講師Sです。
リーチアウト恒例のスピーチコンテストまであと1週間ですね。
合同練習も始まりました。
週を重ねる毎に上手になって行く みんなの頑張りに感動し、
練習にご協力いただいている保護者の皆様に感謝し、
講師はそれぞれ 熱の入った指導をさせていただいております。
さて、 スピーチの練習を通して、
とても嬉しい事があったので、お話させてください。
私の生徒Hちゃん。
彼女はとても現実的?!なのか、
「今 現在自分が必要だと思わない事には、エンジンがなかなかかからないんです。」
とは、彼女のお母様談。
ということで、今まで英語に対して
なんとか“ヤル気スイッチ”を入れたい 私の熱意は空回り？でした(泣)
昨年のスピーチも、
「来週までには、必ず 全部覚えて来てね!!!!!」
と何度 鬼の形相!?で言った事か…（怖っ）。
そして、なんとか頑張って 覚えて来てくれたのは、
本番2週間前。
それでも、本番直前週の練習では、とても上手で、
「これは、もしかして!?」と思ったくらいでした。
そして、今年…
同じクラスの頑張り屋のMちゃんは
第1週目からすっかり覚えて来たスピーチを披露。
今年も頑張ってる!!
さあ、Hちゃんの番。
「1行だけ覚えられなかった…1行だけ…」
とモジモジ言うHちゃん。
しかし!
言い始めたと思ったら
…と、止まった…
最初の1文で
…止まった…
…沈黙…
…沈黙…
…涙…
…涙…
「え～。そんな、泣かなくても…」と私。
私、そんなに怖かった？
鬼の形相だった？
こ、怖いかなぁ？
すると、
彼女は言ったんです。
「く、悔しい…」
私は心の中で、
「“く、くやしい”????
“悔しい”??
…う、嬉しい!!!!!!!!」
とても嬉しかったんです!!!!
だって、頑張らなければ
悔しいって気持ちは生まれないじゃないですか?!
Hちゃん、頑張ってくれたんです。
頑張ってスピーチを練習してくれた!!!!
そして、次の週には
全部覚えて来てくれました。
“悔しい”と言う感情が出たのは、
彼女のなかで何かが変わった証拠。
彼女のヤル気スイッチを押せたかはわかりません。
なぜ 彼女がスピーチをヤル気になってくれたのかはわかりません。
でも、
確実に 一歩前進。
さあ、本番まであと1週間!!
彼女の悔しさが嬉しさに変わるように、
また、今 頑張っている生徒の皆の為にも、
ますます熱のこもった指導、頑張ります!!!!
