転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ポゴレリチの名前が、来年12月13日の読響定期のソリストとして出ている。
今度の師走ではない。2016年の暮れだ。
ラフマニノフの2番を弾く予定となっており、
この日のプログラムの最後にこれが書かれている。
演奏順がこの通りであれば、協奏曲が演奏会のメインということになる。
指揮はオレグ・カエターニ。@サントリーホール。

ミヒン@アリアCD@Mihin_Aria_CD
『読響の来年度プログラム、やっと届きました!』
(Twitter)

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昨日は、『Super Gift!』を観に、梅田芸術劇場まで行った。
17時公演で、ゲストはシメ(紫苑ゆう)さん・タカコ(和央ようか)さん。
『Super Gift!』from Takarazuka stars(梅田芸術劇場)

殴られそうな話なのだが、私は今回、ゲストの名前だけでこのチケットを買った。
シメさんとタカコさんを同時に観られる機会はそうあるものではなかったからだ。
このふたり以外に誰が出るのか、実は私はほとんどわかっていなかった。
ウタコ(剣幸)さんが出演する、というのはなんとなく理解していたが、
あとは漠然と、宝塚のOG公演だという認識しか持たずに行った。
しかも例によって席は3階の最後尾の端で、オペラグラスも持っていなかった。

…という状態で、いきなり観て客席からウタコさん以外で判別できたのは、
ヤン(安寿ミラ)さん(←声と踊りの動きでわかった)、
ズンコ(姿月あさと)さん(←歌い出した途端に確信できた)、
ワタル(湖月わたる)ちゃん(←出てきただけでスタイルでわかった)、
ミミ(こだま愛)さん(←容姿とムードで一発でわかった)、
かなみ(彩乃かなみ)ちゃん(←歌声ですぐ記憶が蘇った)。
ヤンちゃんとの絡み方で、みさる(森奈みはる)ちゃんもだいたい見当がついた。
プログラムで答え合わせ(笑)をするまでわからなかったのは、
カリンチョ(杜けあき)さんとユリ(星奈優里)ちゃん。
…これは一体どう考えたら良いのだろうか(^_^;。
私は90年代には雪組も星組もかなり観ていて、
この二人の舞台だって私なりによく知っていたつもりだったのだ。
卒業してからの年月の中で、この二人は、
良くも悪くも「宝塚っぽさ」が、三階最後尾にまでは届かない程度に、
抜けていたということなのだろうか??

ウタコさんの『ミー・アンド・マイガール』には感動した。
街灯のセットまで昔の通りで、懐かしさに胸が熱くなり、
ウタコさんはなんと魅力ある表現者なのだろうと改めて思った。
更に、ウタコさんが歌ってヤンちゃんが踊った『So in Love』は、
なーちゃん(大浦みずき)を想って泣けた。
なーちゃんもきっと一緒に舞台にいてくれたと思う。
『Too Darn Hot』をずんちゃんが歌ったことにも感激した。
いずれも、なーちゃんのお披露目『キス・ミー・ケイト』の曲で、
なーちゃんのサヨナラショーのときにも選ばれたナンバーだった。

幕間は、ウタコさんとゲスト二人がトークをする『うたこの部屋』。
ラフなシャツ姿のタカコさんとは対照的に、
ラッフルのたくさんついた貴公子然としたブラウス姿のシメさん。
「ふたりはどのくらい(期が)離れてるの?」
とウタコさんに訊かれ、シメさんはタカコさんと顔を見合わせ、
「100年(^^)!」
と即答していた(笑)。
期も組も違って接点などほとんどないのではないかと思われた二人だったが、
タカコさんは入団前にシメさんのお茶会に行ったことがあるとのことだった。
また、シメさんは『蒼い口づけ』の主演者でもある元祖ドラキュラ、
今も現役時と少しも変わらぬ美しさなので、
「毎晩、冷凍庫に入って寝ていらっしゃる……」
とタカコさんに言われていた。

二幕目に設定されたゲストのコーナーでは、
タカコさんが『One Heart』と『ドラキュラ』、
シメさんが『我が心のふるさと』。
タカコさんの洗練されたパフォーマンスも良かったが、
シメさんの宝塚愛にあふれたダンスと歌もまた圧倒的だった。
こんなかたちで、現ドラキュラと元祖ドラキュラの
舞台を続けて観ることができようとは(笑)。

舞台の上は競演でありつつ同窓会状態でもあり、
客席もまた、各自の観劇歴や思い出を重ねて、
懐かしい日々を辿る温かい思いに満たされた公演だった。
私自身、自分の中に蓄積された宝塚の記憶を再確認した思いだった。
ここの皆が現役だった頃の、あの舞台もこの公演も、
私は旧大劇場で、旧東宝で、たくさん観たのだ。
あの懐かしい顔ぶれが、あれからの年月を軽やかに飛び越えて、
こうして変わらぬ歌やダンスを披露してくれるなんて、
そしてそこに居合わせることができるなんて、
これは年齢を重ねたファンでなければ知ることのできない幸福だと思った。

舞台は、魔法だ。
私はあの3時間だけ、昔の日比谷の3階席に座っている自分に戻り、
自分にそのような「戻れる場所」のあったことを改めて知り、幸せに感じた。
忙しいさなかだったが、行って本当に良かった。

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以前ほど日記を更新する時間が今は無いので、
記録をUPする回数が減ってしまったが、
ラジオ講座そのものは続けては、いる。
一般に、第二外国語講座は4~9月と10~3月の二期制になっていて
(木金放送の応用編は3か月完結の講座もよくある)、
私は10月号からも引き続き、フランス語・スペイン語を聴いている。
どちらも10月新開講ではあるが、4月から続けて来た聴き手のことを考慮し、
ある程度のまとまった会話の中で、ポイントとしての基本的な言い回しを
毎回勉強できるように構成されている。
入門者にも初級者にも、更には中級者にとっても、
それぞれのやり方で活用可能な内容だ。

大木充先生のフランス語初級編にしても、今回は、
「えくてびあ~ん え れぺて」
と毎度毎度懇切丁寧に指示されることはなくなり、
サッサとリピートに移れるので、私のストレスが減った。
素材の会話文も、私程度の者が聴くのはちょうど良い易しさなので、
聴きながら、文法的にはこうなっているのかと自分の頭が整理でき、
ほど良くラクで、かつ勉強になるレベルだ。
フランス語応用編は、今年の1~3月放送分の再放送で、
清岡智比古先生の『そうだ、中級の準備をしよう!』だ。
文法の穴を埋めること、語彙を増やすことを目標にしたいと思っている。

1月に、本年第一の目標として掲げた「TOEICスコアアップ」が、
1月の第197回9月の第203回のTOEICにおいて一応達成できたので、
11月の仏検準1級に申し込もうかと、実はきょう一瞬、考えた。
仏検資格をアップグレードすることが、今年の第二の目標であったからだ。
しかし、調べてみたら、仏検試験日は第205回TOEIC公開試験と重なっていて、
私は早手回しにTOEICにもう申込をしてしまっていたので、
今年の仏検は見送らざるを得ないことがわかった。
11月のTOEICは去年も受けたため「リピート割引」があり、
安いなら行くか!と、後先を考えずにすぐ申し込んでしまったのだが、
こういうところが我ながら計画性が足りず、良くないと思った(^_^;。
準1級は毎年秋季検定しかないので、来年の今頃を目標に、
今後は少しフランス語をなんとかして行きたいものだと思っている。
……ここまで先の話だと、思っているだけで、終わるかもしれない(逃)。

スペイン語は入門編だけしか聴いていないのだが、今季の放送は、
菅原昭江先生の新作で『スペイン語のジムにようこそ!』。
最初からそれなりの長さのある会話文の中で、
アルファベットや数詞などの復習をしつつ、
使える表現の数と種類を増やしていくという講座だ。
スペイン語は私にとって、100パーセント「楽しければいい」という
道楽の外国語遊びなので、今季もこのうえなく気楽にやっている。

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