毎日暑くてたまらん 子供の頃は熱中症で倒れたとか死んだとか聞いた事なかったけど、ニュースでは毎日全国で患者が何人とかやってますね。こんなモノにはならないと思ってはいるが、まだ死にたくはないので我が工房の屋根に散水パイプを取り付けた。
我が工房はイナバガレージ、鉄板一枚なので冬寒く、夏暑い。だけど内装は25mm厚の断熱材(スタイロフォーム)を張ってある。これでエアコンを装備していれば夏でもOKと軽く考えていたが、とんでもない。7月26日この日横浜の気温は34.8℃。工房内はシャッターを開けドアと窓を全開しても37℃、エアコンのスイッチONしてどこまで下がるか様子を見たが30分経ってやっと35℃、1時間後35℃以下になる気配はない。断熱材を分厚くすることも考えたが効果は定かではないし手間が掛るので、水を使った屋根冷却方式を選択。
散水と言ってもスプリンクラーの様に屋根全体にスプレーするのではなく、屋根の溝に沿って水をチョロチョロと流す方式。
散水と言ってもスプリンクラーの様に屋根全体にスプレーするのではなく、屋根の溝に沿って水をチョロチョロと流す方式。
効果はこの通り。この日工房内はシャッター、ドア、窓を全開した状態で35℃。エアコンONでこの通り快適な環境、しかし1時間近く掛った。これで熱中症対策は一応これでOKと
当然ながら塩ビパイプを使うのだが、太さを決めなければいけない。細いとシナリが大きいが取り付けてしまえば問題はないし、価格も安いのでФ13(呼びサイズ)に決定。
散水パイプ取付図
(構造物への固定は、養生テープという黄緑色のテープ数ヶ所止める)
散水パイプの組立図
使った部材
塩ビパイプФ13 ×4本 @248円
エルボФ13 ×5個 @30
エルボФ13 ×5個 @30
ソケットФ13 ×1個 @25円
バルブ用ソケットФ13 ×1個 @38円
キャップФ13 ×1個 @30円
塩ビ用接着剤 ×1缶 @148円
タカギ ネジ付蛇口ニップルセット(G0154FJ)×1個 @996円
合計2379円
もう一つ思案のしどころはパイプに開ける散水用の穴径。大き過ぎると全長3m近いパイプなので均一に水が出ないし水の消費が多くなる。細ければ穴あけが難しい。近所のホームセンターへ行くと最も細いキリは0.4mmこれを買ってきたが、電ドルのチャックがブカブカで銜えられない。 2本入り698円
知恵を絞った結果考え付いたのは、キリに糸を巻くこと。ダメモトでやってみるとこれがバッチリ大成功
うちの電ドル30年は経つだろう、東芝製のアルミボディーで古めかしいやつ。キリが折れると思いきや案外いけます、1本は折ったが予定の50箇所穴あけはアッと言う間に終了(塩ビだから旨く行ったが、金属ではこうはいかないよ)。
あれこれ考えながら1日で散水パイプは完成。その後の使用状況は、散水量は10分間でバケツ1杯位に絞っているが気化潜熱の効果は大きい。