昨日から急に気温が下がった。
そうしたら、主人の膝が痛くなった。
もともと肥満した体に耐えかねて膝関節が悪くなっていて、
もう何年も前から、痛くなるたびに整形にかかって来たのだが、
10日に娘と二人、自由が丘や原宿など歩き回ったのがこたえた上に、
広島に帰って来た途端にこの寒さで、急激に痛みが増したそうだ。
昨日今日、じっとしていれば痛まないが、階段の昇降などは痛くて出来ず、
なんかの拍子にメキ!と膝が全壊するのでは、という恐怖感があるそうだ。
しゃがむのが危険なので、昨日今日は私が着付けを手伝っている。
「いずれ、こーやっておかーちゃんに介護されるんかねー」
と、昨夜など苦笑いのころもんであった。
そういえば、以前、叔父が階段から落ちて怪我をし、
一時的に手が不自由になったことがあって、叔母が、
「あのときは毎日、ズボンのチャックをあげてあげよったんよ。
わたしゃ一生、チャックをあげるんかねと思うたらナサケなかった」
と述懐していたことがあった。
叔父のは幸い、理由が外傷だったので、時間とともに回復し、
叔母は今はもう、叔父の社会の窓のことは気にしていないそうだけど。
さて寒くなって痛くなったのは、主人の膝だけではなかった。
なんと、昨日の朝から、私の、左足のくるぶし付近に鈍痛が蘇り、
歩くとぱきぱきと音がするようになった。
これは、2005年12月にヤった剥離骨折の古傷だ。
『骨が微妙に内側に寄ったかたちでくっついたので、
動きに支障はないが、数年経っても寒いときなど痛むだろう』
と医師に予言されていたのだが、全く、その通りになった。
更に、昨日の午後、実家の母がメールして来た。
『寒いですね。年末のギックリ腰が、ほとんどなおっていたのに、
この寒さでぶり返したようです。がっかりしています。
腰痛がひどいので、がに股で暮らしています』
がに股の大ばーさんと、膝が痛くてぱんつ履けないオジさんと、
足首が鳴って目がまわって肥満しているオバさんと。
……一体、誰が誰を介護できるのか、難しい問題だな。
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