、取り出しては読んでいます。
 樺太ではチェーホフのサハリン紀行が有名ですし、千島列島では松浦武四郎の紀行文がいいです。
 さいわい、樺太も千島列島も、まだ本格的な開発の手が入っていませんので、時々、テレビで見る樺太や千島列島は自然豊かで素敵です。
 日本の大手開発資本が進出すると、すぐに大変なことになりそうで、やや複雑な心境です。
 これはわたしの妄想なのですが、千島列島はもともとアイヌの人たちが住んでいたところなので、アイヌの人たちに返還をして、アイヌの人たちの国にしてはどうか、と思います。
 アイヌ民主共和国、アイヌの人もロシア、日本の人も、住みたい人が住めて、自然を敬う国。いいじゃないでしょうか。
 きっと実現はしないでしょうが…。
 政治はともあれ、千島列島の豊かな自然は、世界の財産として大切に守っていってほしいな、と切に願います。
 (2019.1 記)


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