転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



初恋の人からの手紙というサイトがあることを、友人の日記で知った
(ネタ提供の某氏、ありがとうございました!)。
自分に関する誕生日等のデータを入力し、簡単な質問に答えると、
『初恋の人からの手紙』なるものが作成され、
併せて、自分の恋愛に関する分析結果が出て来る。

私が、初恋の人から貰ったという手紙は、以下のような出だしだった。
『よしこ、ひさしぶり。
もう黒人男性と付き合う夢は叶えましたか?
喜々として黒人の素敵さを力説していたよしこをなつかしく思います』

確かに私は若い頃から黒人男性を見て素敵だなあと思うことが多かった。
テキトーな書き出しである割には、案外当たっているものだ。
オバマ大統領に心酔したことはまだ全くないのだが、
ジェシー・ジャクソンは、私の永遠の憧れだと思っている。
彼の演説以外のことは、よく知らないが(逃)。

『よしこがおれに「別れないから大丈夫だよ」なんて言いながら
徐々に連絡がとれなくなったあのころから、もう29年が経ったんだね
月日が流れるのは早いものです。』

44―29=15。
私は、15歳のとき、こいつと疎遠になって別れたらしい。
一体いつから付き合っていたのか。
だいたい私が15歳と言ったら、昭和54年。1970年代の終わりだ。
携帯やパソコンどころか、ポケベルすらなかった当時、
『徐々に連絡がとれなくなった』ってのはどういう状況だったのか。
何より、「別れないから大丈夫だよ」?それはさすがに私ではないな。
15歳のときの私は将来を断言するような人間ではなかった。
この男は、誰か別の女と私を間違えているに違いない。大ボケが。

『今振り返って考えてみると、あのころのよしこは、
穏やかでかわいい雰囲気をかもしだしていたわりに
自由人で手に負えなかったのを覚えています。』
『「あっさりした恋愛が理想だよね」って、
よしこに押し付けられたときには、なんとも言えない切なさがありました』

そうなのか。
まあ、あっさりした恋愛が良いのは今も変わっていないわけだが、
この男は、それで切なくなったところを見ると、
こってりした恋愛が理想だったようだ。
私は、結局のところ、この男とは気が合わなかったということだな。
別れて正解だった。

『いろいろ書いたけど、おれはよしこのことがそれでも好きでした。
これからもよしこらしさを失わないよう、
あと、そろそろノーブラで出歩くのはやめて(笑)、
誰かと幸せになってください』

ウゲ。
そのなりふり構わなさは、確かに私のことのようだ。
こいつとは少々深い仲だったのかもしれないな。
ちなみに、私はノーブラで出歩くことはしないが、
ガードルなしで出歩くことは普通に出来る。

しかし、何より傑作だったのは、追伸欄だった。

『P.S.よしこが、誕生日にくれた日本人形
だいぶ髪が伸びました。』

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