もぎとった休日!きょうは何もしない!
昨夜は、神社用スマホの電源を切り、今朝8時まで爆睡してやった。
私用スマホは、病院やホームから何か言って来る可能性があるので、
24時間、電源は入れてあるが、幸い昨夜は全く鳴らなかった。
――ということで、まずは先日来、書きそびれていた母の話なのだが。
8日に38度台の発熱があり、解熱剤が切れるとまた上がることの繰り返しで、
最初は自力で食事を完食していたのだが、10日朝には食欲が落ち、
はかばかしくないということで10日にホーム系列病院を受診、入院となった。
検査の結果、COVIDではなかったがCTでは肺炎が認められ、
血液検査と尿検査で尿路感染症もあることがわかり、
どちらが発熱の原因とも言い難かったが、
ともあれ早速抗生剤を点滴して貰うことになった。
幸い、翌日11日は37度台まで熱は下がり、本人も楽になった様子だった。
11日に主治医や看護師・薬剤師・リハビリ担当技師、その他の方々とで
カンファレンスを行い、現状と退院までの計画についてのお話を伺った。
高齢なので誤嚥の可能性は高く、今後も繰り返す心配はあったのだが、
本人が「おかゆは嫌い」と言うので、普通食を維持することにし、
本人が希望しない限りは、「嚥下内視鏡検査」「嚥下造影検査」等も
家族としては積極的に望まない由、主治医に伝えた。
検査の不快さに耐え、問題ないとなれば安心はできるが若返る訳でなし、
一方、誤嚥があると診断されれば、今後は食べる楽しみが犠牲になる訳で、
それで残り時間を若干伸ばしたところで、意味があるとは思われなかった。
誤嚥がある限り肺炎も繰り返すことになり、それも楽ではないが、
最終的に何を優先するかとなると、
現状、それは「食べる楽しみ」ではなかろうかと私は思った。
また、94歳とあっては、特段の理由がなくとも突然の呼吸停止なども
あり得ないことではないと言われたが、これについても、
家族は蘇生措置を希望せず、ただ苦痛の緩和のみ、
最大限に行って貰いたいことを重ねて伝え、了承して戴いた。
母は、病院都合でたまたま個室を割り当てられ、快適だったのか、
「家いうもんな、ええもんや、こうしてお尻まくって世話して貰える」
とワケのわからぬことを言い、とりあえず満足そうではあった(汗)。
『お尻まくって』のくだりは、私が行ったときちょうど、
オムツ替えと清拭をして戴いている最中だったからだと思われた。
「なんしろ、年末はやっぱり忙しなるから、しんどなるわいね」
とも言っており、母は以前よく多忙さのあまり年末に体調を崩していたので、
体調不良の自覚から『年末で疲れた』状態を思い出したようであった。
母が居なくては、父のほうが寂しかろうと思い、
11日は帰りにホームにも寄ったが、
父は見た目はあまり変わりなかった(汗)。
着いたときにはちょうど夕食時間で、
父のメニューは最近はほぼペースト状のものばかりになっているのだが、
それらを一皿ずつ、自分でスプーン等を使ってきちんと食べていた。
途中でスプーンを降ろし、
「しんどいよね、ほんまに」
と言うので、
「手伝ったら、食べられるかね?」
と私が言うと、
「要らん要らん!」
と即座に断ってきたので、介助は好まないらしかった。
やはり、時間はかかっても自分のペースで食べるのが良いのだろうし、
自尊心の点からも、「あーんして?」みたいなのは嫌なのだろう。
そのあと12日からが怒濤の忙しさで私は見舞に行っていないのだが、
幸い、病院からもホームからも何も連絡がないので、
最低限、悪い変化はないまま経過しているということだと思われた。
きょうあたり、見舞うべきであると私は理性ではわかっているのだが、
外が暑すぎるのと、やっとやっと手にした休日を使いたくないのとで
今のところ私はまだ、家にいる(汗)。
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