転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



7月17日にウォシュレットが壊れて水勢調節が出来なくなり、
メーカーのサイトで調べたら、既に約10年前に製造終了した型番で、
一体型で、ウォシュレットのみの交換ができない機種だったため、
改善したければ、便器本体を買い換えるほかないことが判明した。
どのみち、もとのトイレの部品取り扱いが2020年で終了する、
という話は、マンションの住人同士の会話でも去年から出ており、
何らかのかたちで、そう遠くない時期に、
トイレ・リフォームをすることになるとは思っていたのだが、
まさか、このタイミングで壊れるとまでは、予想していなかった(^_^;。
それで、だったらいっそ増税前に全面的にやるか!と思い立って、
以後、諸々の手数がかかり、それはそれは様々に紆余曲折あったのだが、
昨日、ついに、ついに!工事完了した!
我が家のトイレが、完全に、生まれ変わった(T_T)!!

これまでのトイレは、13年前にマンション購入を決めたとき、
契約時期が遅くて、既に内部の変更はできない段階になっていたので、
本体機種も内装等も、標準規格をそのまま受け入れたものだった。
当時は私自身も今ほど細かい希望を持っていなかったし、
官舎を出られる!というだけで感動していたので、
新築分譲マンションのトイレには単純に満足していた。
(↓の写真が、入居時のレイアウト)
 

しかし、あれから年月を重ね、私も多少なりとも目が肥え、
自分なりの理想も出来たし、知識も増えた。
上背のない私には、天井付近の収納は使いこなせないとわかったし、
手洗いカウンターの掃除のしにくさに不満を覚えるようにもなっていた。
それらを、リフォームの機会が得られた今回、ぜひ改善したいと思った。
更に、トイレは非常に狭い、限られたスペースなので、
インテリアで遊ぶには予算的に最適な場所でもあった。
壁紙ひとつにしても、6畳を仕上げるのは桁の大きな話になるが、
トイレの面積であれば、ちょっと良いクロスでも手を出せる。
輸入壁紙になると、トイレでは水ハネが不安ではあったが、
私は掃除がことのほか好きでもあるので、
気をつけて使う+手入れを怠らない、という方針でやってみようと、
ここはデザイン重視で思い切ることにした。

まずは、主人と二人で7月21日に某電機店に出向いて、
店頭に置いてあるタンクレストイレについて、
メーカーごとの特徴や値段など説明を聞き、およその型番を決めた。
それから、タイミング良くお盆前に娘が帰省していたので、
かねてから彼女の色彩センスを頼みにしている私は、
8月8日にインテリアショップに彼女を伴って出かけ、クロスを選んで貰った

昨年来お世話になっているショップのマダムと話し合い、
娘が選択したのは、ウィリアム・モリスの「クリサンテマム」と、
その中の一色を取った無地との張り分けになる組み合わせで、
「トイレは寒々とした印象になりがちなので、敢えて温かみのある色に」
というのがその理由だった。
私が選んでいたら、全面、白地に青の小花模様等になるところだったので、
やはり自分と異なる感覚を取り入れるのは大切だと思ったことだった。

8月11日に、某電機店リフォーム部門の営業の方に自宅に来て頂き、
現場を見て頂くとともに、壁紙については希望の品番があることを伝え、
その方の紹介で、今度は8月18日にTOTOのショールームに出かけて、
先日、店頭で選んだトイレ+ウォシュレットの機能を確認するとともに、
「空間全体をなるべく広く使えるようにしたい」
「脚立に乗らなくても収納が活用できるようにしたい」
を条件に、手洗器・紙巻器・収納棚・タオル掛け等を選び、
リフォームとしての全体のレイアウトを考えて貰った。

ここでの見積もりを持って、某電機店の担当の方と再び話し合い、
家電類については店頭価格に合わせて見積もりし直して貰い、
同時に、クロス張りやトイレ本体・棚・紙巻器・手洗器などの
内装や据え付け工事・電気水道工事関連の手配をして貰った。
話の発端は7月下旬だったので、時期的に「増税前に施工完了」するのは
たいして難しくないだろうと思っていたのだが、
私も業者さんもともに、いつでも体が空いている訳ではなく、
日程調整が大変で、最後は結局、9月第4週にまで縺れ込んでしまった。

先にインテリアショップで決めたクロスの品番と壁面デザインについては、
予め、某電機店を通じて施工業者さんに伝えてあったのだが、
腰上は輸入壁紙52センチ幅のを接ぎ合わせ、
腰下は国産ビニールクロスでオリーブ色の無地を張り、
上下の境には見切りのジョイナーを付けて欲しい、
と込み入った内容だったため、内装工事の方には
大変に手数のかかる作業をして頂くことになってしまった。
昨日は朝7時40分に開始、内装だけで午後4時近くまでかかり、
そのあと設備工事の方にバトンタッチされたのだが、
完成したのは夜8時頃になってからだった。まさに一日仕事!
本当に本当に、ありがとうございました~~!!!

嗚呼。何はともあれ。
今、我が家のトイレは美しく光り輝いている。
他のいかなる部屋と見比べても、
トイレだけが極端にクラシックで、英国風味になった(爆)。

         


追記:朝早くから夜までトイレが使用できないのは、
住人である私にとって、ややツラいものは、あった(^_^;。
午前中に一度、1階の管理人室のトイレを使わせて頂き、
夕方には近所のコンビニに行ってトイレを借りた。
最寄りコンビニまで徒歩25分、の実家の村だったら
このような工事は出来ないところだった(汗)。
尤も、田舎家は広いのだけが取り柄なので、トイレだって、
外の納屋の横のも合わせれば家族の人数分あったりするんだが(爆)。

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