転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・今朝のニュースで、血液センターだかどこかに保管されている血清で、
新型インフルエンザの抗体がどの世代に有るか無いかを調べたら、
現在80歳以上の人たちでは60パーセント前後の人が、
抗体を持っていることがわかった、と言っていた。
どういう抗体検査をしたのか、ニュースで内容までは言っていなかったが、
一般的には、抗体というのは、年月を経ると弱まることが多いので、
過去に罹った人でも、抗体を維持できていない場合は検査で陰性になる。
そう考えるならば、80歳以上の人たちのうち、当時、実際に罹患した数は、
本当はもっと多かった可能性があると思う。
もしや今回のは、実は全然、新型なんかではなく、
思いっきり旧型インフルエンザなのでは?
あんまりお久しぶりだったので、若い世代は未経験だったという・・・

・主人が今朝、地元病院の整形外科に行った。膝が痛かったからだ。
もともと、主人は膝と腰が弱いのだが、ここ一週間ほど特に左膝が、
どうかするとハズれてしまいそうな、痛みと違和感があって、
「半月板、損傷したんと違うか」
と本人は言った。
半月板損傷と言われると、私はなーちゃん(大浦みずき)を、
連想せずには、いられなかった。
彼女が、宝塚花組の二番手男役だった頃に、
前々から具合の悪かった膝が、舞台でいきなり「パッコン!」と言って、
それきり動かなくなった、という事件が、あったのだ
(彼女はこの半月板損傷のために、トップ就任目前にして半年以上、休演した)。
主人は見たところスタスタ歩いており、パッコン言った気配もないので、
アナタの半月板は無事ですと私は診断したのだが、
主人は信用せず、行けるときに行かねばと受診することを決意した。
結果、別にどうもなっていなかった。軟骨がやや減っていた程度だった。
湿布と内服で痛みを取り、筋肉を鍛え減量するほかないとのことだった。
一言も無いでブヒね?

・その、なーちゃん、こと大浦みずきさんの話なのだが。
春先に、胸膜炎で舞台を降板し、療養されていたなーちゃんだったが、
このほど、舞台出演の予定が決まったようだ。
ダンスシアターGIGEI-TEN3「なつめの夜の夢」
公演予定は来年の1月で、上記イープラスの案内文によると、
『1部は詩の朗読とパフォーマンスで綴られる「わたしがこどもだったころ」。
2部は、パワー全開のダンスレビューショー「√Dance3」』とのことだ。
飽くまでも私の予想に過ぎないが、病気療養だったことを考えれば、
いきなり全面的なダンス公演への復帰は大変だろうから、
今回のは、主として朗読のほうに出演されるのではないだろうか。
仮にそうでも、舞台に出ようという段階まで回復されていることを知り、
とてもとても嬉しく思った。

・もうひとつ、なーちゃんに関係のある話題。
先日、作家の庄野潤三氏が亡くなられたとき、
少女時代から親交のあったなーちゃんのコメントが、新聞に出ていた。
訃報:作家、庄野潤三さん死去 88歳(毎日新聞)
『▽女優、大浦みずきさんの話 亡父(作家、阪田寛夫)とのご縁から公演を熱心にご覧くださり、もう一人の父親が見守ってくれているようで、心強く思っておりました。いつも優しく厳しい目で見てくださり、幸せでした。本名(なつめ)も芸名も付けていただき、名前に恥じないよう、一生懸命生きていこうと思います。心よりご冥福をお祈りします。』
庄野潤三氏は、宝塚時代もそれ以後も、なーちゃんの舞台を
御夫妻で、常に暖かく応援して下さっていたとのことだ。
今頃は、天国で、阪田氏とたくさんお話をされていることだろう。

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