転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



カレンダーでは「母の日」ということで、
好みの色合いの、切り花のカーネーションを自分で買った。
実家には、すぐ飾れるようにカーネーションのアレンジを贈ったのだが、
母からは、特に着いたとも何とも言って来なかった。
別に礼を言われたくてやっているのではないが(^_^;、
無反応だと無事に生きているのかと(爆)心配になる。
なんしろ、先方は88歳だからして。
……改めて、物凄い年齢だな(爆爆)。
まあ、高齢とは言え、父87歳と母88歳が二人で一緒にいるのだし、
実家には平日は毎日ヘルパーさんが来て下さっているのだから、
様子が変わっているのに私に全く知らせが来ないというのは考えにくい。
私自身、昨年から実家には週に一度は行っており、
どのみち、数日後にはまた顔を見ることになっている。
花が到着しているのかどうかも、そのときに判明するだろう。

夕方から夜にかけて、少し時間があったので、娘の部屋を片付けた。
この3月に、娘が横浜から東京に引越したとき、
大学時代に使った本や読まなくなった漫画などを
ダンボール箱10個ほどに梱包して、こちらに送って来たのだが、
私はそれらを受け取って娘の部屋に押し込んだまま、今まで放置していた。
娘からは、「触るな」とも「片付けておいて」とも言われていなかったので、
次に帰省したときに自分で仕舞えばいいだろう、と思っていたのだ。
しかし、再来週、うちにエアコン清掃業者さんが来られることになり、
娘の部屋にも一台あるので、その周辺を片付けておく必要が生じた。
それで仕方なく、きょうは箱を開けて、中身を本棚に移す作業をした。
法律の本や辞書、コミックス類、それに衣類が少し入っていた。
どれがどういうものだか、見てもわからないし吟味する趣味もないから、
とにかく出て来た書籍類は全部、娘の部屋の本棚に並べて入れ、
衣類はクローゼットに収納した。

クローゼットを開けたついでに、中にほったらかしにされていた、
娘の高校時代(爆)のサブバッグやリュックなども中身を調べた。
こちらは、機会があれば整頓して貰っていいと、
娘本人に以前から言われていた。
カビた何かが出て来たりしたらイヤだなと思っていたが、
ティッシュやタオルハンカチ、メモ用紙にシャーペン、
くしゃくしゃになったレシート、などが少々出て来ただけで、
娘の昔のカバン類の内容は、たいしたことはなかった。
娘は本当にフシギなヤツだ(^_^;。
癇性に片付けたりしているわけではないのに、
娘の部屋や持ち物には、常に漠然とした秩序が保たれている。

ただ、こうして久々に整頓したお蔭で、漫画『斉木楠雄のΨ難』第6巻が、
娘の使い古しのショルダーバッグの底から発掘され、主人が大変喜んでいた。
どこに行ったのかと、ずっと不思議に思っていたのだそうだ(^_^;。
きっと娘が、どこかに出かけるときに読み物にするのに持って出て、
そのままバッグから取り出すことなく、忘れていたのだろう。

私もまた、娘の別のリュックから、オペラグラスを掘り出した。
これまた、T.M.Revolutionのライブに行くときに貸してやって、
そのまま返却されることなく、私も忘れ去っていたものと思われた。
6月の、あらしちゃん(尾上松緑)の『名月八幡祭』@歌舞伎座を前に、
オペラグラスが発見されたことは、めでたかった。
細部までよく観て来い、との道楽の神様の仰せに違いないと思った。

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