来る衆院選に向けて盛り上がっているのか盛り上がっていないのか今一つ掴めない昨今ですが、どうしたものでしょう。自民党にも色々と駄目なところが目立つ反面、その対抗馬となりそうな野党第一党、第二党の主張は輪をかけて酷いなとか、その他の小政党はそもそも自分の住む選挙区に候補を出すかどうかも怪しいし似非科学べったりのところが多くて目眩がしてくるとか、加えて結果が半ば見えているところもあるだけに気乗りがしない人も多いのではとも思います。野田元首相が自民党との約束を律儀に守って己の所属政党の不利を厭わず解散に踏み切ったのに対し、現首相はキッチリ自政党の不利にならない時期を見計らったようで、後者の方が頭は良いのだろうなという気はしますが……
そんな中で、小学4年生(自称)が作った「どうして解散するんですか?」なるサイトが、民主党のTwitterアカウントでの宣伝もあって話題を呼んだりもしたみたいです。そうした民主党の振る舞いが自作自演臭いとさらなる嫌疑を呼んだり、元より小学4年生が作ったというのが嘘くさかったりして、何ともムダに反感を買っている感じですね。実際のサイト制作者は色々と前科のあるNPO代表(辞任することになったとか云々)らしく、これまた炎上の元と言った風情でもあります。
なぜ今、解散しなければならないのか、その辺は自民党支持層ですら疑問に思うところでしょう。そうした疑問を突きつけるのは至極もっともなことです。しかし、それを「子供を騙って」行うのは実に嫌らしいな、と思います。とかく子供を盾にすると言いますか、自分の主張を子供に代弁させたがる大人は多い、本当に真っ当な主張であるなら正々堂々と己の口から騙れば良いのに、それを子供に語らせたがる人は少なくないわけです。「子供」という日本社会における大正義を盾にして反論を封じたがる人、自らを正しいものと位置づけようとする人、こういう人々の存在には反吐が出ます。
まぁ、「誰が語ったか」は、時に語られる内容以上にモノを言います。子供が語ったことにすれば、それを否定する側が悪者にされる、現役女子高生が著者であれば普通のオッサンが書いた本よりも格段に売り上げが伸びる、大学教授や講師、あるいは経営者なりコンサルタントなり箔が付く肩書きを出せば怪しげな主張も真に受ける人が後を絶たない、名高い現代美術の大家の作であれば、落書きやゴミでもとんでもない高値が付く、世の中はそういうものです。
会社の偉い人がろくなことを言えないのは、こうした世の中に甘やかされてきた結果なのかな、とも思います。下っ端の言うことなら内容の理非にかかわらず退けられる、逆に偉い人の言うことならば周りの人間は(少なくとも表向きは)異議を唱えず頷くばかり、これでは「何を言うか」について頭を使う必要がありません。何を言おうが結果は一緒、要は自分が偉いかそうでないかが全てを決める、そんな組織では馬鹿しか育たないものなのでしょう。








うろ覚えだけど、母親の名前まで晒されていた気もするし
それに叩いてる連中が如何にも「正義の名において“懲罰”を加えてやろう」みたいな感じで、結構恐怖みたいなのを感じずにはいられないから、俺の場合は寧ろ叩いている側に対してドン引きしちゃってているんだよね
を重視する様にならない限り今回の様な風潮は続くでしょうね。
もっとも、権威あるものに対する極端なまでの従属であったり、社会におけるタブーのあまりの多さ云々といった事を顧みる限りは、そもそも日本が“何を言ったか”で判断される様になるのかかなり怪しい気がしますがね。
管理人氏の仰る通り、日本で権力・影響力のある人間や組織のトップに立つ人間にマトモな言動や思考の人間が全然見当たらないのも恐らくは、自分達がある意味守られているためであろうと思われますからね
てか、「偉そうな人」が言うことには無条件で拍手を送るというのって相当の反知性主義なんじゃないですかねえ?
人々から信頼されやすい、あるいは影響力のある人間、叩かれにくい人間が言った言葉はほぼ無条件で「正論」とされる危険性を含んでしまっているのです
もし仮に、誰が言ったかで判断されてしまう風潮がこのまま続くなら、カリスマ性がある人間が率先してヘイトスピーチに加担して差別や排除を煽ればどういう結果になるのかは火を見るより明らかです
そう思うのなら、ここで陰口なんか叩いていないで「叩いてる連中」とやらに何か言ってきたらどうですかね?
>ボルシチさん
むしろ「偉い人」の言動にこそ批判的に接して欲しいと思うところですが、メディア報道に乗っかって政治家を叩くような「距離」があればまだしも、会社における上長と部下の関係の場合など、「直に接する」場合は立場の上下こそが絶対であったりしますからね。政治家と後援者、政治家と官僚の関係も、きっとそういうものなのかも知れませんが――誰かが馬鹿を黙らせないと状況は悪くなるばかりで……