インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

ブラック・サバティカルなお話

2007-08-12 09:26:01 | 今日の心象
突然ですが皆様はBLACK SABBATHというバンドに対して
どんなイメージをお持ちであろうか。

ヘビーメタルの父。

ハードロック御三家。

Ozzy Osbourneがいたバンド。

生ける伝説。

若干カルト的。

暗いってゆうか黒い。

ダウナーなヘビーリフ。

ストーナーロックの走り。

ドゥームメタルの走り。

元祖PANTERA。

元祖キャスィードラル。

元祖RAGE AGAINST THE MACHINE。

果ては元祖KORN。。的な。ヘビネスミュージックのRoots。

ファッションセンスゼロ。

サンオツ。

アイオミ。

等等。。

彼らの音楽を知っていられる方は、
様々なイメージをお持ちになると思います。

しかしながら大体、現代の商業音楽シーンに
多大な影響を与えまくったオリジナリティ溢れる音楽性を持つ
オジー時代のイメージが一般的に高い評価を得ていると思います。



そして。なにを隠そう、
私はちょっとしたブラックサバズニアである。(元)。

今でこそそんなに愛聴してはいないが、
実家の4畳半の部屋に帰れば、
1970年彼らのデビューアルバムである
『BLACK SABBATH(邦題:黒い安息日)』から
再結成前までのアルバム『Forbidden』まで計18枚の
オリジナルアルバムと、
ロブ・ハルフォードが何かの拍子で
代理加入したときの海賊live盤すら
CD棚に並んでいるので、
ややマニアと言っても差し支えはないであろう。

私が若き受験生の時などは、
勉強のBGMとしてよく聴いていたものである。


そしてBLACK SABBATHといえば
オジー氏に始まり、
HM界の北島三郎・ロニージェイムスDio氏、
元祖シャウト系・イアンギラン氏、
そもそもBassのクセにやたらと唄のウマいグレンヒューズ氏など、
数々の名ハードロックヴォーカリストを擁してきたことで
知られていますが、
ここで自称マニアの私としてみなさんに
声を大にして伝えたい素晴らしいボーカリストがいます。

いつも忘れられてるってゆうかそもそも誰も知らない、
激渋実力派名ボーカリスト1名。

その名はトニー・マーティンさん!

しかしこの人、悲しいほどに、むちゃくちゃ存在感がない!

理由はおそらく、花がない。の一言に尽きる。

ルックスがやや難、
というよりもはや至難の域である。
ハゲでロンゲ。つぶらな瞳のおっさんである。
最近、あきらめて丸めたようである。


さながらロブハルフォード氏的である。

しかし、そのルックスから想像できないほど唄がウマイ!!
顔に似合わず愁いを帯びたハードポップ好きには
たまらないハスキーボイスと歌唱力の持ち主でござる。

今宵、久々にサバス聴きたくなって
久々に知られざる様式美の大名盤
『Tyr』の名曲1曲目Anno MundiのTonyさんの歌唱を聴いて不覚にも燃えたっ!
久しぶりのMETAL魂。メラメラ。美しいハーモニー…

非常に地味ながらもめちゃくちゃ好きだった
Tony時代の中途半端な名盤『Cross Purposes』収録の佳曲、
Hand That Rocks The Cradleの出だし歌唱メロも絶品。
ただし、曲は佳曲レベル。
熱いのはイントロのみ。シェンカーパターンである。
私なんかはこうゆうサブさがまたたまらないのである。
この曲のPVが流れた当時の深夜番組sony MTVを
ビデオに収めて擦り切れるほど見まくってたキッズだった頃、
私はギターを手に取りました。
じつはなにげに思い出深いPV。。

こんなDio時代のHM/HRを代表する大名曲Die Youngだってなんのその。
Dio師か!?と思うくらいクリソツな歌唱!
liveでこのクォリティ。。やたらウマい!
そして故・パウエル氏ドラムうるさすぎ!!得意のドカドカサウンド。
ギーザー氏のBassはアグレ!

…てゆうかここまで書いてきて
皆さんそこまでブラックサバスに興味無いことも知ってますし、
自ら温度差を感じてきたのでそろそろ寝ます。

終わり。