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[ リアル 高校野球 ルポ ]現役硬式野球部員3人が、売春あっ旋で逮捕された「拓大紅陵」。なのに、いまだ処分無し。自粛もせず。秋季県大会で優勝。実は負けると、生徒や父母が喜ぶんですが

2019-07-02 10:52:09 | 高校 硬式野球部の真実

 いいのかなあ・・・・・・。

 この、まんま、で。

 この、強豪校。今年も、夏の甲子園大会、出場を賭けて行なわれる「千葉県大会」に、7月14日に、出場する。

 各高校野球部の、不祥事&刑事事件、に類することは、各都道府県の高野連が、処分の有無を、判断する仕組みだ。

 近年、その、世間から見ると、大甘処分が、??を、伴って、ざわざわと、気にされている。

 最近でも、この拓大紅陵よりも、多人数、10人が、野球部の寮で、長年にわたって、飲酒と、喫煙を、繰り返していたことが、タレコミによって、知らされ、内部調査で、事実として、認定された。

 10人と言えば、1チーム出来る、人数。

 なのに・・・・その10人の中には、レギュラー選手も混じっており、その選手たちは、謹慎処分を下されて、試合への出場は出来なくなったものの、練習参加は、かまわない。

 チームは、夏の地方予選大会に、出場オーケーという、何とも、不可解決定。

 この、記事を出した頃から、どうも、一罰百戒どころか、全体責任を、まったく、問わない。あくまで、「個人」の責任で~す・・・・・という、流れに、勢いを増してきたように、痛感する。

 誰かが、不祥事起こしていたら、それを止めさせるという、内部自制作用が、まったく、無くなっていくのではないか・・・・・・。

 見て、見ぬふりしていた、一部の、「不届き者」が、見つかったら、それだけ、排除すれば、いい。

 連帯責任を負わされる・・・・からこそ、互いに気を付けてゆき、チームが、その方向でも、ひとつに、まとまってゆく・・・・のでは、なかったろうか・・・・

 だからこその、チーム。だからこその、タテマエではなく、あくまで「教育活動」の一環で、あるはず・・・・なのに。

 腐ったみかんが、見つかりゃ、ポイ捨てして、はい、おしまい!ってさあ・・・・・・

 まあ。ご興味の、ある方、お読みください

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 ≪ 2017・10・1 掲載記事 ≫

 拓大紅陵。

 正式校名は、「拓殖大学 紅陵高等学校」(校舎写真左下)。

  知る人ぞ知る、甲子園には、すでに春のセンバツ、夏の大会、合わせて9回も出場している、硬式野球部の強さで全国に知られた高校だ。

 グラウンドも校舎も、千葉県の木更津市にある。

 そんな高校で、刑事事件が発生。硬式野球部在籍中の現役部員が、今年の1月から2月にかけて、ツイッターを駆使して、若い女性とセックスしませんか、と不特定多数の男性に呼び掛けた。

 そして、知り合いの女性に売春をさせ、収益を得た。

 売春のあっ旋行為をしたのは、ここの野球部員3人。

  この硬式野球部には、現在94人もの男子部員、女子マネージャー3人がおり、この「売春防止法」の「売春をそそのかし、あっ旋した行為」で逮捕された3人のうち1人は、レギュラークラスの部員だった。

 儲かったうち、今回刑事事件として立件されたのは、30歳台の男性にあっ旋した行為。

 ちなみに、料金は5万円だったという。

 3人と、その女性の計4人で、5万円をどのように分配したのか、までは判明していない。

 女性には、タダで働かしてはいないのだが、未成年でもあったようで、彼女は「被害者」として扱われ、事情聴取はされたものの、逮捕・送検はされていない。

 この辺りは、取材していて、いつも疑問が残るのだが、今回は論じない。

 で、学校に、2月にタレコミがあった。

 発信元は、ツイッターだけに、ばれるのは早い。

 硬式野球部の〇〇選手と、ⅩⅩ選手と、▽△選手が、売春させて、知り合いのA子を使い回しさせて、金儲けているみたいですよ、と。

 高校側は、秘密裏に3人を呼び出して、事情と真偽を問い詰めた。 

 いずれも在学中ではあった、17歳から18歳の、同じNのイニシャルの生徒。

  校長の、森章。

  3年前の春から、野球部の部長を経て、監督に就任していた、写真の沢村史郎。

 彼の、暴力による選手指導は、知る人ぞ知る、学内外では有名なこと。

 それを「しごき」「いじめ」「暴力」と、とらえる選手や、その友人もいれば、そのような行為があったことを認めながらも、でも、その行為には、選手たちに、少しでも上手くなって欲しいという愛情や、熱い想いが有ったと想うという選手もおり、一概に是非は言えない。

 ただ、そのような行為を、監督に就く前から行なっていたことは、多くの選手たちが認めている。

 そんな彼らが、鳩首会議を繰り返した挙句、3人が野球部へ退部届けを提出したのち、「自主退学」をして、「拓大紅陵」を去っていったというカタチにしようと図った。

 3人の選手の両親にも、詰め腹を切らせるように迫り、・・・・自主的退学の道筋を、納得・・・させた。

 学校側としては、表面化させず、「部外秘」ということで、意見を統一させ、ソレで済ませた。

  この時点で、千葉県高野連の、写真左側に座る、円城寺一雄・会長にも、右の副会長の鈴木賢二にも、正式に報告せず。

 ただし、そこの事務局には、売春の事件にからんで、拓大紅陵側は、「当校に警察からの内偵捜査が入ってはいるものの、詳しいことは分からない」とだけ、あいまいにして、カンタンに伝えている。

 知っているはずのことさえ、言わず、話さず。クチをつぐんで、まさに「部外秘」。

 県高野連の幹部である上記2人も、聞いただけの、あいまいなことを日本高野連に報告することも出来ず、その際は報告もしないままで終わっていたと、逮捕が報道されたのちに、苦しげな表情を浮かべて、あわてて開いた記者会見で、釈明した。

 このような、彼らが言う言い訳を聴いていると、なかば、闇から闇に、コトをほうむったと、言い換えてもいいだろう。

 ちなみに、円城寺一雄、ただしくは圓城寺が姓なのだが、かつては順天堂大学の硬式野球部の監督経験もあり、現在は千葉市にある、検見川高校の校長の職にある。

 だから、強豪高校の野球部といえども、あくまで部活動は「人間教育の一環であると、承知している」。

 そう、記者会見で、クチにはした。

 だが、自ら真偽、詳細を、職権を使って、調べようとは一切しなかった。

 事件当時、現役の硬式野球部部員であった!にもかかわらずだ。

 しかし、警視庁の方は、いずれも未成年ということもあり、慎重に捜査、取り調べを進めた結果、コトは成人の犯した同様の犯罪行為に等しい、悪質さがあるうえ、いまだに3人の中で、否認を続けている者もおり、キチッと逮捕。

 7月10日、千住警察署の留置場など、分散して取り調べを続行し、留め置くという措置に出た。

 その後、3人を東京地検に身柄送検したうえ、7月31日、東京家庭裁判所にいずれも送致した。

 非公開のうえでの、少年裁判の行方について、詳細は把握出来ていない。

 さて、その先の、拓大紅陵。

 夏の甲子園行きを目指す、千葉県大会の開会式には、堂々と参加。

  ただし、チーム全員と、沢村史郎・監督以下、全員取材陣には何も答えず、高校の部専用バスに乗り込み、すべての車窓をカーテンで覆い、身を隠し、見せないようにしてあわただしく去った。

 高校側は、「県大会への出場辞退はしない」と、声明。

 夏の甲子園大会出場に向けて、何のおとがめも、出場停止の処分検討すら無いまま、快進撃で勝ち進み・・・・・・。

 4回戦で延長11回までいき、やっと敗退。 

 負けて、甲子園出場の可能性が無くなり、一番、胸をなでおろしたのが、先の県高校野球連盟と、日本高校野球連盟だった。

 この件に関しての、日本高野連。

 「県高野連から、詳しく、具体的な報告が届いていないので、判断が出来ない。従って、事件の詳細が把握出来ていないので、出場差し止めは出来ない」と、多くの報道がされているにも関わらず、ひたすら逃げ腰。

 あれから、2か月半。

  表題通り、あいまいにしたまま、何の処分も無いまま、時だけが過ぎ去った。

 元の部員ならいざ知らず、現役の部員が混じり、且つ、レギュラー選手もいたというのに、「残念なことです」ということだけで、森章校長は、責任を突っぱねた。

  そして、来春のセンバツの選出校の参考となる、「秋季千葉県大会」が開幕し、本日、10月1日、「拓大紅陵」は逆転優勝してしまった。

 CSの野球中継では、揃いの赤いTシャツを着た吹奏楽員などの姿が、スタンドに見えた。

 優勝校の拓大紅陵と、負けて準優勝となった「中央学院」は、共に、10月21日から神奈川県内の球場で戦う「関東大会」に出場する。

 この2校は、自動的に来春のセンバツの出場校の選考対象となる。

 本当に、このままで、良いんだろうか・・・・・・。

 さて、甲子園大会に出場する高校は、球場に向けて、応援バスを仕立てて向かうことは、良く知られている。

 関東からでも、1泊2日の夜行バスに揺られ、試合が終わると、高校へ帰ってくる。むろん、車中泊という強行日程だ。

 今夏出場の「作新学院」を例にとると、1人当たり、2万5000円。

 勝ち進むたびに、毎試合、ツアーが組まれる。4試合で、10万円になる計算だ。

 それに、揃いの応援Tシャツや、揃いのアレコレも購入するはめになる。

 その代金。

 もちろん、乗って向かった生徒は払わねばならない。

 夏休みや春休みが、例え、削られようともだ。

 だが、この「拓大紅陵」は、行かない、生きたくないと拒否した生徒からも、全額徴収する。むろん、勝ち進めば、そのたびに毎回だ。

 全校生徒応援が決まりだからとの、表向きの理由。

 コレ、生徒たちに取材し、聴き取った事実だ。

 事実上、支払うのは生徒の親だ。ひと夏に10万円が飛んでいくとなると、そりゃもう、歓喜の渦の中で、気が重くなっていくという。

 県大会までは、自由参加応援。

 なので、本日もスタンドはすいていたし、赤のTシャツはさほど目立たなかったが、来春、センバツ甲子園出場が決まったもんなら・・・・・・。

 これは、硬式野球部の甲子園への応援に限ってのもの。他のスポーツのクラブが全国大会に出ても、それは無い。

 一致団結しての、全校生徒応援の姿を全国にテレビ画面を通して、校名をアピールしたい気持ちは分からないでもない。

 だが・・・・・行かない生徒からも、カネ集めて、その余剰金はどこに消えてしまうのであろうか・・・・・。

 ちなみに、全校生徒数。現在約1200人だ。

 その昔、28年前には受験志願者数を水増し報告し、競争率が高いことを偽装発表したこともある。

 その6年後には、生徒が体罰を受けたと訴え出て、民事訴訟を起こされた事実も有る。

 硬式野球部が勝って喜ぶ一方で、行く、行かないに限らず、毎回春夏、親は財布の臨時出費を心配する。

 もう、今日からも・・・・・・・・。



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