きょうは、だるかった。
もともと、風邪がなおりきっていないし、このだるさは、
熱が出る前に体の節々がうずく感じに似ているように思ったが、
かと言って検温しても熱は全くないので、
だるいのが風邪のせいなのか、天気のせいなのか、
まだほかに理由があるのか、自分ではわからなかった。
そこへ、昼に一旦、帰宅した主人も、きょうはなぜか、
「だるい、寝たい、しんどい」
を連発し、眼精疲労がつらい、とも訴えていた。
それで主人には、とりあえずロキソニンを一錠、渡した。
また午後になって娘まで、眠くて眠くて我慢できない、
と言い出した。
幸い、夕方になって帰ってきた主人は、
ロキソニンの御陰で物凄くスッキリしたと言って、上機嫌だった。
娘も、ソファで半時間ほど惰眠を貪ったので目が覚め、
夕食のカレーを、うまいうまいと完食した。
それで私も少し元気が出てきて
(だいたいが料理さえ済めば、私はそれだけで結構、明るくなれる)、
A高校から保護者に出された「宿題」を片付ける気になった。
それは、我が子に宛てた、「保護者からの手紙」を書くことだった。
A高校では毎年、新1年生の合宿が4月下旬に行われるのだが、
予め保護者が書いて厳封し、学校に提出しておいた手紙を、
生徒達は宿舎に入ってから受け取り、開封し、読んで、
それについて、自分たちも作文を書くことになっているのだそうだ。
先日の卒業礼拝のあと、保護者への連絡事項というかたちで、
新高1生の合宿行事のことや、その保護者からの手紙の件が
学校側から詳しく説明され、校長先生がそのときに、
「飽くまで、お子さんを励ます方向で書いて下さい(笑)」
と念を押すように仰った。
つまり、お前は勉強しない・なんべん言われても整頓しない、
みたいな、いつものお小言ではなくて、
「こんな夢を持って、アナタを育てました」とか
「こういうところがアナタの良いところなのだから、頑張って」
等と、子供に前向きな気持ちを持たせるように書くということだ。
考えてみたら、これは、ほとんどの子にとって、我が親から貰う、
初めての、あらたまった手紙となるのかもしれない。
毎年、宿舎でこの手紙を読みながら、涙を流す子も少なくないそうだ。
「初めて両親の気持ちをしみじみと感じた」
「ありがたいと思った」「一生の宝物だ」
と感激を口にする生徒も多いということだった。
「まあ、いつまで、もつかは、わかりませんが」
と校長先生は、とんでもなくホントウのことも、併せて仰っていたけれど。
ってことで、泣かせる力作を、一丁、書いたった。ふふんっっ
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