フロントフォークが無いセンターハブステアリングという
特殊なステアリング機構を持つBimota Tesi この機構の
特性を存分に味わう事もなく手放す事になりました。
Bimota Tesi 1D
最後の姿を写真に納めている最中、ファインダーの中のTesi
がゆっくりと倒れて行くではありませんか。何たる事
タンクの右側がキズだらけに・・・・・
クルマやオートバイって別れ際にこういう事ありますよね。
オートバイ専用の運搬車で九州まで運ばれていきました。この後
オーストラリアに嫁ぐ予定です。向こうは日本と違って湿度も低いし
オートバイにとっては過ごしやすい国でしょう。末永くお幸せに
このTesi との忘れられない思い出はガス欠。燃費が悪い上に燃料ゲージ
もリザーブもない。これが生涯2度目のガス欠。このTesiのお陰で感動の
出会いがありました。 この時助けられたのが
ミニバイクのおばちゃんと
昔バイクに乗っていたというお兄さん
嬉しかったな
Bimota Tesiの末永い幸せをお祈りします。
でも一度乗ってみたかったな、このバイク。
倒れ行く時間は結構長かった気がします。
でも体が動かずぼう然と見ているだけでした。
(>_< )
倒れた原因は二つありました。ひとつはこのバイク、サイドスタンドかけた時の傾きが浅いんです。もう1つはショックアブソーバがフワフワで傾いたはずの車体がジワジワ立ってきちゃうんです。
もう少し置いておきたかったですが・・・・
不器用なものですから、愛せるのは1台だけです。
新宿での「作戦会議」でお話は聞いていました・・・
乗ってあげる事がそのバイクにとっての幸せでしょうからね
「貴重なバイクだったんですけどね」そう言われると惜しい気もしますが、あのライディングポジションでは100km走るのがやっとです、それも高速道路だけ。走る楽しみは感じさせてくれましたが首も痛くなりますし肉体的には厳しいって感じでした。
しかし、次の嫁ぎ先でも可愛がられることでしょうね。
最後の最後での転倒はショックだったでしょう。
まぁ、ダメージも大きくないみたいだったのが何よりです。
そういえば自分も一度だけガス欠したことがあります。
当時、VTR1000Fで木曽の御岳スカイラインを下りてくる時でした。
この時はツーリング仲間にいろいろとお世話になりました^^
そうです。最後の最後で転倒は本当にショック。
おまけに一人では起こせなくて仕方なく妻を呼んだら、またまた呆れ顔で追い討ちを掛けられました。