さて、朝、小雨が降っていた、両国国技館。
9月14日、三段目91枚目に落ちた宇良にとって、3戦目。
対戦相手は、昨日、記事化したように、キャリア25年半目に突入した、「天一」(てんいち)。
すでに、40歳と10か月。
本日は、序の口、序二段など下位の取り組みから「物言い」が有り、「取り直し」が出て、宇良の出番は、午前11時37分と、予測より、遅めになった。
その前。勝負審判が交代。
貴乃花親方が、東口俵下に、どっかと鎮座(ちんざ)。
先日は、弟子の貴公俊(たかよしとし)が、自分が審判のときに、出番。
「物言い」を付けられると、控えで、ふてくされた表情を見せるし、今場所の前には、自称・婚約者がいながら、愛人をラブホテルに連れ込み、やりまくったあと、出てきたところを直撃され、股まら、ふてくされ、「これ、載るんですか?」と。記者に問う、フイリピンと日本人の混血巨漢児。
良しとし、というより、その言動は、悪とし。
先日の取り組みでも、立ち合い。
片手もキチンと付かず、立ち上がってしまうザマ。
だが、支障、否、師匠である貴乃花は、観て見ぬふり。しょせん、口先と違い、現実には、歪んだ「相撲道」。
弟子が弟子なら、師匠も師匠だわいと、あきれ果てた。
さて、この勝負、
それまで、静かに見守っていた、数少ない観客のなかから、大歓声が沸き上がった。
「うらああああああ」、「宇良~!」と、若い女性からの、掛け声飛び交った。
土俵下に、カメラマンも3人ほど、来た。
もしかして、江戸時代の徳川吉宗時代に勃発した、「天一坊事件」のような、あり得ないことが、起こるかも?と、思ったら、うらあららららら・・・・・・。
すぐ、40歳と10か月。ケガも無く、起き上がった。見守る、黒紋付きの、貴乃花。
あっさりと、かつて使い古した、まさに宇良のオモテワザ、復活。下肢も、痛めることなく、勝利をものにした。
カメラマンも、しっかり、撮影。
これで、2勝1敗に。
さて、次は・・・・・・
明日か、明後日でしょう。
ちなみに、これから当たる、三段目超下位に、ん?と、目を開かせるワザを繰り出す、強敵は、いまんトコロ、見当たりませんが・・・・
でも、なあ・・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《 2018・9・14 夕刻 追記》
明日は、宇良 、取組、無し。
ひざ、下肢に、まだ、不安が有る様子。
担当医師に、宇良が、リハビリを、いつものように2時間かけて、じっくりかけて終え、もう、大丈夫かなあと想い、聞いた際に、こうキッパリ告げた。
「もし、取組のとき、ドンという衝撃とともに、右ひざに強い当たりが生じたら、再び、損傷する可能性もあります。無理は、しない方が・・・・・」