転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



先日11月2日、A中高文化祭バザーが無事、終わったということで、
昨日は中2PTA役員の面々で「バザー反省会」をした。
と言ってもつまるところ、昼食会だ。
「反省」どころか、私も含めてほとんどの人は、
自分たちは、バザーをやりおおせて偉かった!と思っていたはずだ。

場所は役員代表の方が決めて下さった、某キャ○リィ・ロウだった。
広島としては、割と新しい店なので、参加者の多くは場所を知らず、
役員代表の方二名の自家用車に分乗させて貰って行った。
ご自身で運転して現地に行かれたお母さんのひとりは、
「場所に自信がなかったのでカーナビをつけたら、
当然のように東京のキャナリィ・○ウを案内し始めたので
殴ってやろうかと思った」
という話をあとでなさっていた。

行ってみたら、平日の昼だというのに、店内は既にいっぱいだった。
我々は予約だったから良かったが、大勢の方が外で並んで待たれていた。
しかも、そうしたお客さんは誰も彼もが女性客ばかりだった。
世の奥様方は大変に優雅な平日ランチをお過ごしということなのか、
あるいは近隣の会社などから車でやって来られるOLさんが主体だろうか。
室内だけでなく、ボートの見える海側テラスのテーブルまで埋まっていた。

ランチが始まり、出てきたお皿がNarumiで、途端に、
「これっっ!バザーで、あった!800円だった!!」
という話題になった。
何を見てもバザーが蘇り、値付けを始める私たちは既にビョーキだった。
それから、あの能面はどうなったかという話になった。
出品された品物の中に、今年は意表をツいた「能面」があったのだ。
中2のレジは通過しなかったようで、私も、もうひとりの金庫番の方も、
能面を見た記憶がなかったが、値引きセールの段階ではもう無かったから、
例年同様、変な(爆)商品ほど早い段階で売れたのではないかと思われた。
値付け作業のとき、受け取って中身を知らずにフタを開けたら、
中から能面がこっちを見ていた瞬間の、あの驚きと言ったらなかった、
と担当された方が言われて、またひとしきり笑った。

食事が終わって、話題は、去年と同じで、
「来年も役員、やる?どうする?」。
楽しかったのは間違いなかった。
こういうことでもないと、お母さん方と協力して何かをする、
という機会は滅多にないし、
忙しくとも可笑しいことが山ほどあり、最後には達成感もあって、
なかなか良い仕事だったと皆が言った。
何より、あんなに忙しい行事を大勢でやっていて、
衝突したり、カチンと来たりすることがただのひとつもなかったなんて、
本当に雰囲気の良い役員会だったと、昨日は改めて感謝した。

今年の役員15名中、昨年から引き続いて二度目だったのは、
私を含めて4名だったと思う。
あまりにも固定された顔ぶれになるのは良くないだろうから、
来年度もまた、今年の面々からいくらかは残って貰うと同時に、
新しい方々にも積極的に関わって頂けるといいなと思った。
負担になると考えて敬遠されている方も少なくないと思うのだが、
忙しいのは極論を言えばバザー時期だけだ。

4月初めのあの、クラスごとの役員選出の会議は、
毎年、どうも重苦しい雰囲気でイヤなものだが、
「楽しい!」「負担にならない!」
「クラスに3名いるのだから、忙しい人も補い合えば大丈夫!」
等々と強調し、来年はこれまでなさっていない方にも、
楽しみに感じて、引き受けて頂けるようであれば、と思う。
で、勿論、私はハズれるのだっっっ!!!

しかしこれは力説すればするほど自分のクビを絞めることにもなる。
ラクだ・オモシロい・負担ではない・良いことづくめ!
・・・なら、そんなに人に押しつけんと、またオマエがやっとけ、
というオチになってしまうからだ。

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