非国民通信

ノーモア・コイズミ

見苦しい

2008-07-10 23:31:04 | 編集雑記

 その昔、水伝騒動というモノがありました。「水からの伝言」という目眩のするようなエセ科学を持て囃していたブロガーがおりまして、それを批判した人がいたわけです。まぁ、至極真っ当な批判だったと思うのですが、結構な反発もありました。批判された方に共感する人も不思議と多かったようで、方々のブログを巻き込む騒動に発展したのが大雑把なことの次第です。

 エセ科学を持て囃すような態度を批判する人と、そうした批判を快く思わない人の間で奇妙な対立が生まれました。この騒動に随分と遅れて気付いた私は、後者の側には「サヨク嫌い(日頃の主張は左寄りの人も少なからず含む)」「共産党嫌い(その割に日頃の主張は民主党より共産党に近い人もいる)」が結集しているなぁ、だからどうと言うこともありませんが、おもしろいなぁと感じたものです。

反共主義は不滅なり?

続・不滅の反共主義

 で、昔話のように語り出しましたが、実はまだ続いています。この辺に興味がある人が果たしてどの程度いるのか、その辺を知りたいのですが、ともあれ一部では今なおホットな問題のようです。でも部外者から見るとどうなんでしょう? 上の段落でも書きましたが、私はこの騒動に気付くまで、かなりの時間を要しました。巡回先のブログで起こっていたことであるにもかかわらず、です。本文だけ読んでコメント欄は見てないから、というのもありますが、当事者以外にはかなり微妙な問題だったんじゃないかなぁ、と。わざわざ反論のエントリを立てている人もいましたが「お前は何を言っているんだ?」という印象でしたし。被害妄想を相手にシャドーボクシングに励むウヨなら見慣れてるんですけれどね。

 最初に「水からの伝言(と言うより、それを持ち上げる姿勢)」に疑問を投げかけたのは「たんぽぽのなみだ」というサイトの人でした(以下たんぽぽさん、もうリンクは張らないので気になる人は検索してください)。で、最初のたんぽぽさんによる批判は、至極真っ当な代物でした。とは言え、真っ当なことを言ってもアレな反発の湧いてくるのがこの世界、的外れな反論もどきも多々あったようです(上の段落で書いたように、それが反論として書かれたものであることに気付くまで私はかなりの時間を要しました)。そしてたんぽぽさんが反論もどきと応酬を続けているまま今に至る、と。

 楽観的な人は別のことを考えるのかも知れませんが、私は悲観的です。一度言ってわからない人は、どうせ何を言っても無駄だと思っています。相手にするだけ無駄なのです。むしろ馬鹿を相手にムキになる方が見苦しい、と。そしてこの水伝騒動、言うまでもなく「見苦しい」。たんぽぽさんの当初の批判は、繰り返しになりますが至極真っ当なものだと思うわけです。言うべきことをきっちり言ったのですから、それで良いのです。わからない人は何を言っても無意味ですから、そんな連中にいつまでも拘泥する必要はありません。むしろ的外れな批判に対して延々と応酬を繰り返す今のたんぽぽさんの方が傍目には見苦しいのではないか、と。しかるにそれを直接本人に伝えてみようと思いつつ躊躇していたら、いつのまにか色々と巻き込みつつ酷いことになっているようで……

 う~ん、野球に喩えれば勝負ってのはストライクゾーンに投げられるピッチャーがいて初めて成り立つわけです。そこに審判がいないとしても、クソボールしか投げられないピッチャーが相手では勝負など成り立たない、論争など成り立たないのです。私にはこの水伝騒動、クソボールしか投げられない投手と、ボール球を打ちに行ってバッティングフォームを崩した打者の対戦に見えるんですが、どうなんでしょうね?

 

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21 コメント

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苦い涙 (ノエルザブレイヴ)
2008-07-10 23:36:28
自分の意見に対して批判してくる人にできるだけ答えようとしていた時期が私にもありました。しかし、一部の人はただ打ち負かして勝ち誇りたいだけだ、と今は思います。
Unknown (非国民通信管理人)
2008-07-10 23:57:40
>ノエルザブレイヴさん

 結局のところ、批判たり得ているのはごく少数で、単に気に入らないから相手を否定すべく難癖をつけているだけ、そういうケースばっかりです。「いい人」だったら真面目に相手もするんでしょうけれど、私は面倒なので、その手の連中には「クソして寝ろ!」ぐらいしか言う気になれないです。それよりも「何を言ったら納得するのか?」と問うべきでしょうかね。
Unknown (仲@ukiuki)
2008-07-11 00:00:39
そうなんですよ~。まだ続いています。

私は去年の秋くらいに、9.11陰謀論(自作自演説)批判の記事がきっかけになって、たんぽぽさんのブログに出かけるようになりました。で、たんぽぽさん、すごくまっとうなことを書きつづけていると私なんかは思うのですが(人の常で無誤謬ということはないでしょうけど)、どうしたわけか、次々に「クソボールしか投げられない投手」が現れて、たんぽぽさんに勝負を挑んでくる。それが実に不思議で、また、興味深いです。
個人的な嫌悪が原動力になっているようにも思えるし、ジェンダーの問題が根底にあるようにも見えます。たんぽぽさんがあまりに律儀に何でも打ち返してくれるんで、腕試しにチャレンジしてきてるお調子者もいるんじゃないかとさえ思えてきたり(笑)。

ともあれ、たんぽぽさんについては、民法改正関連の記事をあげつづけているうちは大丈夫だろう、まだバッティング・フォームは崩れていないぞ、と私は見ています。

それより心配なのは、たんぽぽさん(サイド(?))への攻撃に血眼になるあまり、ちょっと常軌を逸してきてる人たちのことです。それこそ信用なくしちゃうんじゃあるまいかなあ、と。良い記事を書いてきた過去があっても。
Unknown (いるか缶)
2008-07-11 01:39:44
水伝騒動はこっそり見てました。

たんぽぽさんがなぜそこまでするかは投げるボールの変遷によるのかなぁと思います。最初の方はまだ議論の方法などによるたんぽぽ「批判」でしたが、最近はもう「罵倒」というか「侮辱」になっています。。この状態でたんぽぽさんが引くというのは難しいというか無理ではないでしょうか。元々は説得の問題ですが、今はたんぽぽさん自身の名誉の問題になっている部分があるのかなぁと。

 で。仲@ukiuki(ブログ愛読させていただいてます。)様もおっしゃっていたように、なんでここまでたんぽぽさんにやってくるかですが、前に非国民通信様で読んだ「専門家嫌い」の心が影響している気がします。たんぽぽさんってジェンダーとか「科学」とかの専門家のようなイメージを持たれているような気がします。実際とても詳しいようですが。
やっぱり管理人さんの受け売りですが (ノエルザブレイヴ)
2008-07-11 11:11:22
「○○を嫌っている割には言動が○○に近い人」は割と多い気がします。

例えば、「重罰主義かつ「中国なんて反日で…。」と言う人」は結構いる気がしますが、実は世界でもトップクラスの重罰主義の国が中国なんですよね(かの国では賄賂関係でも死刑になるらしいですし)。
で、中国の刑法学者の一人が「中国は25年位前から死刑を大幅に増やす方向にシフトしたものの結局犯罪は減らなかった」とか言っていたりします。

重罰主義は犯罪を減らす効果より死刑を増やす効果が強く確実に出現するように思われます。しかし、それが仮に正しいとしても国民の精神の渇を癒す効果は見込めてしまいそうなのが何とも言えません。
Unknown (にゃん(仮))
2008-07-11 20:52:13
はじめまして。

多分言っちゃまずいいんでしょうが、
この界隈のブログには「阿修羅系」と「るいネット系」な人がたくさんいるようなんですね。

「阿修羅系」の人たちの特徴は、反米・反中・反カルト・反自民・ユダヤ陰謀論肯定ってとこでしょうか。

「るいネット系」の人たちは個人主義を異常に敵視していますね。

一見リベラル系に見えるのですが、内部の結束がすごく強いんですね。
確かに傍から見てると (おさふね)
2008-07-11 22:07:30
 「水伝」に関して言えばあさりよしとおの「HAL新装版」にあるように、コップの水に1ヶ月間「有難う」を言い続け、表面に湧いて出来たものを遠心分離と中空皮膜フィルターで濾しとり、「純粋な有難う」を抽出して飲んでみれば自ずと結論出るんじゃない?としか言いようが無いんですが、此処まで拗れてしまったのはお互い意地になって引っ込みがつかなくなってるというのもあるのではないかと思うんですよねえ。
 言っても無駄な者には何を言っても無駄なのだから私だったら「寝言は永遠に寝て言え」で終わるんですがねぇ…
ノエルザブレブさんとかぶってしまうかもしれませんが (GX)
2008-07-11 22:16:44
 「○○を嫌っている割には言動が○○に近い人」とうことは私にも心当たりがあります。それは「社会人の常識」を教え込むことや「社会に合わせて人格を変えていこう」とする人々です。
 このような人々は「共産主義」を嫌う傾向にありますが、これらの考え方はその「共産主義」そのものです。ただ、それならば「衣食住」は保障されなくてはならないのですが、それは「自己責任」で片付けられてしまいますよね。なんだか、日本の社会は上の部分が資本主義と共産主義の良いところを取り、下の人々は両者の悪いところを押し付けられているようなそんな気がします。

 あと、他には「虐げられる側である(可能性のある)人々」にもかかわらず「虐げる側」を支持しているパターンもありますよね。そのひとつの例として「オタク」が挙げられます。
 まあ、すべての人々がそうではないでしょうし、というか自分もオタクの部類に入るのではないかなと思うのですが(笑)、どうも彼らはいわゆる「保守側」が多いような気がします。自分はこちら以外にも、アニメやゲームのキャラのイラストサイトめぐりもしているのですが、その中にはニュースについてコメントしているものも存在します。そのコメントの内容は・・・非国民さんが「異常」と思うようなものがほとんどです。「自分は中国や韓国が嫌いだ」とはっきり言う人まで見かけました。実はつい先日も「秋葉原事件の殺傷事件」についてコメントしているサイトを見たのですが、「まともなことを言っている」と言って絶賛している記事が「産経新聞」の記事だったりします。しかも、その記事の内容は「犯人を厳罰に処することが凶悪犯罪防止につながる」や「我慢してこそ自己実現ができる」など、私からしてみれば突っ込みどころ満載の記事なのですがね。悪い意味での「一般論」を語っているだけかもしれませんが・・・。
 さらに自民党支持者やら石原知事を支持している人が多いようです。児童ポルノ規制を見ても、施行しようとしているのは与党側で反対しているのは野党側なんですがね。それと彼らの祭典である「コミックマーケット」を不健全なイベントとして潰そうとしているのは石原知事であり、石原知事や警察の少数嗜好(オタク)の根性を叩き直してやろうという考えと犯罪抑止のスケープゴートにしようとしていることに危機を持っているのは社民党の保坂議員なのですが、前者のほうが後者(社民党)より勝っているのが現状です。

 彼らオタクも「少年」や「外国人」同様に「虐げられる少数派」になる可能性は十分あるのですが・・・。不思議です。
Unknown (ニュースコープ)
2008-07-11 23:45:40
>>GXさん
>日本の社会は上の部分が…

実は私も以前からちょくちょく考えています。
何と言えば良いんでしょうか、「先進国」と「途上国」の悪いところばかり……もとい、権力者や大企業にとって都合の良い甘いところばかり切り取ってツギハギした結果できあがったのが、今の日本という社会なのではないか、と…。

世界を見渡すと、実は日本以外にもこういう国は結構ありますよね(決して偏見というわけではありませんが、何故か特にアジアに多い気がします)。
「共感強要派」の「反知性」 (kojitaken)
2008-07-11 23:55:56
こんにちは。

にゃん(仮)さんが、

> 「阿修羅系」の人たちの特徴は、反米・反中・反カルト・反自民・ユダヤ陰謀論肯定ってとこでしょうか。

って書いてますけど、「らんきーブログ」はまさにこういった人たちに担がれたブログでした。

現在も「9・11陰謀論」や「地球温暖化陰謀論」が盛んですが、社民党や共産党、それに民主党にしたって「京都議定書から脱退せよ」なんて言いだしませんよね。でも、あの人たちは平気でそれを口にします。

管理人さんは、両陣営の違いは共産党に容認的かどうかではないか、という仮説を提出されましたが、私はそれ以前に、自然科学なり社会科学なりのまっとうな方法論を尊重するか否か、で線引きできると思います。

むろん、「らんきーブログ」の側は、それを尊重せず、疑似科学的発想に走りたがる側だと考えています。

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