見ごたえあった！ その２ ウィリアムズｖｓダベンポート

　昨日の夜、風呂上りにTVを付けてみたらウィンブルドン女子シングルス決勝が始まるところだった。近ごろはテニスをTV観戦することもあまりなく、選手の名前もよく知らない。新聞でシャラポアが敗退したのは読んでいたので、たぶん視聴率は下がるんだろうなあという程度の感想しかもってなかった。

　見始めて驚いた。ついつい最後まで見てしまい寝るのが２時過ぎになってしまった。今日はずいぶん眠かったけど、夜更かしした値打ちは充分にあったと思う。

　ウィリアムズのパワー感あふれるプレーは迫力満点だし、対するダベンポートも相手よりは一見地味だけど、要所でポイントを突く鋭いショットを放ち、最終セットまで目の離せない緊張感がすばらしかった。
　相撲の四股のように腰を落とし重心を低めて力強いショットを放つウィリアムズと、地味ながら力負けせずに多彩なショットで抜くダベンポート。普通ならどちらかに流れが向きだすとずるずると一方的なゲームになりそうなものだが、今回はゲームの流れが一方に動きだすとすぐに相手が引き戻す応酬で、どちらも簡単にはへこたれる様子がない。最後は背中？を痛めたダベンポートがウィリアムズの攻勢を抑えきれなくなってしまったようだが（とはいってもずいぶんがんばった）、技術・体力・戦術の３拍子が互いに拮抗していて、久々に見る名勝負だったように思う。

　シャラポアがいないからって見るのをやめた向きも多いんじゃないかと思うけど、見るに値する名試合だったと思う。

　面白かった～！　　ところで今夜のF1はどうなるのかな？