赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

今日の晩酌はおフランスで

2006-09-18 22:31:35 | とりとめなし
イタリア村でハムとチーズを買い込んでから、ちょくちょく夫婦でワインの晩酌をしている。
イタリアンもすきっと明るい味わいで良かったけど、お次にはおフランスのボルドー赤としゃれ込むことにした。

会社そばにかなりマニアックな酒屋がある。ワイン・日本酒・焼酎やつまみになるチーズ類もいろいろ置いてあるので、会社帰りにちょいとのぞいてみた。

ここで買ったのが、あの『シャトー・ムートン・ロートシルト』なわけはなくて、おなじ蔵元がぐっと値打ちに出している『ムートン・カデ・』というもの。
本家のムートンより1/10以下の値段で買えるし、ワイン通でもない我が家にはこれでももったいないくらいのシロモノ。

いっしょに買い込んだチーズもおフランスものということで、『トム・ド・サヴォワ』というセミハードで怪しげなカビにまみれたものを選んだ。


開けてみるとやや匂いのきついタイプで、これならミディアムだという今日のワインにも合いそう。

チーズはちっちゃく切ってワインと代わりばんこに食べることにしている。こうやると、元々は酒に弱い2人でも不思議なくらいワインがするする咽喉にすべるから不思議。アルコールは好きだけど極端に弱いので、普段は缶ビールを半分っこした晩酌でちょうどいいんだけど、この夜はあっという間にボトルの2/3ほどが空いてしまった。うちにしてみたらこれはすごいこと。

それにしても不思議なのが、牛乳でできたチーズとブドウでできたワインの相性。
「やっぱりフランスワインにはフランスのチーズが合うんだねぇ・・・」
などといい気持ちで酔っ払ってたんだけど、そういえば別の席では
「やっぱり刺身には日本酒が一番だよねぇ・・・」
なんて言ってた気もする。

フレンチワインにフレンチチーズ、和食に日本酒ってのはやっぱりうまい取り合わせみたいだ。

別に太平洋や地中海を泳いでるマグロは、米で作った酒やら山で育ったワサビのことなんか知ったこっちゃないはずだし、フランスの牛だってワインの味を知ってるはずもなし。それでもこんな美味いとりあわせができたのも、古今東西のくいしんぼうが一所懸命美味い組み合わせを捜し求め選択してきたおかげだろう。

こんな美味いワインやらチーズやらを作ってくれたフランスの食いしん坊や、米から日本酒を作ったり、マグロとワサビの組み合わせを見つけてくれた日本の食いしん坊に感謝しなくては。

乾杯、乾杯。


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