転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



1.娘の話
野外活動の顛末をここに書いていなかったが、
娘は結局、二泊三日の野外活動を、極めて楽しく過ごしたらしい。
心配していた「朝起きられない」という事態は避けられたが、
娘はやはり、クラスの誰よりも寝付きがよく、
あっという間に寝入って、しかも真上を向いて行儀良く爆睡し、
クラスの皆に覗き込まれても目が覚めなかったのだそうだ。
ということを、翌日、仲良しのお友達から聞かされたとのことだ。

娘の留守に、主人と私が「悲しみのあまり」ピザを取ったことは、
台所のゴミ入れにあったピザの箱で娘にはバレバレになり、
後日、主人が宴会で留守した夜、娘は私に迫って、
彼女のために、もう一度、ピザを取らせた。
娘はご満悦だったが、両方につきあった私は、
もうしばらく、ピザは食わんでええ、と内心、思った。

日曜日に遊んだTくんとは、これまた、とてもとても楽しくて、
Tくんのおうちにお邪魔したり、外で遊んだりして、
午後二時から五時までがあっと言う間で、
「また来週、遊ぶかもしれん(^o^)」
とのことだった。なんだか知らんが、結構なことだ。


2.道訊かれ
私がいつでも道を訊ねられる話は再三、書いたが、
昨日も、某銀行から出てきた途端、全然知らない人から
「すみません、○○銀行の支店、この近くにないですか」
と訊かれた。私が口座を持っていない銀行名だったので、
全然、御案内できず、お役に立てなかった。
謝ってその人と別れ、バス停まで歩きだしたら、今度は、
にゃあ!にゃあ!
と私の右後方から呼ぶ者がいた。
見たら、茶色っぽい猫が、私の顔を見て、呼んでいるのだった。
私はとうとう、知らない猫にまで話しかけられるようになった


3.あんに(あいつ)はケチじゃけの
葬祭費請求の書類に印鑑を押してなかった、という理由で、
某区役所から私は、再度来るように言われていたのだが、
その区役所があまりに遠いので、私は電話をかけ、
郵便で書類だけ送って貰えないか・捺印して返送するから、
と言ってみた。有り難いことに、受け入れられた。

で、昨日、その書類が到着した。
きちんと返信用封筒に切手まで貼ったものが同封されていた。
それを見て、主人は、「へへへ」と言いながら、
その返信用の新品の切手を剥がそうとした。

私「な、なにをする!?」
夫「これは剥がして、うちに貰っとく」
私「書類は」
夫「あんたが、役所まで、自分で出しに行く」
私「計算を間違えてはならぬ!区役所までのバス代は400円以上する。
 往復で800円を超える。郵便なら、ほれ、その切手の80円で済むんだぞ」
夫「う、うむ。短慮であった」

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昨日は、郵便局と銀行に行った。
舅の口座がそのままになっているので、
姑と主人とがそれを相続する手続きが必要だったからだ。
それぞれ微妙に必要書類が違い、金融機関独自の書類もあるので、
昨日は手続きそのものではなく、書類を貰うことが目的だった。

まず、郵便局のほうは、7種類の書類が必要だと言われた。
1.名義書換請求書
2.相続確認表
3.相続人全員の印鑑証明(最近30日以内発行のもの)
4.代表相続人の身分証明(保険証、免許証など)
5.死亡届け書(非課税口座を持っていた場合)
6.舅が結婚してから亡くなるまでの、途切れていない謄本
7.相続人代表からの委任状・私の身分証明

我が家の場合は、相続人が姑と主人しかいなくて、
舅の生前からこのふたりが相続することは確認済みだったので、
遺産分割そのものに関して不明瞭な点は全くなく、
要は書類を揃えるだけの話ではあるのだが、
しかし、それだけでもあれこれ請求したり記入したりの労力は、
本当に、想像を絶するものがあると改めて思った。

このうえ、もし相続人が大人数で、皆で揉めたり、
なかなかハンコが揃わないなどの問題が重なっていたら、
相続関係の手続きだけで過労死する人が出そうだ(^_^;。
そしてまたそこから相続関係手続きが新たに派生したら、
もうドロ沼じゃありませんかね(爆)。
ひとりっこは寂しいと言われるけれども、
こういうときだけは有り難いとしみじみ思った。

さて、次に、某銀行。こっちは9種類の書類が必要だと言われた。
1.舅の、出生以来死亡までの、途切れない戸籍謄本
2.相続人全員の印鑑証明
3.顧客カード
4.共通印鑑票
5.非課税貯蓄者知謀届出書
6.相続関係依頼書
7.相続預金名義変更届
8.有価証券の名義変更依頼書
9.上記の保護預かり口座設定申込書

私は、最初、充分に用心して、名乗らずに、ただ、
相続関係の書類が欲しいとだけ言ったのだが、
銀行は勿論、そんなものをそのまま帰らせるお人好しではなく、
「で、どなたがお亡くなりになったんですか
とキッチリ確認してきた。
銀行口座は、死亡発覚時点で止めなければならないからだ。

舅宅の光熱費などの自動引き落としに使っている口座なので、
私はできれば、舅の口座を止めて貰いたくなかったのだが、
ここまで来て、
「いえ、まだ誰も亡くなってないんですが、一般論として」
などと逃げる訳にはいかないので、私は観念して正直に言った。

これで、相続関係の書類が全部揃って手続きが完了するまで、
舅の口座は誰も手出しが出来ないことになり(それは結構だが)、
水道代・ガス代・電気代・電話代、等々は、すべて、
関係各所が口座振替をしようにも出来なくなるので、これからは、
『引き落としできません』
と、順次、舅宅に連絡が来ることになるだろうと思われた。
これらには、私たちがコンビニ振り込みなどのかたちで、
しばらく対処していかなければならないのだろう。

銀行巡りのあと、姑がつい先月までいた、K苑に寄った。
バスで一時間もかかり、辿り着くだけでヘトヘトになった。
ここでは、姑が入所中に、舅が亡くなっていたので、
姑名義の国民健康保険証を作って、提出せねばならなかったのだが、
手続きがつい先日まで出来なかったため、昨日、
ようやく新しいのを出して確認して貰うところまでこぎ着けたのだ。

それから、再び、バスに乗って、今度は姑が今居るT園まで行き、
ここでさきほどの国民健康保険証を提出した。
急病のときなど、園から病院に行くので、
本人名義の保険証であれば、園に預けておくことになっているのだ。

姑は、私を見ると、いつものように満面ニッコリだった。
私「おかーさん、元気ですか?」
姑「あの人?」
私「いえ、○○子さん(姑の名)」
姑「わたし?私は元気よっっっ」

姑は本当に良い笑顔で、声も大きく、このうえなく健康そうだった。
先日など、介助の人がいないときに、
自力で車椅子から降りようとして、尻餅をついたそうだ。
ちょっと前まで寝たきりだったのにな~(^_^;。
ばーちゃん、元気りんりんになって良かったね。
じーちゃんが、何か手を貸してくれているのかな?
でも昨今は、ワタシのほうが、過労で青息吐息(^_^;。
お正月に備えて、体鍛えておきますっ

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松竹大歌舞伎を広島郵便貯金ホールで観た。この忙しいのに。
銀行巡りから滑り込みで間に合う予定だったのだが、
遅刻してしまった。すみませんでした<(_ _)>。
やはり無茶な予定を組むものではないと痛感した。

序幕は、坂東薪車による「歌舞伎へようこそ」という入門講座。
続いて、中村翫雀主演の「土屋主税」、
最後が、中村扇雀主演の「鏡獅子」。
年末年始にぴったりの演目だった(^_^;。

翫雀のは、土屋主税という役の大きさがよく出ていて、
なかなかの名演だったと思う。初役というのが意外なほどだった。
が、この演目は、私の感性ではどう見ても、大高源吾のほうが、
主役とまでは言わないが「良い役」「オイシイ役」だと思われる。
土屋主税は力強く謎解きと解説をし、感動的にシメる役なのだが、
人生の最も劇的な瞬間を鮮やかに生きている、と言えるのは、
大高源吾じゃないか、こっちのがよほど格好良いじゃないか、
と、何か、観客として納得できないものが、残ってしまった(^_^;。
それだけ中村亀鶴が巧かった、というのは勿論認めるけれども。
まあ「寺子屋」だって、観るたびに松王が脇役に見えて困るので、
物語を鑑賞する側としての私の感覚が、
何か大事なところでズレている、ということも言えるかもしれない。

後半の「鏡獅子」、これも扇雀にとっての初役だったのだそうだ。
成駒屋兄弟で大きな課題に取り組んだ巡業だったと言えそうだ。
しかし、前にも書いたが、私は申し訳ないことに、
日本舞踊というものがほとんどわかっていない。
善し悪しがどうのと言える水準に自分は達していないと思う。

「鏡獅子」は今まで幾度か観たが、某様が演じられたものが、
私には際だって印象に残っている
(敢えて名を秘す。しかし音羽屋に非ず。念のため)。
何がって、最初に小姓弥生として登場したときに、
あまりの顔の大きさに、思わず客席でワロてしもうたのだ(殴)。

扇雀も、失礼を承知で申し上げれば、それ系だった。
恥ずかしがって逃げる御小姓、という設定に比して、
こちらが唸ってしまいそうな、立派過ぎる大顔面。
だが、これが、1人で踊り始めると実に存在感があっていいのだ。
前述の某様もそうだったのだが、この演しものは、
主な見どころがすべて、「独り」だというところが良いと思う。
そして、後半、獅子の精に扮してからは、
その役者顔の映えること映えること。
こんなもの、小顔の役者にやれるものではないと、改めて思った。

…………と、顔の感想に終始した、素養のない私を
お許しなされて下さりませ<(_ _)>。

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きょうは主に、金融関係を巡って来ます。
行って来ます。。。。。

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きょうは実用フランス語技能検定試験を受けに行った。
もちろん5級だ(爆)。
これより易しい級は無いのだから仕方なかった。

仕事に必要という訳でなく、留学する訳でもなく、
資格を取って何か始めたいという訳でもなく、
ってかそもそも、フランスなんていっぺんも行ったことがないのだが、
ただ、面白そうだから受けた、という、これぞ道楽の極み。

だいたい、5級なんて履歴書に書ける資格ではない。
仏検公式サイトにも、ちゃんと明記されていることだけれど、
5級は、ほんの50時間ほども勉強すれば合格可能な級だ。
一日一時間ずつやったとして、計算上は二ヶ月弱で準備できる
(私の仏語歴は、恥ずかしながらもうちょっと長いが……(^_^;))。
だから、これは単なる学習の一里塚。
私のような者にとっては、完全なる自己満足の世界だ。

英語もままならないのに第二外国語をやってどうする、
と昔の真面目だった頃の私は思ったものだが、
今では、考え方が変わった。
英語がどうにかなるまで、なんて言ってたら、
私の人生は終わってしまうぢゃないか。
いいのだ、どれもこれも中途半端でも。要は楽しければ。

将来、楽隠居して、『気晴らしに』おフランスに行ったりしたら、
もしかして、ちとばかし、役に立つかもねん(^_^;。

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今に始まったことではないが、我が家の小5の娘はボケている。

SFなどでときどき、『人の考えていることが読める』とかいう、
高度な能力を有する人間が登場するけれども、
もしうちの娘の考えていることをうっかり読んだりしたら、
その、あまりの荒唐無稽さ・くだらなさに、
そのエスパーは体の具合が悪くなるのではないかと思う。

「みーちゃんね~、学校でもときどきボーっとするんだよ~。
帰りの会とかで、みんなで歌を歌っているときねえ、
はっと気がついたら、もう二番になっていたりするの

いかに惰性で毎日を生きているか、よくわかる。
しっかりしろよ、おまえ。

「んでね~、この前、知ったんだけど、亀は万年、生きないんだね」
………は?
「ず~っと、亀って一万年生きるもんだと思ってたんだよ。
 いやまあ、鶴が千年、生きないだろうとはわかってたんだけど」

世界最高齢のカメが175歳の誕生日を迎える(ロイター)

というのがニュースになってたんだから、200年も難しいみたいだな。
どっちにしても、そこいらの亀が、
日本列島が出来た頃から今までずっと生きてきたもの達なのか?
と考えてみれば、己の感覚の無謀さが実感できるのではないか。

と、そのような娘に、昨日、新たな展開が、あった。
「ねー。日曜日、Tくんと遊んでもいい?」

彼氏か!?

「三年生のときも遊んだの、覚えてない?今、隣の席なんだよ。
 昨日、遊ばんか、って言って、電話番号、くれた。
 Tも(←呼び捨てだ)たまごっち、持ってるんだって。
 うん、ほかの人は来ない。ふたりで遊ぶの」

そのTくんのことなら、私も知っている。
とてもカワイイ顔をした、愛嬌のある、小柄な子だ。
お母さんが参観日に来ると、彼が喜んで飛びつき、
その腕にぶらさがっていたのを、
私は微笑ましく目撃したことがある。

Tくんは、うちの娘が女子である、ということを、
もしかしたら理解していないのではないかと心配になった。

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きょう・明日は、土日だ!
どんな役所もこの二日間は窓口が休みだ。
こちとら、やろうったって何も出来やしないんだっ。
ざまーみろっ!

と、何に対して勝ち誇っているのか不明な、わたし。

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さすがに疲弊して来た。
が、手続き関係はあと一息だ、という思いを励みに、
私はきょうもまた、役所巡りを再開した。

まずは広島法務局。
舅が所有していたのは佐伯区の宅地だけでなく、
もうひとつ、非常に小さいのだが南区のほうに土地があり、
それの登記簿謄本も取らなくてはならない、ということに
昨夜気づいたので、私はまたしても登記部門に出向いたのだ。
行ってみてわかったのだが、土地だけが登記されていて、
建物の方は未登記だった。
だからどうなる、というのは私には不明だったが(^_^;)。

それから、いよいよ社会保険事務所に行った。
用意して来た膨大な書類を提出したら、
「住民票、これじゃないんですよ」
とクレームをつけられた。
私が取って来たものは、『除票を含む』になってないから、
使えないのだという。
舅の名前が抹消されている跡があるからこれでいいかと
私は思い込んでいたのだが、社会保険事務所の話によると、
舅の名前が01欄に書いてあって、何年何月何日に死亡した、
ということが明記されている住民票でないと駄目なのだそうだ。
それ、知らんかっとってんちんとんしゃん。

そーゆーことはすべて、私が持参した戸籍謄本でも、
死亡診断書の写しでも、両方で完全に確認可能だと思うのだが、
なぜこのうえ住民票がそれでなくてはならないのか謎だ。
出直すのはいやだ、と私がシブい顔をしたので、
担当の女性は、
「それでは、住民票のほうは、後日、取り直して頂いて、
こちらには郵送ということにして、きょう、手続きをします」
と言ってくれた。当たり前だ、忙しいのに二度来てたまるか。

さてその手続きがまた、大変なことだった。
何に使うのか既に確かめる気力もないが、書類が6枚あり、
私はそこに、舅の氏名と、姑の住所氏名(要フリガナ)と電話番号を、
それぞれ8回ずつほど書かされた。腱鞘炎になりそうだった。

帰宅したら、某区役所保険年金課から留守番電話が入っていた。
私が請求した葬祭費のことで話がある、という。
指定された番号にかけなおしてみたら、担当の女性が出て来て言った。

「ご請求の葬祭費のことなのですが。大変ご迷惑をおかけしますが、
もう一度、おいで頂けませんでしょうか。
当方のミスで、ご印鑑を、一カ所、頂くのを忘れておりまして・・・」

あ~?聞こえんなあ

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朝から広島法務局に行った。
まず、戸籍係で舅の死亡届の写しを貰った。
・・・と書けば一行なのだが、
申請書のほかに、舅と主人と私の関係が確認できる戸籍謄本、
私の身分証明書、印鑑、等が必要だった。
やっぱりいきなり行っていたら無駄足になるところだった。
唯一良かったのは、証書代などを一切取られなかったことだった。

次に同じ法務局の登記係の部屋に行き、
佐伯区の舅宅の土地・家屋の登記簿謄本を取った。
これがないと主人の名前で登記し直すことが出来ないのだ。
佐伯区だから廿日市法務局に行けと言われるかとビクビクしたが、
オンラインで取れるということがわかり、助かった。
登記簿謄本を出して貰う際、登記印紙代2000円を徴収された。

それから佐伯区役所まで出かけた。遠かった。
ここの年金保険課で、舅の国民健康保険証を返却し、
新しく姑の保険証を作ってもらい、
併せて、火葬代40000円の返却の申請をした。
この手続きの際に必要なものは、国民健康保険証と火葬許可証、
印鑑、葬儀を執り行った者(主人)名義の預金口座番号、
ただし郵便局口座だけは駄目(←なぜ!???)。

最後に、佐伯区役所課税課へ行って、
姑の平成17年度所得証明書の発行を申請した。
舅の厚生年金を遺族年金に移行する手続きに必要だからだ。
所得証明書発行の際に求められるものは、
委任状・姑と私の印鑑・私の身分証明書。
やっと出てきた所得証明書には、当然のことだが、
所得金額 0円」と明記されていた。

さて明日はもう一度、広島法務局に行くことと、
社会保険事務所に行くことだな。

つづく。

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社会保険事務所に言われて、
厚生年金の遺族年金移行の手続きに必要だからと、
舅の死亡診断書コピーが、原本と相違ないことを証明して貰いに、
某区役所まで行ってみたらば、
まず、そういう「コピーに証明をつける」などという手続きは無い、
と断られた。役所で出来るのは死亡届の写しを発行することだそうだ。

だったら、それでいいから発行して下さい、と言ったのだが、
今度は、死亡から一か月を経過した人の死亡届は、
既に区役所にはなく、こういう証明が出せるものかどうかは、
法務局に訊いてくれ、とハネられた。
しかも、法務局でもすぐ出せるかどうかわからない、と区役所は言った。
これから法務局に電話して必要書類を尋ねてみろ、と。

・・・わたし本当に怒りますよっ

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