転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



転妻「もう退路は断った!」
転夫「こうなったときのヤツの強さは、半端ねぇ!」

……と昨日は二人で、さんざんはやし立てて待っていたのだが、
娘のセンター試験は、良くも悪くも大した意外性なく終了し、
ほぼ、本人が予測していた通りの結果になったようだった。
奇跡は起こらなかったが、そのかわり大事故も無かったので、
結果は結果として粛々と受け止め、あとはお祈りして待つのみだ。

このセンター得点の評価がどうなるかは、全体の平均点次第なので、
数日後に出る判定を参考に、心の準備をしなくてはならない。
そして、もしそれが良くなくても、もう済んだことには拘泥せず、
今は何より、マークシート化した頭をサッサと切り換えて、
今度はいよいよ本命の私大入試のために、最後の勉強を頑張るのだ。

ちなみに昨日、娘が帰ってきて言うことには、
今回は、英語と国語が難しく感じた・リスニングは割と素直だった、
『フエーヤ…チョッ!』『スピンスピンスピン』
がとてもとても心に残った、……とのことだった。
センター試験の現代文「フエーヤ?フエーヤ…チョッ!」
「スピンアトップスピンアトップ」が受験生の中で話題に
(Togetter)

それと、娘は日本史のとき、時間が余って余って困ったそうだ。
そんなによく出来るのか!と思って頂けそうだが、そうではなく(爆)
ああいう暗記ものは、わかっているところを埋めてしまえば、
あとは長く考えたからって解けるものではないので、
勉強していない箇所・覚えていない事柄に関しては、
適当にマークする以外に、やることがないのだった。
日本史Bは全部で36箇所しか塗るところがないにも関わらず、
試験時間が60分もあり、娘は30分以上、余らせてしまった。

それで、所在なく、まず日本史Aのほうの問題を覗き、
それから問題冊子の先頭に戻って、世界史Aのページを開いてみた。
……途端、娘は噴出しそうになった。
そこには、『会議は踊る、されど進まず』の風刺画が載っており、
ウィーン会議(世界史の窓))
あまりにも脳天気にお遊戯する皇帝たちの姿に、
試験中にも関わらず娘の腹筋は激しく震えた。
中でも、がに股でエメリウム光線を出そうとしている、
フリードリヒ・アウグスト1世の姿は圧巻としか言い様が無かった。
娘は、すべてを捨てて呵々大笑したいのを必死で堪えた。
……ということだった。

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