転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



たかこ(和央ようか)さんのSUPER MONKEYのポスターが
松竹のサイトにUPされたと、某氏の情報で知り、早速、見た。

SUPER MONKEY ~西遊記~
おお~、なかなか格好イイではないか!
男役の面目躍如という雰囲気だ。
退団直後の時期ではなくて今きた役だから良かった、
という意味のことを、ご本人がインタビューで語っていたが、
私も見る側の者として同感だ。
映画の茶々や、ミュージカルのヴェルマがあって、
そのあとに、こういう男役出身ならではの役が来る、
という順序が、とてもいいと思うのだ。


もうひとつ、ポゴレリチの昨夜のパリ公演が物凄かったと、
これも別の某氏の情報で、さきほど知り、
私は歓喜と興奮のあまり、鼻血が出そうになった。
メフィストワルツが大変なことになっていた、らしい。
やっぱり。私は曲目が発表になったときから、
彼が弾く以上、メフィストはタダゴトではないだろうと思っていた。
日本にもこのプログラムで来てくれないものだろうか。

しかし、欧米の演奏家は、大西洋のあっちで弾くのと、
極東まで来てから弾くのとでは、どうしても微妙に違うものらしい。
ヨーロッパによく行く友人が、そう言っていた。
ピアノ音楽は、本質的に、日本の湿度の中で芽生えたものではないし、
演奏家のコンディションも、長時間のフライトや気候の差異で狂うから、
日本に来ると、微妙にクオリティが目減り或いは変性するように思う、
というのが友人の意見だった。
とすると、ポゴレリチを日本でしか聴いたことのない私は、
もしかしたら、まだ、彼の本領を聴いていないということなのか。

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