昨日は、郵便局と銀行に行った。
舅の口座がそのままになっているので、
姑と主人とがそれを相続する手続きが必要だったからだ。
それぞれ微妙に必要書類が違い、金融機関独自の書類もあるので、
昨日は手続きそのものではなく、書類を貰うことが目的だった。
まず、郵便局のほうは、7種類の書類が必要だと言われた。
1.名義書換請求書
2.相続確認表
3.相続人全員の印鑑証明(最近30日以内発行のもの)
4.代表相続人の身分証明(保険証、免許証など)
5.死亡届け書(非課税口座を持っていた場合)
6.舅が結婚してから亡くなるまでの、途切れていない謄本
7.相続人代表からの委任状・私の身分証明
我が家の場合は、相続人が姑と主人しかいなくて、
舅の生前からこのふたりが相続することは確認済みだったので、
遺産分割そのものに関して不明瞭な点は全くなく、
要は書類を揃えるだけの話ではあるのだが、
しかし、それだけでもあれこれ請求したり記入したりの労力は、
本当に、想像を絶するものがあると改めて思った。
このうえ、もし相続人が大人数で、皆で揉めたり、
なかなかハンコが揃わないなどの問題が重なっていたら、
相続関係の手続きだけで過労死する人が出そうだ(^_^;。
そしてまたそこから相続関係手続きが新たに派生したら、
もうドロ沼じゃありませんかね(爆)。
ひとりっこは寂しいと言われるけれども、
こういうときだけは有り難いとしみじみ思った。
さて、次に、某銀行。こっちは9種類の書類が必要だと言われた。
1.舅の、出生以来死亡までの、途切れない戸籍謄本
2.相続人全員の印鑑証明
3.顧客カード
4.共通印鑑票
5.非課税貯蓄者知謀届出書
6.相続関係依頼書
7.相続預金名義変更届
8.有価証券の名義変更依頼書
9.上記の保護預かり口座設定申込書
私は、最初、充分に用心して、名乗らずに、ただ、
相続関係の書類が欲しいとだけ言ったのだが、
銀行は勿論、そんなものをそのまま帰らせるお人好しではなく、
「で、どなたがお亡くなりになったんですか」
とキッチリ確認してきた。
銀行口座は、死亡発覚時点で止めなければならないからだ。
舅宅の光熱費などの自動引き落としに使っている口座なので、
私はできれば、舅の口座を止めて貰いたくなかったのだが、
ここまで来て、
「いえ、まだ誰も亡くなってないんですが、一般論として」
などと逃げる訳にはいかないので、私は観念して正直に言った。
これで、相続関係の書類が全部揃って手続きが完了するまで、
舅の口座は誰も手出しが出来ないことになり(それは結構だが)、
水道代・ガス代・電気代・電話代、等々は、すべて、
関係各所が口座振替をしようにも出来なくなるので、これからは、
『引き落としできません』
と、順次、舅宅に連絡が来ることになるだろうと思われた。
これらには、私たちがコンビニ振り込みなどのかたちで、
しばらく対処していかなければならないのだろう。
銀行巡りのあと、姑がつい先月までいた、K苑に寄った。
バスで一時間もかかり、辿り着くだけでヘトヘトになった。
ここでは、姑が入所中に、舅が亡くなっていたので、
姑名義の国民健康保険証を作って、提出せねばならなかったのだが、
手続きがつい先日まで出来なかったため、昨日、
ようやく新しいのを出して確認して貰うところまでこぎ着けたのだ。
それから、再び、バスに乗って、今度は姑が今居るT園まで行き、
ここでさきほどの国民健康保険証を提出した。
急病のときなど、園から病院に行くので、
本人名義の保険証であれば、園に預けておくことになっているのだ。
姑は、私を見ると、いつものように満面ニッコリだった。
私「おかーさん、元気ですか?」
姑「あの人?」
私「いえ、○○子さん(姑の名)」
姑「わたし?私は元気よっっっ」
姑は本当に良い笑顔で、声も大きく、このうえなく健康そうだった。
先日など、介助の人がいないときに、
自力で車椅子から降りようとして、尻餅をついたそうだ。
ちょっと前まで寝たきりだったのにな~(^_^;。
ばーちゃん、元気りんりんになって良かったね。
じーちゃんが、何か手を貸してくれているのかな?
でも昨今は、ワタシのほうが、過労で青息吐息(^_^;。
お正月に備えて、体鍛えておきますっ
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