転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今朝、我ながら信じ難い感覚の変化だと思ったのだが、
リーグ優勝連続3年となると慣れが生じて、まるで年中行事のように、
「さて、きょうは優勝決定の翌日だから、朝のうち新聞を買いに行って、
ついでに○○と○○の店頭をチェックして、それから……」
と、自分の中で手順が既に出来上がっていたのであった。
なんと不遜な話なのだ!カープのリーグ優勝に「慣れた」などと!!

勿論、わたしは体験的に知っている。
このような浮かれ気分など、全く永続的でもなんでもなく、
途切れたら最後、次は25年後かもしれない、ということを(爆)。
ゆえに、私はこの3年、軽薄だろうがなんだろうが、
毎回、このお祝いムードを味わい尽くすことに決めて、やって来た。
今年は尚更、肝に銘じて噛みしめなくては。
巡ってきたものは、逃さない。祭りは、今だ(笑)。

「また」は無いのさ
(byルイ・バランタン『琥珀色の雨にぬれて』@1984年宝塚歌劇団花組)

ということで、今朝は仕事に行くついでもあり、まずは広島駅から攻めた。
カープ優勝が第一面の、スポーツ新聞5紙セットと地元・中国新聞が、
駅の正面入り口のすぐ横で、大量に売られているのだ。
私は一昨年は、家の近所のコンビニで買いあさったが、
駅でこうして売られているのを、去年の優勝時に知った。
記念の赤い収納袋もついていて、なかなか親切だ(笑)。



JR広島駅構内も、優勝、3連覇を祝うポスターや飾り付けでいっぱいだった。
各所の壁に大きなポスターやボードがお目見えし、
多くの人達が立ち止まってスマホを構え、
家族や友人同士で並んで、記念撮影をする人達も後を絶たなかった。
街のお祝いムードを取材しに来たテレビ局も、あちこちに居て、
私は映りたくないため(^_^;、カメラを避けて歩くのにやや工夫が要った。



コンコースのカウントダウンボードは優勝お祝いボードにお色直しされており、
これは改札を入らないと正面から見ることができない位置にあるので、
私が通りかかったときなど、「写真を撮りたいので入らせて欲しい」と、
駅員さんに訴えている男性が居たりした。
許可にならず、押し問答をしばらく続けていた様子で、
詳しい事情は不明だったが、入場券を買って入れば良かったのでは……???




広島三越のライオンは、今年は赤いビジターユニを着て、
「三連覇」の書を背景に、優勝を祝っていた(笑)。
テレビニュースで観たが、広島三越のくす玉割りを担当されている社員の男性は、
カープ初優勝のときからすべての優勝セールに立ち会って来られた方だそうで、
今年で定年を迎えられるため、今回が社員としては最後の優勝セール、
とのことだった。
(これを聞いて主人が「三越ってそんな昔からあそこにあったっけ」と言うので、
Wikiで調べてみると、広島三越の開店は1973(昭和48)年とあった。
カープ初優勝が昭和50年なので、開店してすぐ、最初の優勝セールがあったわけだ。)



福屋八丁堀店は、普段でも各種カープグッズの販売があるが、
きょうからビールかけTシャツが正面玄関入ってすぐのところで売られ、
大変な行列ができており、カープユニ着用の店員さんが交通整理(笑)されていた。
温度計を模したカウントダウンボードは、完成して優勝バージョンに。
思えば、この店舗は開幕の頃から、電停沿いの壁に
「3連覇目指して 頑張れカープ!」の看板を掲げ、
私は八丁堀界隈を通りかかるたびに、「あるワケない(^_^;」と思っていたのだが、
本当に、三連覇してしまった………。
私が間違っていました、悪ぅございました<(_ _)>。



ほか、もみじ銀行本店は今年は丸選手の特大写真つき。
広島信用金庫八丁堀支店は、例年どおり壁面いっぱいの真っ赤な「祝」、
加えて、道路沿いの全面ガラス窓にも祝勝ポスターが。



アーケード商店街もカープ一色だ。
本通り、金座街、えびす通り、中央通り、……それぞれに趣向を凝らした、
カープ優勝祝いのバナーやポスター等が続いている。




行った先も、帰って来てからも、街じゅうカープが溢れていて、
応援歌がひっきりなしに流れ、どこもかしこも優勝セールで大賑わいだった。
そういえば今年は、私の知る範囲内ではCS進出お祝いセールは、
無いに等しい状態だったように思うのだが、違うだろうか。
リーグ優勝のほうを当然だと、地元でも思うようになったのか。
また、過去3年とも、カープのリーグ優勝は割と早い時期から見えていて、
各所・各社とも優勝イベントの予定が立てやすかったのだろうが、
もしこれが、10月になってももつれ続ける優勝争いだったら、
どうなっていたのだろう(^_^;、……と、ふと思ったりも、した。

ともあれ無事に地元優勝の日を迎えられ、まことに、めでたいことだった。
このような時代に広島市民であった幸運に感謝しつつ、
しばし私も、祝賀ムードに浸ろう(^^)。





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