インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

LAST DANCE 2nd

2006-07-27 23:58:17 | 今日の出来事
メタルトークに沸きり、学生さんたちからエールをもらった後、また数曲弾いていると、路上の宿敵・POLICE出動。
メガネの普通の警察官とキュートな萌え系婦警さんに「ここでやるには許可証が必要だ」というこれまでにももう何回か聞いている注意を受ける。
以前警察に一度注意されたものの、豪快にシカトして弾き続けてたら、数十分後警察官が猛ダッシュで走ってきておもいっきし怒鳴られ逮捕されそうになった想い出もあるので、その日LAST DANCEのつもりとはいえ演奏中断。様子をうかがうことにした。

まあ演奏しないせよ、わりと馴染みの場所からの景色は、幾分センチメンタル。思い返せばいろんな人と出会いささやかに交流してきたような。
ホテルの料理人の陽気なイタリア人・なにも話しかけることなくいきなりお札をまいっていった渋いオッサン・電通の少し疲れたベテラン社員・日産自動車のOLピアニスト・恋する女子大生二人組・内気なニート君・試験を控えた受験生・風船くれた女子高生・なんと援交帰りの女子高生・やたら気のいい薬剤師の好青年・ただからんでくるめんどくさい酔っ払いオヤジたち・ガテン系沖縄出身いかつい兄ちゃんたち・バーの店員の弁髪にいちゃん・ビラ配りの美容師・カスタネットで参加しようとするおじいちゃん・ケーナでコンドルは飛んでいくの競演を強要してきた仙人のようなオッサン・和太鼓パフォーマーの林幹という方・自称バークリー出身狂った麦藁帽子サングラス業界スカウトオッサン・路上で同じく音楽やってる人たち・おせわになることになったピアニスト水岡さんとつなげてくれ、演奏の場と機会を与えてくれたダンディピアノ弾きさん etc…。

当然ながら、路上にはそれぞれいろいろな人生を送っている人たちがすれ違いまくっているわけで。そこへ俺がいかなかったとしたら一生出会わなかった人たちなわけで。どれもが貴重かつ印象的な思い出。
そしていつもさくらとして協力的に聴きにきてくれた、横浜L〇ftではたらいてた時のたくさんのみなさん!どうもありがとうございま~す!感謝。(こないだはよんだにもかかわらずPOLICEイエロー一枚出てて警告びびってあまり弾かなくて面目ない!>こないだのみなさん。魚寅会ってことで勘弁)

というわけで、LAST DANCEとタイトルつけ、とりあえず横浜では最期にするつもりだったものの、人生とは旅である。旅先の路地で、草むらで、小さなグラウンドで、誰かと言葉を交わす代わりにギターを蹴るだろう。ヒデばり。とにかくこないだ久しぶりにやってみてやっぱし思いのほか楽しかったので路上生活またやります続けます横浜へもいくと思います。実家あるし。ヨロシク。あの感じをまた!ABEもまた!