非国民通信

ノーモア・コイズミ

ブラジル人とオージーのための日本ガイド

2008-02-03 22:45:46 | ニュース

日本に敬意、「細目」に整形=リオのカーニバルで有名モデル (時事通信)

 2月3、4日に精鋭チームのサンバ競演で佳境を迎えるリオのカーニバル。今年はブラジル日本人移住開始100周年とあって、名門チーム「ポルトダペドラ」は敬意を表して日本移民をテーマに選び、主役の1人である有名女性モデルが「日本人風」に目を細く整形し、話題を呼んでいる。

 この女性は、白人のアンジェラ・ビスマルキさん(36)。打楽器隊を先導する「バテリアの女王」を任され、「ゲイシャ」を演じるためナイロン糸で両まぶたを左右から引っ張って細くした。本番ではブロンドを黒髪に変え、青い瞳には黒っぽいコンタクトレンズを用いるという念の入れよう。もっとも、カーニバル後にはすぐに再手術して目を元に戻すという。 

 たとえ日本代表監督の職務を放棄してでも見に行きたいのがリオのカーニバルのようですが、なんでも今年はナチス政権下のユダヤ人虐殺をモチーフにした出し物もあったようで、しかるに演出が今一つで当のユダヤ人団体の側から抗議されてしまったとか。それはさておき、日本移民をテーマにしたチームもあるようで、そのチームのフロントマンの一人が整形して細目にしたそうです。ふむふむ。

 たぶん日本では関心すら持たれていないので抗議はないでしょうけれど、どうでしょうかね、日本人の自意識の中には「細目」というのはあまりないような気がします。ついでに言えば、日本では整形は概ね否定的なイメージで、偏見があると言ってもいいでしょうか、ですから目を細く整形するなんて行為は、あまり日本人からは歓迎されないですよ、と。ブラジルの日系人社会となるとまた話は別なのかも知れませんけれど。

 でもまぁ面白いことに、レイシストの描く隣人像と外国人が見た日本人像って不思議とそっくりですよね? 隣人像だと思っていたのが、実は自画像だった、でも本人だけはその自覚がない、なんてこともあるでしょうか。どうせならビスマルキ氏は色々と捏造でもしてみたらよいかも知れませんね、日本人には歓迎されませんが、鏡を突きつけてやるという意味で。

 

調査捕鯨、懐もピンチ 国からの融資10億円返せず(朝日新聞)

 日本の調査捕鯨の資金繰りが悪化している。実動部隊の財団法人日本鯨類研究所(鯨研)が、06年度決算(06年10月~07年9月)では、国から無利子で借りていた36億円の運転資金のうち10億円が返せなかった。昨年、捕鯨船で火災や死亡事故が発生。操業の中断で捕獲量が減り、鯨肉の販売が2割減ったことが直接の要因だが、最近の捕獲頭数拡大に伴うコストの増加と、05~06年の鯨肉の大幅な値下げも影響している。

 そうそう、オージー諸君にも言っておきたいことがあります。今すぐ、捕鯨反対の活動を止めなさい。そっちの方が早道です。相手がレミングスなら説得するよりも誘導した方が適切ですよ、と。

 もはや捕鯨が日本で営利行為として成り立つことはありませんから、商業捕鯨など解禁してしまいなさい、わざわざ赤字を出しに行く企業はありません。日本は本来、採算が合わなくなれば自国に拘らず輸入に切り替える国なのですから、日本の捕鯨は自然消滅するでしょう。それでも農水族の天下り先として国家予算で船を出す組織は残るでしょうけれど、日本人は本来こうした利権団体や公的資金の注入は大嫌いなのです。

 ところが、12歳の子供ってのは反抗期なんです。よその国(アメリカ除く)から言われたことを聞き入れるのがなにより嫌で、言われれば言われるほど意地になって逆のことをしたがります。ですから本来ならば農水絡みの利権団体などは左右両側からボロクソに言われるところが、そうならないのは捕鯨に反対の声を上げる皆さんのせいですよ、と。あなた方が捕鯨に反対するから、うちの子たちはムキになって反抗して、利権団体の大赤字だってガキの理屈で擁護し始めるんです。

 ですからオーストラリア及び全世界の捕鯨に反対する皆さん、大々的に捕鯨に反対するのはおよしなさい。あなた方が頑張れば頑張るほど、放っておけば自滅する捕鯨を延命させることに日本人は必死になってしまいますよ!

 

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7 コメント

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Unknown (吉田)
2008-02-03 23:34:31
いつも影ながら応援してます
昨日今日辺りは、日教組が集会をホテルに断られた一件を扱うのかなと思っていましたが、違うんですね
Unknown (非国民通信管理人)
2008-02-03 23:55:22
>吉田さん

 応援ありがとうございます。プリンスホテルと日教組の件も取り扱いたいのですが、関心があっても上手く記事に出来るかというと、なかなかそうも行かないものでして……
21世紀は鯨の時代? (yutakarlson)
2008-02-04 14:21:13
21世紀は鯨の時代?
ピザテンフォーのyutakarlsonです。西欧の人でも、過去には21世紀には鯨の時代になる可能性もなきにしもあらずと思っていた時期もあります。アーサー・C・クラークの海洋SF小説「海底牧場」を題材として、鯨を含む海洋資源と海洋開発の重要性と、将来性などについて書いてみました。是非ご覧になって下さい。
Unknown (Bill McCreary)
2008-02-04 21:34:10
なにかで読んだ話ですけど、米国の手話に、東洋人(中国人や日本人のことなんでしょうね)をあらわすのに、目を吊り上げるというのがあったとか。さすがに今は、「人種差別」とかで使われていないみたいですけど。

でも、東洋人の目って、吊り上がっているかー!?毛沢東も、安倍晋三も、当方も、(たぶん)管理人さんも、あんまり目は吊り上がってはいないと思うんですけどねえ。ステレオタイプな表現ていうのも愚かですね。
Unknown (非国民通信管理人)
2008-02-04 23:14:15
>yutakarlsonさん

 まぁ海陸問わず、食物連鎖の上にいる生き物より下の方にいる生き物の方が生産性は高いので、実際に食糧問題に取り組むのであれば鯨を選ぶのは最も非効率ですね。物語としては鯨でも成り立つのでしょうけれど、実現性があるとしたらプランクトンの加工食品とかでしょうか。

>Bill McCrearyさん

 西洋人が描いた東洋人のイラストが吊り目で、そのフィクションが現実に波及した結果のような気もします。一種のオリエンタリズムですね。とは言え、日本人の描く韓国人像、中国人像もこうしたオリエンタリズムに支配されているだけに、なかなかどうして人のことは言えないものです。
うーん (flagburner)
2008-02-07 21:15:26
この問題って、日本政府と豪政府間における意地の張り合いになってしまってる感が否めないんですよね。
実際、今日豪政府が公開した写真に対して日本側が即日反論するくらいですから・・・。
Unknown (非国民通信管理人)
2008-02-07 23:36:04
>flagburnerさん

 日本政府にとって国外からの批判はむしろ追い風のようですが、オーストラリアにとってはどうなんでしょうね。日本人をより意固地にさせるような政策にも見えるわけで、なだめすかして誘導する方向に切り替えられないのは、向こうにも意地があるからでしょうか。

 ちなみにトラックバックを送っていただいたようなのですが、受信できていませんでした。どうも昨日あたりからgooブログ同士のTBが通らないみたいです(自分のブログから自分のブログに送信してみましたが、ダメでした)。歓迎いたしますので日を改めて送信してください。

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招き猫でカーニバル!なんて素敵にジャポネスク!! (多文化・多民族・多国籍社会で「人として」)
2008.2.5.18:30ころ ちょっと気の重くなる記事が続いたので、気分転換
Reaction(s) make(s) reactions (flagburner's blog(仮))
日本政府が密かに調査捕鯨(この表現って適切か?)をやっていた、という証拠写真を豪政府が掴んだのだが・・・。